カープな毎日

カープファンのひとりごと。

11安打9得点で巨人を3タテして2位浮上

2024年05月19日 21時32分15秒 | 試合結果

巨人 300 000 000 3
広島 400 221 00X 9
勝利投手:アドゥワ4勝1敗
敗戦投手:高橋礼2勝2敗
本塁打:[広島]末包1号、菊池2号

 先発のアドゥワは、初回に四球と安打で1死1,2塁のピンチを招き、2死後に坂本の適時2塁打と萩尾の2点適時打で、いきなり3点を失いました。

 しかし、打線が直後の1回裏に四球と安打などで1死2,3塁として、小園の適時打で1点を返し、さらに末包の3点本塁打で逆転に成功しました。

 4回には連打で無死1,3塁として、1死後に林の適時打で1点を加え、さらにアドゥワの犠打が野選となって1死満塁の好機を作り、秋山の適時打でこの回2点を追加すると、続く5回にも1死1塁から末包の安打に敵失が絡んで1点を貰い、続く1死3塁では矢野が犠飛を放って、この回も2点を加えました。

 そして、6回には菊池の本塁打で1点を加えて、巨人にダメ押しをしました。

 アドゥワは、2回から5回まで無安打1四球に抑える素晴らしい投球を披露すると、6回に四球と安打で無死1,2塁としたところでマウンドを森浦に譲りました。

 森浦は、坂本、萩尾、山瀬を三者連続三振に斬る完璧な投球をみせて、アドゥワは5回0/3を投げて4安打3四球3失点でした。

 7回は塹江が三者凡退に、8回は中﨑が1回を1安打無失点に抑えると、9回は黒原が1安打1四球無失点に抑えて、巨人に快勝して、今季初の同一カード3連勝で貯金を3として2位に浮上しました。

 

 アドゥワは、初回に先頭打者への四球から3点を失い、いきなり重苦しい雰囲気になりましたが、打線が直後に奮起して4得点で逆転に成功しました。

 先頭の秋山が四球を選んで、反撃への流れを作ると、野間が安打で続き、菊池は進塁打で好機を演出すると、小園の適時打で巨人に傾いていた流れ止め、さらに2死後に末包が3点本塁打を放って、試合の流れ引き戻すとともに、打線に勢いを付けました。

 末包の本塁打は、試合をひっくり返したことはもちろんですが、チームに流れを引き寄せるとともに、打線に勢いをつけて、その後の追加点を呼び込む、大きな価値のある本塁打となり、改めて本塁打の影響力の大きさを実感した試合でした。

 ここまでは長打力不足が大きな課題となっていましたが、末包が加わったことで、打線のバランスが良くなったと思います。ここまでは投手陣に頼りきりでしたが、これからは野手陣が投手陣を助ける番ですね。

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九里が6回途中2失点の粘投で今季初勝利

2024年05月18日 21時24分41秒 | 試合結果

巨人 020 000 001 3
広島 000 121 00X 4
勝利投手:九里1勝4敗
敗戦投手:赤星勝4敗
セーブ:栗林1敗12S
本塁打:[広島]坂倉3号

 先発の九里は、2回に2安打で1死1,2塁とされ、泉口の適時打と赤星のセーフティースクイズで2点を失い、さらに四球で1死満塁のピンチでしたが、オコエを左飛、吉川を二直に打ち取って追加点を許しませんでした。

 3回にも四球と安打で1死1,2塁のピンチを迎えるも、岸田を併殺に打ち取って無失点で凌ぎました。

 2番矢野、3番小園、4番末包、5番坂倉、6番二俣、7番羽月、8番林と若手中心のオーダーを組んだ打線は、2回に連打で無死1,2塁としながら、二俣が犠打を決められず三振、羽月は三飛、林は二ゴロに倒れてしまうと、3回2死2塁も小園が遊飛に打ち取られて得点を奪えませんでした。

 しかし、4回に2死1塁から羽月が適時2塁打を放って1点を返すと、続く5回には長短打で1死1,3塁として、矢野は三ゴロに2死2,3塁となり、小園が2点適時打を放って逆転に成功しました。

