座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

9月の仏遊会

2018-09-15 | 仏遊会
9月の仏遊会は、15日(土曜日)の 午後7時30分からです。

テーマは、座禅と「仏教の基本のキ!」です。
テキストをお持ちください。
まだ テキストをお持ちでない方には 差し上げますので、
お申し出ください。



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仏遊会には どなたでも 参加していただけます。
どなたでも、どうぞ お越しください。

午後7時30分までに 客殿の大玄関からお入りください。
まず 本堂で座禅。
次に 客殿に戻って おしゃべりしたり テキストを読んだりします。

お待ちしています。



          

臓器提供の意志

2018-09-15 | おしゃべり
新しい健康保険証が届きました。

住職も私も、ずっと国民健康保険です。

裏には、こう書かれています。



※ 以下の欄に記入することにより、臓器提供に関する意志を表示することができます。

  記入する場合は、1 から 3 までのいずれかの番号を 〇 で囲んでください。


1, 私は、脳死後及び心臓が停止した死後のいずれでも、移植の為に臓器を提供します。

2, 私は、心臓が停止した死後に限り、移植の為に臓器を提供します。

3, 私は、臓器を提供しません。

《 1 又は 2を選んだ方で、提供したくない臓器があれば、× をつけてください。》

                   【心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・眼球】






保険証の裏に こういう欄ができてから、何年になるでしょう?

私はいつも 1 に丸をつけて 本人署名の場所に署名し、
家族著名の場所に 住職に名前を書いてもらっています。



こういうのができて、
ああ、これで 臓器提供が進むなぁ、
と嬉しくなった事を覚えています。





けれど、果たして どれくらい進むのでしょうか?

特に
本人が臓器の提供を望んでいて
家族が了承してサインしていたとして、

いざ 本当に その時になって

機械によって息をさせてもらっているとして

呼吸音のする人、触ると温かい人の

機械を止めて その身体を切り刻んでいいよ、と

本当に言えるでしょうか?



まあ、脳死の判定には 間違いがないと仮定して、
それでも 家族の心は 揺れ動くのではないでしょうか。

覚悟は決めているつもりでも、
揺れ動くのが当たり前ではないでしょうか。





こういった動きが本格化して、
臓器移植が増えたのは 確かな事でしょう。

その恩恵を受ける人も 少しは増えているでしょう。



私の場合、
いざとなると、
どうするか、どうなるかは、わからない。

わからないけど、私は 今年も 1番に〇を付けて
住職にサインを加えてもらいました。





          
          鐘楼の南に 工夫を凝らした焼却炉を設置中。
          オリジナルデザイン(?)です。



もろはしせいこう 超大型紙芝居の世界

2018-09-12 | おしゃべり
住職でもある作者は、
これは布教活動のひとつでもある、とおっしゃっていましたが。



          



一昨日、「もろはしせいこう 超大型紙芝居の世界」という公演を
池袋の あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
という所で 見てきました。

東池袋駅から、もう、ほんと、すぐ! です。





超大型紙芝居、というのは、もちろん、紙芝居です(笑)。

超大型というのは、どのくらいの大きさかというと、
130cm × 90cm です。

P60の キャンバスのサイズだそうです。

このサイズの 段ボールに描いた絵を、
語りに合わせて 動かし、引き抜きます。

ステージも客席も暗く、
絵にスポットライトが当たっているので、
心は 別世界に飛んで行ってしまいます(笑)。





なにしろ、朗読(「語り」とよんでいます)がスゴイ!

引き込まれてしまいます。



面白いのは、効果音!

