座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

帰依佛

2007-01-23 | おしゃべり
年末・年始に 役員さんが来ている半纏をご覧になりましたか?

黄土色のものです。

前には吉祥寺とあります。

背中には「帰依佛」と。

もちろん、われらが吉祥寺オリジナル。

背中の文字は これを使いました。



あまり写りがよくありませんが
客殿の北廊下に掛けてあります。

(2009年12月追記: 現在は別の場所に保管してあります。)

吉祥寺においでの際に 確かめていただくことができます。



仏遊会’07-①

2007-01-07 | 仏遊会
1月6日 夜7時半より、

今年最初の仏遊会(座禅会)がありました。

いつものように本堂で座禅を組み、
いつものように寮の一室(一番西の部屋)でお茶にします

初めての方もいらしたので
座禅は少し 説明入りだったようです。

(私は座禅には参加しませんでした) 

 



お茶を飲みながらの話題は何かしら、と思って
そこから参加したら、
今年の話題は何にしよう?ということばかりで、
なあんだと。。。(笑)

いろいろやりたい事が出てきて、
一年では終わりそうにありませんね(笑)。





昨年は 仏画の塗り絵にトライして 好評でした。

少しバージョンアップして 今年もやってみようか、とか。

ご自宅でも 自主的に 独自のやり方でトライして
素晴らしい作品に仕上げた方も 何人もいらっしゃいます。

塗り絵は 今は流行りなので
本屋さんに行けば いろいろな塗り絵の本が並んでいます。

それらを購入して 積極的にトライしている方もいらっしゃれば

「吉祥寺の座禅会に来て みんなでやるならやるけれど
 自分で買ってきてまでは。」
とおっしゃる方も。

取り組み方は 人それぞれ、それでいいと思います。

そうそう、絵を描いたり 塗ったり、は大嫌い、とはっきりおっしゃった方も

そういった方に 嫌われない程度にしましょうか(笑)





住職が持ちこんできたのは わが宗派についての入門書、
「檀信徒必携 信仰の手引」。

中を開いてみると なんか、字がいっぱい書いてあって、
難しそう・・・。

まあ、みんなでワイワイと お茶を飲みながらやれば、
楽しいでしょう、きっと!

お祖師さまの言葉などは 
若い頃に修養会で勉強した(させられた?)とおっしゃって 

私よりも良くご存知の方も何人もいらっしゃるので
いろいろ教えていただけると 楽しみにしています。

他にも何か みんなでトライしたいことがありましたら、提案してください。





次回は、2月24日 土曜日の予定です。

内容は未定 (笑)

時間はいつもどおりの夜7時半、

場所もいつもどおり、まずは寮の座敷に上がってお待ちください。

座禅は 本堂の
暗闇と 静寂と お香の香りと ろうそくの灯りの中で。

お屠蘇

2007-01-06 | 年中行事
除夜の鐘の時に
例年ですと お酒がいただけます。

どん、と豪快に 一升瓶が供されて
お好きなだけどうぞ、という雰囲気ですね。

紙コップで おかわりをして
いい気持ちになって にこにこしてらっしゃる方も。



甘酒もいただけます。

クドに載せた羽釜で
酒かすを使って 砂糖で甘みをつけたものを焚いています。

これも、
酒かすを使っているのに そこにさらに日本酒を加えるんですね。

入れたほうが風味が増して美味しいから、ということだそうですが

当然のことながら
日本酒を入れたばかりの時は これを飲むと酔います。

材料が酒かすですから、
弱い人は ちゃんと酔っ払います。



今年は お酒を供するのは 
すっかり止めてしまおう!という意見がありました。

車の事故などが 
あってからでは遅い。

その通りです。



でも

せっかくお寺に来てくださったのに

年末の真夜中、寒いのに

何もあったまるものがいただけないのは寂しい!

そう思いました。



今回は
お酒はナシ!

車でいらっしゃる方も多いですし。



酒かすの甘酒はあります!

ただし、日本酒を入れたりはしません。

子供だって飲みたいでしょう?



そんなふうに 年越しをしました。

そして 翌日は元旦。

お屠蘇をナシにしました。

残念です。

あんな、小さなお猪口一杯で
誰が酔うものですか!

でも わかりませんからね。

第一、
吉祥寺の住職だったら、運転できなくなってしまいます(笑)。



お寺に来ていただいて、
なにもいただけないお正月でしたが

みなさん どんなふうにお感じになったでしょう?

除夜の鐘

2007-01-05 | 年中行事
年越しは静かで助かりました。

お焚き上げをしますからね。

お参りくださる檀徒・信徒の方々も
足元が悪くなったりすることもなくて
良かったのではないでしょうか。   



「思いのほか 若い人が集まってきてるんですね。」
と 複数の方からお言葉をいただきました。

ありがたいことです。

若い人が集まってきてくれるということは。

我が家の子供の友達ばかりかしら?と思いましたが
顔ぶれを思い出してみると
そうでもなかったようです。

長女に言わせれば
「待ち合わせ場所にしてるだけなんだけどね。」

待ち合わせ場所にしてもらえるなんて、
やっぱり 嬉しいです。



写真は 今年も焚いたかがり火。

この鉄製?の道具は
武田信玄などの時代のものと たいして変わっていませんね。

もしかしたら 数百年の年代物?
と思っていましたら
まだ30年かそこらだそうです。

ちょっとがっかり(笑)



毎年 こうして欠かさず大晦日に使って

使った後は 必ずタールを塗ってしまうので
新品同様です。

なにごともお手入れは重要。

それと、道具は‘使う’ということが大切なのだと思います。

今回も役員さんには 大変お世話になりました。