 さらに6回には坂倉の本塁打で1点を追加しました。

 九里は、5回にも2死2塁のピンチを招きながら、秋広を遊飛に抑えて無失点で凌ぐも、6回に2塁打と犠打で1死3塁のピンチを迎えたところでマウンドを降りました。

 代わった森浦は四球で1死1,3塁とするも、丸を併殺に打ち取って無失点で凌ぎ、九里は、5回1/3を投げて8安打2四球2失点でした。

 7回は矢崎が四球と安打で1死1,2塁とするも、坂本を中飛、秋広を左飛に抑えて、無失点で凌ぐと、8回は島内が2安打で2死1,2塁とされるも、オコエを三直に打ち取ってピンチを脱しました。

 9回は栗林が登板するも、連打で無死1,2塁とされ、坂本の左前打に末包の適時失策が絡んで1点を失うと、なおも1死1,3塁のピンチでしたが、小林のスクイズを一塁二俣の好守により本塁生還を許さず、さらに四球で2死満塁となるも、最後は代打萩尾を三振に斬ってリードを守り切り、巨人に連勝で、ついに今季初の貯金2としました。

 

 九里が今季8試合目の先発でようやく白星を手にしました。毎回安打を浴びて、ピンチの連続でしたが、2回の2失点で踏ん張ったことが、逆転勝ちに繋がったと思います。

 2回は3安打で先制を許し、さらに坂倉の2塁牽制が盗塁を許す結果となり1,3塁とピンチを拡大させると、赤星のスクイズを自らの野選で2点目を失いました。続く丸には四球を与えて満塁となり、試合の流れは巨人に傾きかけましたが、ここで九里が気迫の投球でオコエと吉川を抑えて追加点を許さず、巨人に傾きかけた流れを止めると、3回のピンチも無失点で切り抜け、4回の味方の反撃を呼び込みました。

 ここまでは投打の歯車がかみ合わず、白星を挙げられていませんでしたが、今日の1勝をきっかけに良い流れに変わると思うので、ローテの柱として、どんどん白星を積み重ねてほしいですね。

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大瀬良が6回無失点の粘投で2勝目

2024年05月17日 23時06分53秒 | 試合結果

巨人 000 000 000 0
広島 100 100 00X 2
勝利投手:大瀬良2勝
敗戦投手:戸郷3勝2敗
セーブ:栗林1敗11S

 打線は、初回に安打と暴投などで1死3塁として、2死後に小園が適時打を放って先制しました。3回は敵失、安打、死球で2死満塁としながら、林が三振に倒れてしまいましたが、4回に2塁打と死球などで1死1,3塁として、秋山の併殺崩れで1点を追加しました。

 5回は無死1塁で小園が併殺に倒れてしまうと、6回以降は無安打に抑えられてしまいました。

 先発の大瀬良は、初回に2死2塁のピンチを招くも、岡本和を三邪飛に打ち取り、4回は1死2塁とされながら、萩尾を三振、小林は遊飛に打ち取ってピンチを脱しました。

 5回には四球と自らの失策で無死1,2塁のピンチを背負いましたが、丸を捕ゴロ、佐々木を中飛に打ち取り、吉川は矢野の失策で2死満塁なるも、岡本を左飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 続く6回も無死1,2塁とされるも、小林を犠打失敗、門脇を三ゴロ、代打岸田を一ゴロに打ち取り、6回を投げて5安打2四球無失点の粘投でした。

 7回は塹江と矢崎の継投で無失点に抑えると、8回は島内、9回は栗林がともに三者凡退に抑えて、巨人に競り勝ちました。

 

 大瀬良は本来の調子はなく、毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、粘り強い投球で巨人打線に得点を与えず、試合の流れを渡しませんでした。

 打線が序盤で2点のリードを奪うも、その後は巨人中継ぎ陣に抑えられて好機を作ることができず、巨人に得点を奪われると、試合の流れが一気に巨人に傾く可能性があったところでしたが、5回と6回の無死1,2塁のピンチでは、ギアを挙げて後続を打ち取る、気迫のこもった投球で無失点に抑えました。

 悪いなりにも要所を抑えることができるようになったということは、大瀬良の状態が良くなってきている証拠だと思います。これからどんどん白星を積み重ねていってほしいですね。