ギターもありますが、
お寺の楽器、総動員! という感じ。

そういえば、吉祥寺の住職も、
「お寺には 楽器がいっぱいある」
といつも言ってます。

この公演では 法螺貝を吹き鳴らし、
銅鑼や太鼓を 叩き、
チ~~~~ン。。。
なんてのもありました。




今回は
「茂吉のねこ」「月夜とめがね」「くもの糸」「注文の多い料理店」「モチモチの木」
の五作品が上演されました。

私は 松谷みよ子原作の『茂吉のねこ』は 知りませんでした。

読んだ事はあって、忘れたのかもしれません。

『月夜とめがね』は 小川未明、
『モチモチの木』は 斎藤隆介。

あとは、皆さんもご存知でしょうか?






ロビーには 『茂吉のねこ』に出てくる妖怪のオブジェも。





いただいたパンフレットによると、
絵本は世界中にありますが、
紙芝居は 日本にしかない 独自の表現形式なんだそうです。

想像以上にその世界は深淵です!



          

絵本は ドアを開くようにめくる。

紙芝居は ふすまを引くように場面展開する。



          
           


ふすまの向こうに 見知らぬ世界が隠れていて、
開けるたびに 次の部屋が現れる。

時には途中で止めて隠す。

そういえば、紙芝居を引き抜くときには
途中で止める他に、
「ゆっくりと引く」「さっと引く」
という技法(?)が ありますね。






ギャラリートークでの諸橋精光師。

ロビーでは、すずき出版が 諸橋師の紙芝居(ふもちろん、フツーの)や 
絵本や カレンダーを販売していました。





心が素直な童に還って、気持ちよく帰宅できました。



応援🎵

2018-09-05 | おしゃべり
これは確か金曜日の夜のテレビ。

イントロクイズの番組で 
懐かしい曲が出てくるのを 楽しんでいました。

あんな、曲の出だしの ほんのチョピットだけで、
どうして曲名を当てられるんでしょうね? 本当に!(笑)



その番組の中で、「甲子園の応援団」のコーナーがありました。

なんと、去年の甲子園優勝校の応援団として、
花咲徳栄高校のブラスバンドが出演してましたよ!



         



このコーナーでは、
クイズに正解すると ブラスバンドが チアガールと一緒に 
そのタレントを応援してくれてました!

すると、お笑い芸人などのタレント達が 
意外なほどに すごく感激していたのです!



そうか~。

応援してもらうと、嬉しいんだ~!

と思ったのでした。



と、そこで思い出したのが、。

青空応援団の事です。



                   



震災の泥かきボランティアだった スコップ団の流れから始まった応援団。

いろんな場所に行って 応援してるようです。

感動的な応援風景も ネット上で たくさん見てきました。

なかなか体力・筋力が必要そうです。



人は 誰かに 一所懸命に応援してもらうと、とても嬉しいみたいです。

きっと もっと 頑張れるんじゃないかなと思います。

頑張り続けていると くたびれちゃうけど、
応援してもらうと また立ち上がれるんじゃなかなと思います。



テレビの中で 応援してもらって 気持ちよさそうにしているタレントさん達が
うらやましく思えた夜でした。



上武大橋が語る歴史

2018-09-05 | おしゃべり
日曜日、大河ドラマの流れで ニュース845を見ていました。

上武大橋が映って、ビックリしました。

なんでも、古い上武大橋(新上武大橋じゃない方の上武大橋の、古いヤツ)を
歴史遺産として 保存しようよ、という動きがあるらしいです。

テレビに映っていたのは、第二次世界大戦時の弾痕。

そんなに古かったんだっけ?

と思ったら、そう言えば あれは 明治16年のものだった!


          



おっと違った、昭和9年です。

上武大橋は、1934年10月30日開通の鋼橋 だそうです。

(参照:Weblio辞書 上武大橋

上のページには、

「旧橋は2018年7月頃より解体される予定。」

とあります。

あら、今年の7月じゃない?


          (2012年10月撮影 だそうです)



保存には お金も場所も必要ですが、
一度失ってしまったものは とり戻せませんから、
よく考えていただきたいものです。

戦争の記憶に連なる遺産ならば、
平和学習にもつながるかもしれません。

くっきりと残る跡は、心を動かします。