座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

変更! 5月の仏遊会

2009-05-14 | 仏遊会
5月の仏遊会は 30日(土)に変更になりました。

テーマは 「法事の本尊さま」です。






今回 本堂に下げられた軸は・・・・・・読めません(涙)。



7月1日追記: 「釈迦牟尼仏」 と書いてあるそうです。
 
        あなたは読めましたか?(汗)



観音堂の修復工事

2009-05-13 | 観音堂
屋根から 観音堂の修理が始まっています。

瓦が新しくなったら どんなふうになるのか、今からとても楽しみです!

これは11日に撮影した写真です。








屋根瓦と泥を除いたら 杉の皮のようなものが出てきました。

鐘楼の屋根からも出てきていましたね。



大工さんに聞いたら、「のようなもの」ではなくて、杉の皮だそうです。

通気を良くするための工夫なのでしょうか、
昔は 屋根を葺く時に 板はスカスカに貼ってあって、
そこに 杉の皮を タテに貼っていたそうです。



観音堂の棟札

2009-05-12 | 観音堂
土曜日に とうとう 観音堂の棟札が出てきました!!!

ドキドキドキ。。。





なんと! 今度の棟札は 168cmの高さがあります!







「棟札

 中瀬村
 大工 石原市太郎


 同村 
 市太郎弟  石原兵三郎

 同
 同     石原源吉

 同 
 市太郎長男 石原信太郎

 同 
 同二男   石原福次郎

 同
 同三男   石原準三郎

 同
 同男    石原七五三五郎





 同村
 兵三郎
 男   石原武治

 同村
 源吉
 男   石原新三郎

 本田村(?)
 職工  橋本清吉

 同   中野藤吉

 中瀬村
 杣   川田茂作 」







昔は兄弟が多かったとは言いますが。

職人さんに兄弟が多くて 
みんなで助け合って建ててくださった観音堂でしょうか。

頼もしい限りです。









「大正弐年 七月 吉日

 吉祥寺住職
 権大僧都 能因覚宥



 建築員
    石川暢治朗
   
    川田高三郎

    石川政四郎 」














今日も疲れました。。。。(苦笑)。


 

鐘楼の棟札

2009-05-11 | 鐘楼
先月半ば、鐘撞き堂の屋根を落としている作業の様子です。

ひと昔前とは違って、とても丁寧な作業になりました。

お仕事をなさってる方たちにとってはどうなのかわかりませんが
壊す作業というのは 丁寧にやっていただいた方が
見ている方としては 気持ちがホッとするところがあります。

一枚、一枚、丁寧に瓦をはずしていく。

瓦の枚数が多いと 気が遠くなりそうかも?

ありがとうございました。










さて、この後で 鐘楼から出てきた棟札は これです。







先日の 山門の棟札よりもこぶりの、約74.5cmの長さです。



 「棟札
  
  衆議院 斉藤安雄 村長 河田文衛 両君之

  尽力ニ 依 観音寺ヲ 吉祥寺エ 合併ニ付

  鐘楼ヲ 移ス


  
  大正二年 六月 廿八日 
  第三拾三世
  権大僧都覚宥



  建築委員
  
  石川暢次郎
  川田高三郎
  石川政四郎





   
  昭和廿二年修理
  第三十六世
  権小僧都 良周 」










「当所 
 大工 石原市太郎



 弟 
 石原 兵三郎

 小 
 同  信太郎

 同
 同  甚三郎

 同
 同  七五三



 

 昭和廿二年 十一月 一日

 当所大工
 石原武治
  小 三郎 」





残念ながら 天保の年号の札は 今回はありませんでした。

「小」の文字は 「同」とか「子」とかの意味があるのでしょうか?

調べてみなくては。