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新人の松本健にプロ初登板初先発初完封勝利を献上

2024年05月15日 21時29分54秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
ヤクルト 010 000 01X 2
勝利投手:松本健1勝
敗戦投手:森下3勝1敗
本塁打:[ヤクルト]村上9号

 先発の森下は、初回に連打で無死1,2塁のピンチを招くも、オスナを併殺、村上を中飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、2回に連続長短打で無死1,3塁とされ、1死後に武岡に適時打を浴びて1点を失いました。

 それでも、3回1死2塁では、村上とサンタナを凡打に打ち取って無失点で凌ぐなど、5回を除き毎回安打を浴びながらも、6回を8安打1失点に抑えました。

 7回は塹江が三者連続三振に抑えると、8回は矢崎をマウンドに送りながら、2死後、村上に本塁打を浴びてしまい、痛恨の追加点を奪われてしまいました。

 打線は、初回に安打と盗塁で2死2塁としながら、小園が三振に倒れてしまうと、2回に2塁打と敵失で1死1,3塁の好機を貰いながら、會澤が併殺に倒れて無得点に終わりました。

 3回にも安打などで2死2塁としながらも、菊池が中飛に倒れると、4回から9回まではパーフェクトに抑えられて、一人の走者も出すことができず、プロ初登板の新人松本健に3安打完封されて、チームは5割に逆戻りとなりました。

 

 森下は、マメの影響で登板間隔を空けた影響からか、本来の制球力が見られず、初回からピンチの連続でしたが、失点は2回に武岡に浴びた適時打による1失点で踏ん張り、試合の流れをヤクルトに渡さず、先発の役割を果たしました。

 しかし、打線が序盤の好機を逸すると、中盤以降はプロ初登板の松本健に翻弄されて、最後まで攻略の糸口を全く掴めず、森下を援護できませんでした。

 この試合、最大の好機だった2回の1死1,3塁と逸したのが痛かったです。1回裏に森下が無死1,2塁のピンチを無失点で切り抜けた直後に得た好機だっただけに、ここで1点でも先制できていれば、試合展開は変わっていたと思われるだけに、悔やまれる攻撃となりました。

 また今後も松本健とは対戦する機会があると思うので、次回対戦では攻略して、これ以上苦手投手を作らないようにしてほしいですね。

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4番小園の2本の適時打で競り勝つ

2024年05月14日 21時27分24秒 | 試合結果

広島 000 101 000 2
ヤクルト 000 000 100 1
勝利投手:床田4勝2敗
敗戦投手:小澤4敗
セーブ:栗林1敗10S
本塁打:[ヤクルト]武岡2号

 打線は、3回に2塁打などで1死3塁とするも、秋山の一ゴロで本塁に突入した三走坂倉がアウトになってしまいましたが、4回は安打と敵失で1死3塁の好機を貰い、小園の適時打で1点を先制しました。

 5回には無死2塁とするも、坂倉が右飛、床田は左邪飛、秋山は三振に倒れてしまいましたが、6回に連打で無死1,3塁として、小園の適時打で1点を追加し、なおも内野安打で無死満塁の絶好機を作るも、代打中村健は三振、矢野が併殺で追加点を奪えませんでした。

 先発の床田は、5回まで散発3安打に抑えて2塁さえ踏ませない好投を見せると、6回には安打と2四球で2死満塁のピンチを招くも、西川の当たりを秋山の好捕して失点を防ぎました。

 しかし、7回1死後に武岡に本塁打を浴びて1点を失ってしまい、この回でマウンドを降りて、7回を5安打3四球1失点でした。

 8回は島内が三者凡退に抑えると、9回は栗林が三者凡退で締めて、ヤクルトに競り勝ちました。

 

 打線は小園の活躍で2点を挙げるも、6回はさらに無死満塁の絶好機を作りながら、後続が続かず追加点を奪えず、試合の流れが変わりかけましたが、6回2死満塁は秋山の好守で失点を防いで試合の流れを手放さず、1点差に追い上げられた8回以降は島内と栗林の好リリーフで逃げ切りました。

 秋山の好守が無ければ、逆転されていた可能性が大きかっただけに、秋山に救われましたが、その前の無死満塁の好機で1点でも挙げられていれば、試合の流れが変わるきっかけにならなかったと思うので、同じ失敗をしないようにしてほしいですね。

