座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

大般若会

2012-02-20 | 大般若会
2月26日(日)には 吉祥寺において 大般若会が行われます。

各地区の年番さん、役員さんたちに お世話になります。

見学も(多分、参加も!)していただけますので
お檀家さんでない方でも、どなたでも どうぞおいでください。







午後1時参集、練習を経て本番、という予定です。

1時までに 吉祥寺本堂に集まってください。












大般若経の転読をします。

(していただきます。)

(していただけます。)






大般若経の訳者は 三蔵法師、玄奘さんです。

   こちらはカラーですが



吉祥寺の玄奘三蔵さんは白黒です。






「玄奘」とか「三蔵法師」で検索すると 
夏目雅子さんの画像がいっぱい出てきます。



   

最近では こんな玄奘さんもいるようです。

カッコいいです(笑)。

『大唐見聞録』というマンガの主人公が、破天荒な玄奘さんのようです。

これ、持ってます!(爆)





3月の仏遊会は24日に変更になりました!

2012-02-20 | 仏遊会
3月の仏遊会は 24日(土曜日)の午後7時半からです。

今回は 仏教文学の朗読のCDを お聞きいただきます。

2月25日追記: 幸田露伴の『印度の古話』、田山花袋の『ある僧の奇跡』、中島敦の『山月記』の朗読を聴きます。

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仏遊会には どなたでも 参加していただけます。

どなたでも、どうぞ お越しください。

午後7時30分までに 客殿の大玄関からお入りください。

まず 本堂で座禅をしていただき、
その後 客殿でお茶を飲みながら、いろんなおしゃべりをします。

ニルバーナ

2012-02-19 | 年中行事
2月の中旬頃になりますと、
あちこちのお寺さんで「涅槃会」が行われます。

吉祥寺の住職も 昨日の午後は 涅槃会に出仕させていただくために
隣の市に出かけました。



お釈迦さまのお命日が 2月15日で、
この日に 「涅槃会」と呼ぶご法要をするわけですね。

お釈迦さまの入滅(死)を 涅槃(ニルヴァーナ)と呼ぶのです。
                       
                   




通常、ニルヴァーナという言葉を口にしますと、

アメリカのバンド → → → 

にかぶれた人か、

さもなくば、アヤシイ宗教にかぶれた人か、
と思われる時期が かつて ありました。



ところが、中瀬には、あっさりと

「ああ、ニルバーナ!」

と口になさる方が 予想外に多かった!



先々代からの布教活動が いかに盛んだったかがわかります。






さて、吉祥寺にある この涅槃図、




本堂にいつも掛けてあるのですが、
もっと詳しく見てみたい、と いつも思っていました。

今年は 少しずつ 細かく見てみようと思います。

どうぞお付き合いください。

額に入れてあって 表面が光ってしまうので
写真が撮りづらいなあ、と思っているのですが、

なんとかなるかな?



合葬墓、運用中!

2012-02-18 | 合葬墓
合葬墓が 使われ始めています。



先日 ようやく本尊さまが設置された吉祥寺の合葬墓ですが、
すでに使ってらっしゃる方々も。










白い布を被ったお釈迦さま。 花瓶、線香台もあります。









後継者のいらっしゃらない方。

事情があって お骨を引き取れない方。

すでに 中には 数体のご遺骨が安置されています。






東側から見たところ。   



   西側から見たところ。



  銘板がはめ込まれています。






後ろ側です。   

使われ始めてから すでに2度 お塔婆をあげさせていただきました。

間もなく安置される予定で、現在 本堂でお預かりしているご遺骨もあります。






ちょっとだけ、お顔をごらんください、ちょっとだけ(笑)。

          








サンスクリット語の 光明真言。  

私には、絶対、読めません!



合葬墓の本尊さま

2012-02-17 | 合葬墓
合葬墓には 本尊さまがいらっしゃいませんでした。(参照:昨年8月の記事










その本尊さまが、先日 ようやく完成して、ご到着!   

   われもの注意! でございますゾ。



「早くても 遅くてもだめ!!」なのは、
到着を待って 設置作業をするのが 地元の業者、K田組さんだからです。

(これで、経費を節約♪)








親、子、孫。

三代のK田組さんに お世話になりました。

向こうで心配そうにご覧になっているのが初代のカシラです(笑)。





 
      梱包を解くのも ひと仕事。





       現れました、お釈迦さま。    








ぶ~ん、と空中浮遊して。



その後、太めのコロに乗って、コロコロと。   






  コロコロ、コロコロ、コロコロ。



慎重に、慎重に、コロコロ。   

その後、細めのコロに乗り換えて、コロコロ。






最後に細いコロを引き抜いて、設置完了!





お顔は 開眼供養まで オアズケです(笑)。



もうひとつの龍の掛け軸

2012-02-13 | 古いもの
こちらは 移築した 以前からあった建物、
今は「一音庵(いっとんあん)」と呼ばれている建物の、奥座敷です。




           




奥座敷は こぢんまりとした八畳の部屋です。

こちらの掛け軸は 滅多に掛け替えません。



  今年は辰年だから これを選んだのだと思います。





   




イケメンとは言えない気がしますが、迫力のある龍です。

天国にぶっ放せ!

