「早生まれで幼いので私立小学校受験勉強のスタートを遅らせる。」-ぱっと聞くと正しそうですが、これは以下の理由により明らかに間違っています。
理由1=入学試験では「早生まれ」を特別扱いせず、生まれ月にかかわらず、同条件で合否を決めている学校がほとんどだからです。
理由2=幼くて、他のお子様より遅れているからこそ、受験準備を早くスタートするべきだからです。
理由3=「ご自宅で勉強させて、成長が追いついてから・・」とよく言われますが、「通塾が遅れれば遅れるほど他のお子様と差がついてしまいます。」
本来は我が子が「早生まれ」だからこそ、他のお子様と同じようにしっかり行動できるよう子育てするべきなのです。生まれ月はどんなに努力しても変えられませんが、運動はもちろん、学力も努力によって伸ばすことができるからです。
そうでないと「早生まれだから、鉄棒ができない。早生まれだから字が読めない。早生まれだからお手伝いができない。・・・・・」などとお子様自身まで言い出して、「早生まれ」が努力しない言い訳になってしまいます。