秋晴れ

　この秋はおだやかな秋晴れがつづく、いつもの年なら夜の冷え込みでコタツがほしいこのごろですが・・・いつまでこの暖かさ・・。
一昨年のあの大きな台風２３号から明日で早や２年です。

　山の木々もぼちぼち色づき秋も深まるが、まだ車にの乗ればエアコンがほしい、玄関のアブチロン、ベコニアもこの暖かさで元気です。

この頃のテレビ番組、介護、いじめ、北朝鮮の核、こんなニュースばかり・・・この秋のようなおだやかな話題がほしい。

人の世　「耐えられる範囲が狭くなると　わがままの幅が広がり、謙虚な心と感謝の心を失うと傲慢な人間になる」のだそうです＜cihichiから＞

ディサービス

　医療を守る会のディサービスでチェンソーアートの依頼があり実演をさせていただきました。
杉の丸太から小熊を・・。
一つ作るのに４５分ほどかかります、その後ブルースハープの演奏もサービス・・・
曲は残りの人生もゆったりお過ごしいただけますように・・・「遙かなる大地、椰子の実、川の流れのように」です。

昨日は機能訓練のお手伝い、きょうはディサービスです。
誰も年をとるのですが、ここのところこんな出会いが多くありました。
コスモスが風にゆれ、穏かな秋の日差しの一日でした、お楽しみいただけましたでしょうか・・・。＜写真　小熊＞

丸太

　２日間このブログ休みましたのに、どうかしたんかとメールまでいただきました。
続けて５００回と思いながら・・欲が出て５１０ページまでと続けましたが、一休み・・・。

　１０月はじめの雨の日、我が家の山に彫刻用の丸太を取りに行きました。
雨のなか重たい丸太を山の中を転がし、峠の道まで３本運び出し、次ぎの日取りに行きましたがありません。

こんなもの持って帰るやつがいるんか・・・とあきらめて帰る。
何にされるのか、そんな値打ちもないものを・・・。

ところが昨日の夕方に来客、峠の道で丸太を拾ってきたのがあるので「フクロウ」の椅子を作ってくれませんかと遠方から訪ねて来た方が・・・この丸太、見たことがあるなあ・・・。
捨てられていたんで拾ってきました汚いのですけどと・・・。
誰が見てもこれは捨ててあると思いますねぇ・・・。

これにはビックリ・・・ここに帰る運命だったのでしょうか。
写真はその丸太で作らせていただきました「フクロウ」の椅子です。

雲海

　秋が深まり雲海の見られる頃となりました、近くの峠で今朝の夜明け。

510ページ

　ブログ５１０ページ達成です。
きょうはすばらしい天気、青い空に爽やかな風、こんな天気が続くといいが・・・。
　夕陽のシュウメイ菊、なんとも美しい白さです。

　 庭のアサガオ、気温が下がると夕方までしぼまずに、本当に長いあいだ楽しませてくれます。

杉の木

　友人が杉の大木がある、いらんかと言ってきたが、大木すぎて運べず、末のほうをいただいてきた、それでもこの大きさ・・・。
勤め帰ってから、夕方チェンソーで熊を作りました、体重６０キロ。

この横顔、誰か時の人に似ていませんか・・・？

　いま話題の北朝鮮による核保有の問題は、日本にとっても直接的な脅威となってきた。また北朝鮮だけでなく、インドやパキスタンなどは１９９８年に相次いで核実験を強行し既に核を保有している。現在、核兵器不拡散条約(NPT)で核兵器保有国として公認されている国は、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の５カ国だ。しかし、自国の安全保障という観点から他国へも核兵器の拡散が進んでいるようである。

　この核兵器の中心部で核反応を起こす部分を核弾頭、この核弾頭は世界8カ国でなんと２８，０００発もあるという、今騒がれてるこの問題、なぜ５カ国は公認なのか・・・・。
世界中からなくすことは出来ないものなのか・・・うちはいいがお前とこはアカン
これはどう理解すればいいのか。

無駄

　座禅をしてなにになるか。
なにかの役に立つか、なんにもならんと和尚の教えでした。
足の痛いのに座り続けてもなんにもならん、時間の無駄だ。

自分は座禅をしているとか、精神修養になるからとか、人間が出来てくるとか・・・そんなことはなんにもならん。

ボランティアもそう・・・ボランティアをすることで後で何か自分のためになることがあるのではとか。
よく出来たことと人にほめていただく、これを期待してはいないか・・これは本当のボランティアとは言わない。
きょうの座禅会の説教はこんなお話でした。
　　　　　　　　　　＜写真　山門の花・下は蔵人庵＞

人と諍談（じょうだん）するは　自他ともに無益（むやく）なり

『正法眼蔵随聞記』
人は感情的に「ああいった、こういった、どうも気にいらない」と、なにかにつけ言い争う。自分の長所は過大に評価するが、短所は過小に見えるのが常である。
「からの容器ほど大きなおとをたてる」ことを肝に銘じ、道元禅師のお言葉を味わいたいものである。

霧の朝

　今朝は冷え込み霧の朝でした。
ハナミズキの実が赤くなり、紅葉もはじまり、霧の朝は周りの山が全部なくなります。
雲海の写真を撮るため、朝早くから写真家が工房の横の道を山へ登ります。

　
　柿の実が色づき、秋本番です。
　　　　　　　　＜写真　霧の朝＞

野花・絵

　我が家の茶の間、モンゴルの画家の絵。
黄昏の草原を家我が家へいそぐ、そんな絵です。

近くの梅林の中に群生している花。

BS永遠の音楽、叙情歌、千の風になって、これいい歌です・・・
きょうの空は本当にきれいな空でした。

　　　　　　　　　千の風に
　　　　　　　　　千の風になって
　　　　　　　　　あの大きな空を
　　　　　　　　　吹きわたっています

　　　　　　　　　あの大きな空を
　　　　　　　　　吹きわたっています

百舌鳥 ＜鵙＞

　きょうは秋祭り、昨日までの嵐も治まり爽やかな秋晴れになった。
早朝、キーキィーキィーとけたたましく鳴くモズの声は秋の風物詩です。
百舌鳥（もず）　鵙猛る　鵙の高音　鵙の贄　鵙日和　鵙の晴

秋に山野や人家近くで高い木の頂や電柱に止まって尾を上下に動かしながらキーッキーッと鋭い声で鳴く。雀の二倍くらいの大きさで尾が長めである。独棲して縄張りを守るために鋭く鳴くが、餌は昆虫、蛙、蛇、鼠にまでおよび、それらを木の枝などに刺して蓄える習性がある。【鵙の贄】という。鵙の高鳴きの声がよく通る晴天を【鵙日和】【鵙の晴】という。

有名な句に　『かなしめば鵙金色の日を負ひ来　　　加藤　楸邨』

　

　きょうはこの鳥を彫りました、枯れた楠は皮をむくと色がこの鳥によく似ています。
目と頭の部分は木のコブ、目は木の傷で黒い部分を利用しました。

頬と目は自然のまま、木は不思議です、どこかに顔や目があります。
この木を見たとき百舌鳥の顔があるような気がしたもので・・・。
　　　　　　　　＜写真　きょうの彫刻・百舌鳥＞