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座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

筆で描いたマンガ

2008-03-25 | 古いもの
今回 本堂の南側に掛けられた掛け軸です。







マンガです。

筆で描かれています。

しかも、カラーです!(笑)

しかも、俳句付きです!!(冷汗)







本堂の南側の東の端に掛かっています。

なんとか、読めるかも知れません!?



それにしても、このお団子、一本の串に5個もあります!(* ̄m ̄)プッ



3月の仏遊会

2008-03-17 | 仏遊会
3月は 今週の土曜日、22日です。

いつもの時間です。





先月 読んだ部分は 難しくもあり、また 面白くもありました。

頻婆沙羅王の話が出てきましたが
これは 子を殺そうとする親の話、親を殺そうとする子の話です。



そして 師は
我が子を殺そうとする夫人の子であるからこそ、
親をも殺す子が生まれたのである、とおっしゃいます。



「不良少年の前には 必ず 不良老年が居る。

 近来 殊に 其の感を深うするのであります。」

などなど、書かれた「近来」の事柄(p42)は 
今がまさにその時代、と思われるのです。



そして 師は 自分の出自を知った王子の心を

「無限の哀傷(かなしみ)と寂寥(さびしさ)との潮(うしお)に
 襲われたことであらうと思ひます。」

と思いやっていらっしゃいます。



「警官に引っぱられる学生だけが悪いのではない。

 其の親も兄弟も、学校の先生も 皆 同罪なのであります。」

とおっしゃいます。



「子を持つものは気をつけねばならぬ。

 之から 子供を持つであらう所の皆さんも、
 今より 余程 気をつけて頂かなくてはならぬと思ひます。」

とも おっしゃいます(p46)



講演の相手が これから子を持つ 若い女性達であることが確認されます。

この講演を聴いていたであろう女性達の 高い教養が伺われて
汗が吹き出る思いがします。。。