大般若に関連して もう少し 書こうと思います。
本当は 虎渓三笑図についても もう少し続けたかったのですが
私が?(皆さんが?) 飽きたかも(汗)、と思いますので。
大般若会は これまで 年中行事の中に分類されていたのですが
今回、「大般若会」(だいはんにゃえ)というカテゴリーを新設して
これまでの記事も この中に入れました。
去年の写真です。
大般若経600巻のビラビラビラ~!をやりながら、これを唱えるわけです。
今日は これに何が書かれているか、そのまま書いてみようと思います。
「だーいはんにゃはらみったきょう かんだい
大般若波羅蜜多經 巻第○○
とうざんぞうほっしげんじょうぶじょうやく
唐三蔵法師玄奘奉詔訳
しょほうかいぜ いんねんしょう
諸法皆是 因縁生
いんねんしょうこ むじしょう
因縁生故 無自性
むじしょうこ むこらい
無自性故 無去來
むこらいこ ひっきょうくう
無去來故 畢竟空
ひっきょうくうこ むしょとく
畢竟空故 無所得
むしょとくこ ぜみょうはんにゃはらみった
無所得故 是名般若波羅蜜多
なむいさいさんぼう
南無一切三寶
むりょうこうだい
無量廣大
ほつあのくたらさんみゃくさんぼだいしん
發阿耨多羅三藐三菩提心
ごうぶくいっさいたいま
降伏一切大魔
さいしょうじょうじゅー
最勝成就
・・・・・・・・・・ふう。
頑張りました~(汗)。
実際には これを読みながら ビラビラビラ~ は難しいので、
お経本を手にしていない(私のような;涙)人が 大声で唱えます。
今年は 去年より 上手に読めたと思います!
でも ところどころで つっかえますが。。。(汗)
どこが上手になったかというと、
最初の「だーい」の所と 最後の「さいしょーじょーじゅー」の所の音を
高くする、という点です。
一本調子に読むことは 少しは慣れているのですが、
音を上げる、というのは 案外 大変です!
前日の準備中の様子です。
住職は 字を見れば 意味もわかるだろう、と言っておりますが、
ちょっとそこまでは。。。(苦笑)(大汗)
ただ、その昔 レインボーマンも唱えたという(笑)、
「阿耨多羅三藐三菩提 (あのくたらさんみゃくさんぼだい)」とは、
「無上の正しい悟り」という意味だそうです。
今年 年番になった方々の 最初のお勤めが この大般若会だという事です。
皆さん、お世話さまになりました。
画像は 事前レクチャー中の住職。
右側に立ってらっしゃるのが 大年番さんです。
次回は 大般若会の時に掛けた 掛け軸についての話を書きます。