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それを人は「スランプ」と簡単に言います。<o:p></o:p>
私は「スランプ」自体は否定しませんが、「スランプ」というのはその道10年以上の中堅やベテランに使う言葉です。まだ初めてから1~2年の人に使うのはちょっと違う気がします。<o:p></o:p>
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幼児の指導もそうです。小学校受験勉強を始めてすぐ伸びるお子様もいれば、勉強しても勉強してもなかなか結果を出せないお子様もいます。プロの塾教師であれば、その原因はおおよそ見当がつきますので、先手先手でアドバイスをしていきます。ただ闇雲に「量」をやらせればイイというものではありませんが、すべての分野の土台となる「基礎学力」をつけるまでは「量」も必要です。ちょうど小学生に割り算や分数・小数の計算についてやり方だけ憶えさせても、計算練習をたくさんやらせないとマスターできないのと同じです。<o:p></o:p>
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量をやらせるとその問題が出来るようになります。お子様も自力で出来るので嬉しくて、勉強が楽しくなります。ここまでくると自分から「お勉強する」と言い出します。<o:p></o:p>
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いい感じで来たのにここから急に伸びなくなることがあります。以前出来ていた問題もミスをするようになり、新しい問題を面倒くさがり、自分ができるようになった問題ばかりやりたがります。質問のお子様は今このステージではないでしょうか。<o:p></o:p>
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では、どうしたら良いのでしょうか?<o:p></o:p>
ここが肝心です。お子様によって性格も家庭環境も違います。受験勉強をスタートした時期も違いますし、現在の学力も違います。だから、本来は個別面談でお子様に合わせて話すべきですが、共通の対策があります。<o:p></o:p>
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それは「基本にかえる」ということです。受験勉強をスタートした頃の基本に「心のもちよう」「勉強のスタイル」から、かえるのです。そして、今現在と以前の基本の頃と何が違ってきているかを冷静に分析するのです。すると、おそらく気づくことがあります。<o:p></o:p>
それが、今の状態から抜け出し、次のステージにステップアップするきっかけになります。 <o:p></o:p>
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私事ですが、私は大学のとき居合道をやっており、今もときおりやっています。武道も同じです。慣れてくるといつの間にか基本を甘くみてしまいがちです。そのときが一番危ないのです。事故が起きたりするのもそういうときです。ですから、常に「初心忘れるべからず。」です。<o:p></o:p>
ちなみに、武道に共通する基本は「呼吸法」です。<o:p></o:p>
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受験勉強でも、習い事でも、スポーツでも、何でも、慣れて来たのにうまくいかなくなったら「初心にかえれ」です。<o:p></o:p>
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是非試してみて下さい。<o:p></o:p>
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