遠望

毎日通る道から眺める田舎の景色です。
前に読んだ本の一節にこんなことが書かれていた。

私達は近い景色の中で過ごしすぎる。
もっと遠い世界の中に身を置くといい、暇があれば野山を歩き、渓流の沢の音を聞き、草原に立って吹き渡る風で心を洗え。

延々と続く山並みの見えるところに立てば騒音が遠いものになる。
車から降りて立ち止まってみるがいい
降りずに走り続けると人生はあっという間に終ると・・・。

こんなことを思い出し、田植えの終った田んぼを眺めた。

バラ

スポーツ公園にでかけた。
土手の草むらにバラが咲いた、雑草の中にひときわあざやかな赤いバラです。

田んぼの水面に緑の山と空が映り、二面鏡の美しい夕暮れ・・・この田園風景に目もくれず・・・あわただしく行きかう車ばかり。

　
朱鷺草の鉢植えをいただきました。　＜下の写真　朱鷺草の花＞

田植え

きょうはコシヒカリの田植え、自給自足も疲れますが、秋の収穫を楽しみに・・・。
我が家の田んぼ、水を張ると夜景が美しい田舎の夕暮れです。

花

庭に小さな花が咲いた。
ニワセキショウ、かみさんが朝の散歩で取ってきたもの。
このあたり、白の花とピンクに紫色の３種類が見られます、庭石の陰で可憐な花が美しい。

がばいばあちゃんの話の中にこんなのがありました。
　　　　
　　　　　　小さな雑草が花をつけている
　　　　　　「きれかろう」「うんでもちっちゃいよ」
　　　　　　蟻から見れば大きいよ
　　　　　　花屋の花は手がかかっている、大きくてあたりまえ
　　　　　　自分のちからだけで一生懸命咲いているのは美しい。

万緑に一握の邑沈みたり

緑が一段と濃くなり、小さな我が村も木々の葉に隠れるほどになりました。
初夏の風が気持ちいいこのごろです。

下の写真はよく越す峠「てっせん街道」です。
管理が大変のようで、少ししか花は見えませんが・・・。
　　　　　　　＜庭の花＞

嵐のあと

低気圧が通過、昨日の嵐はすごかった。
こんな風雨もやがては過ぎ去る、今朝は爽やかな朝となった。
庭の花もこの雨で成長した感がする。

我が家の風もどうやらおさまった、母が体調を崩して、ブログも休みました。
まだ一週間もならんのに、大変たいへんと・・・。
大きくなるまで育ててくれただけは、ここで返さねば・・・・。

庭の花

明日は立夏、初夏の花、裏庭にすずらんが咲き出した。
ボチボチ田植えの準備です、野良仕事の人が多くみられます。

連休

GWも後半となりました。
どこも車にバイクが行き交い、ひとときの田舎の賑わいです。

我が家は子達も帰り静けさが戻りました。
庭のシャクナゲが満開、きょうは夏日の一日でした。
この暑さで花が少し大きくなった感がします。

蜘蛛

我が家の生垣の蜘蛛の巣、朝露に白く光り目立つ季節となった。
この蜘蛛の世界も縄張りがあるらしい。

それぞれの巣に家庭があるのであろう・・・。
１５ｃｍくらいの小さな網を張り、獲物を待つ蜘蛛、この世界も生存競争があるのか。

蜘蛛は風のある日に霧状の糸を出し、偏西風＜ジェット気流＞に乗り、中国から日本の上空で降下する蜘蛛もいると聞いたことがある。
蜘蛛の亡命・・・このように考えて見るとなかなか面白い。

格差社会がテレビのCMにもみかける時代となった。
福知山の経済新聞に、人材派遣会社が経常利益４１、５％増とある。

大手企業の決算も好調、定年組にはあまり関係はないが・・・
人の世界も競争は厳しいもよう、高校野球の特待生制度、これも格差是正か・・。

座禅

今朝、曽洞宗のお寺さんの座禅に参加した。
１時間の座禅の終わりに、１０分ほど和尚の説教。

きょうのお話は座禅をして何になるか・・・。
なんにもならんというのが教えである、話のなかいろいろと身につまされることが多い。

この説教が勉強になると、凡人は考えるが和尚は何にもならんと説かれる。
以無所得故（無所得）がきょうの説教。

こうして座禅を通じて貴方たちに出会える、人は誰でも無数の縁のなかに生かされている。
無数の縁に育まれ、人はその人生を開花させていく、その縁を大切にしなければなるまい・・・こんな訓えであった。

いいお話を聞いても時間がたつとすぐに忘れ、聞いたことの半分も文章にまとめることができない、忘れぬうちと朝の書き込み。
　　　　　＜写真　朝雨にぬれた新緑の庭＞