前回(2日)2安打完封勝利のスターター(先発)ジェイミー・モイヤーが、初回に2点を先制されて迎えた【1回裏】前日(6日)5打数4安打の1番イチローが初球を打って、ライトスタンドへ(第2号)リードオフホームラン! さらに2-OUT2塁で、5番リッチー・セクソンのバットにボールが当って、レフトスタンドへ(第9号)2ランホームラン! バットに当たれば、ホームランになる男。
【2回裏】にも8番ジェレミー・リードが四球で歩き、9番ユニエスキー・ベタンコートが4球目を打ち上げて、ファーストへのファウルフライ。しかし、これをファースト(1塁手)のマイケル・カダイヤーが捕れずに、この後(7球目)ベタンコートがレフトスタンドへ第3号2ランホームランを放って、「5対2」。シアトルのホームラン攻勢が続くが、相対するミネソタ・ツインズも2点を返して「5対4」。
【6回裏】2-OUTから1番イチローがセンター前にクリーンヒット! 余りにも美しく芸術的なヒットに、センターのトリー・ハンターも笑顔でボールをキャッチ。これが日米通算「2500本安打」。しかし特にセレモニーはなし。試合前にイチローが要望を出していたのかもしれない。メジャーリーグで戦っているのに、日本時代のヒット数を混ぜ合わせるのはナンセンス、だ、と思っているのかもしれない。いずれにしても、あくまでも通過点だろう。
イチローが打てば、2番エイドリアン・ベルトレも打つ。右中間を突破して、俊足イチローが一気に還って、「6対4」。3番ホゼ・ロペスがヒット・バイ・ピッチ(死球)の後、4番ラウル・イバニェスが代わった(3番手)左腕デニス・レイエスからライトスタンドに(第10号)3ランホームラン! これぞまさに「4番の仕事」。シアトルが「9対4」にリードを拡げて、勝負あったかに思われたが……
【8回表】1-OUT満塁のピンチを迎え、3番手の左腕ジョージ・シェリルが、イチローとリーディングヒッター(首位打者)を争う3番ジョー・マウアーに押し出しの四球(ウォーク)を与え、「9対5」。ここで4番手に右腕ラファエル・ソリアーノを投入して、4番ハンターをインフィールドフライに打ち取って、2-OUT。ここで迎えるバッターは(件の)5番カダイヤー。
1994年の右肘の手術以来、かつての快速球は戻っていないが、それでも早々に「2-0」に追い込んで、5球目。アウトサイド低目、キャッチャー城島健司の構えるミットに(そのまま)ボールが吸い込まれたが、判定は「ボール」。シアトルの観客からはブーイング。際どい球だった。そして運命の6球目。バッテリーは同じ球を投げ込んできたが、この球を待っていたカダイヤー。レフトスタンドへ吸い込まれるように打球は消えていった。第8号グランドスラム(満塁ホームラン)!!
打球の方向を呆然と眺めるソリアーノ。「9対9」同点! 思わぬ試合展開になった。シアトルの楽勝ペースだったのだが……野球は怖い。審判は怖い。球審の1球のジャッジで試合はガラリと変わる。この後、試合は延長戦へ。日米を問わず試合を長くするのは、試合をコントロールする権限を持っている審判、だ。
延長【11回裏】2-OUTから、6番DHカール・エヴェレットにサヨナラ(ウォークオフ)ホームランが出て、「10対9」シアトルは何とか勝利を収める。試合時間3時間56分の激闘(!?)だった。
イチロー先頭弾含む「猛打賞」 2500安打達成 (MAJOR.jp)
【2回裏】にも8番ジェレミー・リードが四球で歩き、9番ユニエスキー・ベタンコートが4球目を打ち上げて、ファーストへのファウルフライ。しかし、これをファースト(1塁手)のマイケル・カダイヤーが捕れずに、この後(7球目)ベタンコートがレフトスタンドへ第3号2ランホームランを放って、「5対2」。シアトルのホームラン攻勢が続くが、相対するミネソタ・ツインズも2点を返して「5対4」。
【6回裏】2-OUTから1番イチローがセンター前にクリーンヒット! 余りにも美しく芸術的なヒットに、センターのトリー・ハンターも笑顔でボールをキャッチ。これが日米通算「2500本安打」。しかし特にセレモニーはなし。試合前にイチローが要望を出していたのかもしれない。メジャーリーグで戦っているのに、日本時代のヒット数を混ぜ合わせるのはナンセンス、だ、と思っているのかもしれない。いずれにしても、あくまでも通過点だろう。
イチローが打てば、2番エイドリアン・ベルトレも打つ。右中間を突破して、俊足イチローが一気に還って、「6対4」。3番ホゼ・ロペスがヒット・バイ・ピッチ(死球)の後、4番ラウル・イバニェスが代わった(3番手)左腕デニス・レイエスからライトスタンドに(第10号)3ランホームラン! これぞまさに「4番の仕事」。シアトルが「9対4」にリードを拡げて、勝負あったかに思われたが……
【8回表】1-OUT満塁のピンチを迎え、3番手の左腕ジョージ・シェリルが、イチローとリーディングヒッター(首位打者)を争う3番ジョー・マウアーに押し出しの四球(ウォーク)を与え、「9対5」。ここで4番手に右腕ラファエル・ソリアーノを投入して、4番ハンターをインフィールドフライに打ち取って、2-OUT。ここで迎えるバッターは(件の)5番カダイヤー。
1994年の右肘の手術以来、かつての快速球は戻っていないが、それでも早々に「2-0」に追い込んで、5球目。アウトサイド低目、キャッチャー城島健司の構えるミットに(そのまま)ボールが吸い込まれたが、判定は「ボール」。シアトルの観客からはブーイング。際どい球だった。そして運命の6球目。バッテリーは同じ球を投げ込んできたが、この球を待っていたカダイヤー。レフトスタンドへ吸い込まれるように打球は消えていった。第8号グランドスラム(満塁ホームラン)!!
打球の方向を呆然と眺めるソリアーノ。「9対9」同点! 思わぬ試合展開になった。シアトルの楽勝ペースだったのだが……野球は怖い。審判は怖い。球審の1球のジャッジで試合はガラリと変わる。この後、試合は延長戦へ。日米を問わず試合を長くするのは、試合をコントロールする権限を持っている審判、だ。
延長【11回裏】2-OUTから、6番DHカール・エヴェレットにサヨナラ(ウォークオフ)ホームランが出て、「10対9」シアトルは何とか勝利を収める。試合時間3時間56分の激闘(!?)だった。
イチロー先頭弾含む「猛打賞」 2500安打達成 (MAJOR.jp)