 一方で、小園は4番としての役割を果たしています。3回の好機で無得点に終わりましたが、4回に相手のミスから得た好機で先制打を放って試合の流れを引き寄せると、5回にも適時打を放って追加点に繋げました。

 小園は勝負強さを発揮しており、4番に入った5試合のうち4試合で打点を挙げて打線を牽引しています。小園が4番に入ってから、4勝1敗とチーム状態も上がってきました。

 4月は投手陣を援護できなかったので、これからはしっかりと援護してほしいですね。

 

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堂林が登録抹消

2024年05月12日 21時41分25秒 | 日記

 今日に中日戦は天候不良により、早々に中止が決まりました。これで今季5試合目の中止で、最近は週1試合ペースで中止になっており、6月に入るとさらに中止が増えそうなので、シーズン終盤の日程が心配になります。

 最近は、打線の状態も底を脱してきたので、今日の中止は嬉しくありません。これ以上中止が増えないことを願いたいですね。

 また、打撃不調に陥っていた堂林が出場選手登録を抹消されました。今季は開幕戦で4番を務め、シーズン開幕直後は打撃好調で繋ぎの4番として打線をけん引して、打率3割をキープしていましたがするも、4月下旬から調子を落とし、4月23日ヤクルト戦以降は26打席無安打が続いていました。

 新井監督は、堂林の状態について、「心身ともに疲弊している」と説明し、「試合に出ながら状態をあげていくことが今、なかなかできないから。しっかりファームで打席に立ちながら状態を上げきてくれ」と伝えたとのことです。

 今季は選手会長としてチームをまとめる役割を果たしながら、開幕から4番を任されたことで、疲労がたまり、さらに重圧を感じていたのかもしれません。

 新井監督は、リフレッシュを兼ねて2戦で再調整をさせて、本来の打撃を取り戻させる意向と思われます。焦らずにじっくりと打撃を見直して、心身ともに万全の状態で1軍に戻ってきてほしいですね。

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九里が粘り切れず連勝止まる

2024年05月11日 21時03分22秒 | 試合結果

中日 000 002 020 4
広島 000 000 000 0
勝利投手:柳2勝2敗
敗戦投手:九里4敗

 先発の九里は、3回まで無安打に抑えると、4回は2死後に安打と死球で1,2塁のピンチを招くも、中田を中飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 6回には安打と四球で無死1,2塁のピンチを迎えると、カリステを三振、細川を中飛に打ち取りながら、中田に2点適時2塁打を浴びて先制を許してしまい、6回を3安打4四死球2失点でマウンドを降りました。

 7回は森浦がマウンドに上がり、2塁打と四球に内野安打で2死満塁のピンチを招くも、カリステを三振に斬って無失点で凌ぎましたが、 8回に塹江が2安打と犠打で2死1,3塁とされ、代打石川昂に2点適時2塁打を浴びて、試合が決してしまいました。

 打線は、2回に連打で無死1,2塁の先制機を作るも、坂倉が右飛、矢野は併殺で無得点に終わると、3回から8回まで無安打に抑えられて、3安打零封負けを喫してしまい、連勝は3で止まり、5割に逆戻りとなりました。

 

 打線が柳のまえに沈黙して、またしても好投した九里を援護できませんでした。唯一の好機だった2回無死1,2塁では、不調の坂倉に打順が回り、走者を進めることができず、得点機を逃してしまいました。

 また、九里も中日打線を5回まで1安打に抑える好投でしたが、2つのミスが6回の2失点に繋がってしまいました。

 1つ目のミスは、5回2死から8番に入っていた投手の柳に四球を与えてしまい、6回の攻撃を1番からにして、安打と四球で無死1,2塁のピンチを招いてしまいました。

 2つ目のミスは、6回も無死1,2塁で好調のカリステと細川を打ち取って2死までこぎつけながら、中田に甘く入ったストレートを捉えられて適時2塁にされてしまいました。

 5回の攻撃を柳で終えていれば、6回のピンチは無かったかもしれませんし、6回もピンチで好調の2人を抑えて2死としながら、最後に失投してしまいました。

 投打とも小さいミスが敗戦に直結してしまった試合でした。九里も野手陣も勝ちたい思いが強すぎて、力んでしまっているのかもしれません。勝敗よりも自分にできることをしっかりやるという意識で臨めば、白星が付くはずです。

