「ずいぶん頑張って努力してきたのですが、桜蔭は残念な結果でした・・・・。本人は将来医師を目指しおり、幸い豊島岡から合格をいただいたので豊島岡に入学しました。」
このお子様はウエルストリームの卒塾生ではなく、私自身教えたことがないので入試直前どういう状態だったかや桜蔭受験までの経緯が私にはまったくわかりません。しかし、継続して精一杯努力し続けたとのことですので「本当に頭の良い子」になって、桜蔭に合格できる可能性はあったと思います。
桜蔭の入学試験ってどの子も合格出来る力のある子が集まってきていて、どの子が合格してもおかしくないです。その中で上からだいたい280番以内(定員は235名ですが、ここ数年合格者数は280名前後)にはいれば合格。それ以降は不合格です。ですからあともう1問出来ていたら合格したかもしれません。厳しいものです。お子様は試験当日にその持てる実力を十分に発揮出来なかったのかもしれません。
つまり、合格した子はほぼ例外なくたくさんの努力を積み上げてきた本当に頭の良い子です。不合格だった子も決して努力しなかったわけではなく、算数の文章題が1問別の問題だったら合格者に入ったかもしれません。難関校の入試ってそういうものです。
豊島岡に入学したとのことですので、さっそく気持ちを切り替えて、医学部医学科現役合格を目指し、また努力しましょう。豊島岡は女子校の中で桜蔭の次に医学部進学者が多く、素晴らしい学校です。(全国の女子校のなかで医学部進学者数第2位)事実、例えば群馬大学医学部にも毎年豊島岡出身生が複数入学しています。ですので、そういう素晴らしい諸先輩に続きましょう。