村はずれの散歩道・・・
蓑草(みのくさ)が群生している、しなやかな草である。
昔は雨合羽がなかったから、この草で雨具を作ったのだ。
時代劇などでよく見かける蓑の材料である。
お百姓さんの歌にでてくる「みの」です。
”蓑着て傘着て鍬もって お百姓さんご苦労さん・・・”
子どものころ祖母から聞いた話。
森の中で雨の日に蓑を着て「椎の実」を拾っていた老人を猪と思い猟師が
銃で撃ったが命中しなかった・・・
その時から猟師は鉄砲は二度と持たなかったそう・・・
こんなものを着ているとイノシシに見えるはず。
こんなことを想いだした、今朝の散歩道。
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