2012-02-10 | おしゃべり
再三 ご紹介してきたスコップ団ですが、
なんと、今度は 花火大会を予定しています。

期日は、3月10日(土曜日)。






   俺はどうしても、2万発という数の花火を
                    空に打ち上げたい



ヘイ! スコップ団!!俺たちの最後の仕事じゃコラァ!!






読売新聞では 1月30日の32面、
「東日本大震災――明日への掲示板」の部分で紹介されていました。

その様子は Ustreamでの映像配信で見られるようです。

地元のテレビでしか 放送されないのでしょうか?






3月11日ではなく、3月10日を特別な日だと思っている人がいます。

一番感謝すべき日だと 思っているのです。

明日も 明後日も いつものように平穏で なんでもない日が続いていく、

そう信じていた日なのです。



愛する人に 愛しているよ、と伝えたかった。

そんな思いを 胸の奥に閉じ込めている人がいるのです。

そんなこんなを、メッセージとして、≪鎮魂の花火≫をぶっ放すんだって。



亡くなった たくさんの、たくさんの、人たちに
「俺たちは元気にやっている、だから安心してくれ」と伝えたい。

天国へ行かざるをえなかった2万人近くの命ひとつひとつに
俺たちの花火を贈りたい。

「元気だぜ。」 って伝えよう。

「愛してたんだぜ。」 って伝えよう。






そんな事を考えている人たちを 座敷ネズミは応援したいと思っています。



団長のブログ → どうせ地球のチリだからな。

ちなみに、ボランティアの受付は 先月末で終了しています。






【3月10日】
いつでも明日が来ると思ってた。
いつでも今日はね、明日のための通過点で。

何も考えずに過ごしてしまった。
いつも通りにふざけてた。
いつも通りに笑って、悩んで、怒ってた。

僕たちは。
3月10日に、全てを置いてきて、
約束や笑顔も、あの日に忘れてきた。
二度と果たされない約束の他にも、
伝えておきたかった数々の言葉も。

もしね、明日が。
最後だって知っていたら、僕は誰と、僕は何を話すんだろう。

もしね、明日が。
最後だって知っていたら、僕は誰と、僕はどこに行くんだろう。

捨て身で手を伸ばしても、
救えないものの方が、多いのかもしれないけど。

明日、もし僕が死んでしまっても、
それでも構わないぐらい、伝えなきゃ。伝えなきゃ。

まだ嘘みたいだ。
まだ嘘みたいだ。

天国に伝えなきゃ。
「僕たちは元気だよ」

3月10日は、また今日かも知れない。
二度と果たされなかった、約束を忘れないでね。

今日、君だけに伝えておくからね。
知っておいて欲しいんだ。
「ありがとう」と「愛してる」

               (団長のブログより)





もうすぐ あれから1年が経とうとしています。




龍の掛け軸

2012-02-07 | 古いもの
昨日 「龍の絵は 古くない」と書きましたが、
ここで「それほど古くはない」と訂正いたします。

ご寄贈いただいたのは数年前なのですが 描きたてホヤホヤではないようです。





本堂の向かって右側の奥の部屋、





青不動さまがいらっしゃる    



その左右に 龍の絵の軸が掛かっています。


           





あられちゃんの『Dr.スランプ』は読みましたが
同じ鳥山明さんの『ドラゴンボール』は ほとんど読んでいません。

ドラゴンボールを7つ集めると、どうなるのでしょうか???



2月の掛け軸

2012-02-06 | 古いもの
今回は 本堂の南側、東の掛け軸と 西の掛け軸の両方が取り替えられました。





東側は 雪中猛虎図です。

以前に 足元をアップにして ここが気に入っている、と書きました。

今日は頭上をアップに(笑)。



雪山、なんでしょうかね?



辰年なのに、虎の絵? と突っ込みを入れてくださったアナタ!

あります、ありますとも、龍の絵!

でも それはあまり古くはないのです(苦笑)。








西側は願文です。





悠々たる三界は、で始まる名文です。

ご存知の方も多いかと思います。





義良さんの文字です。





住職が言うには、
こんな文字を書く人は 相当 頭が切れたのではないか?と(笑)。



電話機  その2

2012-02-05 | おしゃべり
電話機のお話、続きがあります。



去年は 日本国内だけではなく、海外でも 自然災害がありました。

その中でも タイの大洪水による影響は とても大きいものでした。

たくさんの日本の企業が タイで 様々な部品を作っていたんですね。



吉祥寺の電話機が新しくなりました、というお話を 去年しました(11月9日)が、
実は 吉祥寺の電話機、全部が設置を完了していた訳ではありませんでした。

今月に入って ようやく全部そろったのですが、
それは タイの洪水の影響で 部品が入ってこなかったためなのだそうです。

まさか、あの洪水が 吉祥寺に影響してくるなんて、思ってもいませんでした。







これは奥にありますので、みなさんの目に触れる事はないと思います。







イマドキの電話は 停電の時に使えない、という弱点があります。

その点、昔の黒電話は 実に頼りがいのあるモノでしたね!



最新技術で、どうやら 停電時に使える電話機が出現したようです!

ただし、吉祥寺にある複数の電話機の中の、一台だけ、でした。




これも 奥にありますので、皆さまの目に触れることはありません。