本日で小学校クラスの講習会が終わり、冬期講習会はすべて終了。1/11から3学期授業がスタートします。冬期は夏期と違ってすぐ終わります。
この講習会を100倍活かすも、まったく活かさないも、ご家庭での復習次第です。授業を受けて、わかって、そのままにしておくと、お子様はすぐに出来なくなります。「わかる」と「出来る」は違うからです。わかりやすい授業を聴いてわかったのですから、出来そうなものですが、お子様達はそのままでは自力でできないんですね。
理由ですか?
それはわかったことを自力で使えるようになるまでの練習が足りないからです。そして問題を自力で解くために必要な知識も定着していないからです。人生経験がわずか4年~6年しかない幼児には特に練習が必須です。
ここはやはり、ご家庭で自力でできるまで、知識が身につくまで学習・練習(定着の作業)が絶対にするべきなのです。その辺が甘いと、どんなにイイ塾に通わせて、素晴らしい先生に教わっても結局実力がつきません。時間と労力そしてお金の無駄になります。
これは学習以外でも同じです。武道でもピアノでも芸事でも何でもプロにコツをおそわることは大切です。しかし、教わっただけでは×なのです。繰り返し自力で出来るまで練習(訓練)をしなければ、結局自分のものにはならないからです。
わかることが「学びの本質」ではありません。教わって、わかったことを自分のものにすることまでが「学びの本質」なのです。