絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

受験生の子供がインフルエンザのとき親はどうしたらいいのでしょうか?

2012年02月17日 12時12分15秒 | 受験・学校

「子供がインフルエンザにかかり、身体のことはもちろん心配ですが、勉強が遅れるのではと心配です。」どうしたら良いでしょうか。との匿名希望さんからご質問です。 

今幼稚園でも、小学校でもインフルエンザがかなりはやっていると聞きます。<o:p></o:p>

 

我が子が病気になると、かかりつけのクリニックに連れて行って診察してもらいますが、高熱が出て小さな子供が「ふ~ふ~」言って苦しんでいると、かわいそうでかわいそうで「代われるものなら代わってやりたい。」とまで本当に思います。<o:p></o:p>

 

それとともに子供が受験生ですと、「週1~2回の塾の授業を休むと我が子だけが遅れてしまうのでは・・・。」と親として不安になってきます。<o:p></o:p>

 

 では、まだ熱が下がらないのに勉強させますか?-これはありえないでしょう。<o:p></o:p>

 

当たり前ですが、抵抗力がない子供こそ健康第一であるべきです。病気の時はゆっくり休ませてあげて下さい。大人だって熱があったら悪寒がしたり、フラフラして仕事になりませんから。だから、まずは快復です。勉強は快復してから集中してやればいいのですから。<o:p></o:p>

 

 <o:p></o:p>

 

そこで、たとえばこんなときどうしますか。<o:p></o:p>

 

インフルエンザにかかり、タミフルでやっと熱は下がったけれど、感染症ということで医師の出席許可が出ません。しかし、子供は現金なもので、熱がさがってくると、「寝ていてもつまらない。」「幼稚園に行きたい。」「塾に行きたい。」とか言い出します。<o:p></o:p>

 

まだ、「お友達に伝染するからだめ。」といっても「つまんない・・・」と言います。<o:p></o:p>

 

「じゃあ、お家にいるからテレビ(DVD)を見たい。」とか言い出します。<o:p></o:p>

 

病気になることは決していいことではありません。我が子には病気にならずにずっと健康であって欲しいです。そうは言っても、なってしまったものはしかたがありません。このマイナス(ピンチ)をプラス(チャンス)に変えましょう。<o:p></o:p>

 

病気で幼稚園、塾に行けない。お家で寝ていてもつまらないと思うほど快復している<o:p></o:p>

 

こういうときこそ、読み聞かせや読書をさせるチャンスなのです。この機会に昔話を読み聞かせながら母子のコミュニケーションを深めつつ、おまけに昔話常識を確実にできます。<o:p></o:p>

 

例えば昔話や童話の「読み聞かせ」をしてあげ、その後「昔ばなしクイズ」をすると良いです。

・・・・・・・・

お母様:いま読んであげた桃太郎についてのクイズです。2番目に桃太郎の家来になったのはだれでしょうか?
お子様:さるです。
お母様:ピンポン、ピンポーン、正解です。
お母様:第2問です。家来のきじはどうやって桃太郎の鬼退治を手伝いましたか?
お子様:くちばしで鬼の目をつついて桃太郎のお手伝いをしました。<o:p></o:p>

 

お母様:ピンポン、ピンポーン、すご~い、また正解です。
・・・・・
こんなかんじです。

あくまで健康第一ですから、長時間やり過ぎてお子様に負担がかからないようにしてくださいね。本格的な勉強はお子様が完全に快復してからやりましょう。

 

まとめ<o:p></o:p>

 

お子様が病気になることはマイナスです。しかし、「この子はこのところ疲れ気味だったので、ちょうど良い休息になった。熱も下がり元気になってきて、「つまらな~い。」と言い出したので読み聞かせをしてあげよう。ついでに楽しく昔話の知識をつけてあげよう。」とプラスに考えましょう。<o:p></o:p>

人生にはマイナスはない。一見マイナスに見えることもその中に「学び」があり、考え方次第でプラスに変えられる。-親自身がそう考えるとお子様もそうなります。<o:p></o:p>

 

「ピンチはチャンス。」「マイナスは発想でプラスに変える。」-そんなプラス思考で子育てしましょう。<o:p></o:p>

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする