連休をつかって久々に一泊二日で旅行に行ってきました。夫婦で2時間ごとに運転を交代して、車で福井県まで旅行です。朝4頃頃さいたま市を出発して、行きは圏央道、中央高速、東海北陸自動車道経由で越前大野城と永平寺。宿泊は温泉旅館。2日目は現存12天守の丸岡城と一乗谷朝倉氏遺跡を訪れました。帰りは北陸道、上信越道、関越道経由で、ぐるっと1周回りました。往復計約1300kmの大遠征でした。
昭和43年に再現した越前大野城は鉄筋コンクリート造りで内部は資料館になっています。
明治時代の廃城令で一斉に壊された天守、城郭。今更言ってもしかたがないことですが、今思うとなんともったいないことを・・・・。再現天守を見るたびにそう思います。
越前大野城全景
越前大野城4階から
大野では在来種のそばの実がたくさん採れるので、手打ち10割そばを堪能して、次の目的地に向かいました。
永平寺は曹洞宗の大本山です。歴史で学んだので知識としてはありましたが、初めてリアルに訪問しました。道元禅師がこの山深い地に座禅修行の道場として開きましたが、現在も曹洞宗の僧侶を育成する場となっています。雪深く修行僧もいるので年末恒例の「行く年来る年」の撮影場所に何回かなっています。
永平寺
2日目は朝から丸岡城訪問。
ここ丸岡城は現存12天守の一つで、もっとも古い建築様式です。丸岡城に登城するという長年の思いがついに叶いました。1576年に建設されて以来、天守閣は445年間も健在です。素晴らしいです。ちなみに、現存12天守で私がまだ登城していないのは残すところ弘前城、丸亀城、宇和島城の3城のみです。ここ2~3年以内に登城できれば最高です。
丸岡城全景
この丸岡城の屋根はすべて石瓦(自然の石を削って作った瓦)で葺いています。
丸岡城3階から石瓦
3階には望楼がありますが、大変危険なので出られません。だから写真だけ。
丸岡城望楼から
城の狹間を通して真っ赤に燃えた紅葉を鑑賞。
丸岡城狹間から燃えるようなまっかな紅葉
次の目的地は一乗谷朝倉氏遺跡
一乗谷のほぼ真ん中から北部を撮影。本当に谷になっており、周囲を山に囲まれているので
谷の両端を護れば里ごと護れますね。たしかに、天然の要害です。
ここも歴史の舞台となっているのでずっと来たかった所です。
雨に煙る一乗谷北部
朝倉氏の屋敷跡の中庭に日本最古の花壇?があり、発掘調査によりいろいろな種子が発見され、なんと「1年中花を楽しめる」よう四季の花が植えられていたことがわかっています。
一乗谷朝倉氏屋敷跡
発掘調査により判明したことを基に、福井県はなんと武家屋敷と商家を再現しました。
一乗谷再現家屋と通り
再現武家屋敷の内部
★娘が幼児や小中髙生だった頃は子供の教育を兼ねて旅行先を決め、家族旅行に出来るだけいろいろな実体験を盛り込んだものです。地理、歴史、理科が好きになるように工夫したものです。娘が社会人3年目となった今は自分たち夫婦の興味・関心のために旅行プランを作成しています。
お子様のためになり、親自身も楽しめる。ーそんな家族旅行を皆様も企画されてはいかがでしょうか?すべてはお子様を「勉強大好き少年・少女」にするためです。