 九里も野手陣も、次戦では気持ちを切り替えて、プレーに集中して戦ってほしいですね。

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15安打6得点の逆転勝利で貯金1

2024年05月10日 23時20分57秒 | 試合結果

中日 000 200 001 3 
広島 000 211 02X 6
勝利投手:アドゥワ3勝1敗
敗戦投手:松葉2勝2敗
本塁打:[中日]カリステ3号、山本1号

 打線は、初回無死1塁は併殺、2回2死1塁では牽制死、3回1死2塁は犠打失敗と拙攻を繰り返すと、先発のアドゥワは、3回ま無安打に抑えながら、4回無死1塁からカリステに2点本塁打を浴びて先制を許しました。なおも、2安打で2死1,3塁のピンチでしたが、木下を右飛に打ち取って追加点は許しませんでした。

 直後の4回裏に2安打で1死1,2塁として、中村健と矢野の連続適時打で同点に追いつくと、5回には安打と四球などで2死1,2塁として、小園の適時打で1点を勝ち越しました。さらに6回にも連打で1死1,2塁として、代打松山の適時打で1点を追加しました。

 アドゥワは、5回と6回を1安打無失点に抑えて、6回を投げて5安打1四球2失点でマウンドを降りました。

 7回は矢崎が1四球無失点に抑え、8回は島内が三者連続三振に斬ると、打線が8回に2塁打と犠打で1死3塁として、代打田中の適時打で1点を追加し、さらに2塁打と四球で1死満塁として、2死後に押し出し四球で1点を加えてリードを4点に広げました。

 9回は中﨑が登板して、2死後に山本に本塁打を浴びて1点を失いましたが、後続を断って、中日に逆転勝ちして、ようやく貯金1となりました。

 

 序盤はカープが押し気味に試合を進めるも、打線が拙攻を繰り返してしまうと、好投のアドゥワが4回に痛恨の先制本塁打を浴びてしまい、完全に試合の流れを失ったと思いましたが、直後の攻撃で末包、中村健、矢野の3連打を含む4安打を集めて同点に追いついて、失った流れを引き戻し、続く5回にも秋山と菊池で作ったチャンスで、4番起用の小園が適時打を放ち決勝点を挙げて試合の流れを掴み、6回の追加点に繋げました。

 これまでのチームは、試合の流れを一度手放すと、引き戻すことができませんでしたが、今日は、手放してもすぐに流れを引き戻して、掴みきることができたことが勝因であり、その流れを作ったのは、末包、中村健、矢野の3連打でした。

 末包が復帰したことで、チームの雰囲気が変わったことは間違いないと思います。ここから一気に上昇カーブを描いて上位争いに加わりたいですね。

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中村健、末包、二俣のスタメン起用的中で連勝

2024年05月08日 23時01分20秒 | 試合結果

広島 001 000 020 3
阪神 001 000 000 1
勝利投手:大瀬良1勝
敗戦投手:ゲラ2敗5S
セーブ:栗林1敗9S
本塁打:[広島]中村健1号

 末包が1軍に昇格して即5番でスタメン起用され、天敵の大竹対策として2番には二俣、8番に中村健を起用した打線は、3回1死から中村健が本塁打を放って先制点を挙げました。

 先発の大瀬良は、初回、2回と先頭打者を出塁させるも、後続を断って無失点に抑えていましたが、先制した直後の3回裏に安打と盗塁で無死2塁とされ、中野の適時打で同点に追いつかれましたが、続くノイジーの三ゴロを菊池が超スーパープレーで併殺を完成させて追加点を許しませんでした。

 打線は4回2死2塁で會澤が二ゴロ、6回2死2,3塁では末包が左飛に倒れてしまい、7回には2死3塁で大瀬良をそのまま打席に送って三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 しかし、8回に二俣の四球などで2死2塁として、小園と末包の連続適時打で2点を挙げて勝ち越しに成功しました。

 大瀬良は、5回から7回を三者凡退に抑えて、7回を投げて4安打2四球1失点でマウンドを降りると、8回は島内が1四球無失点、9回は栗林が1四球無失点に抑えて、阪神に競り勝ち、チームは連勝で勝率5割復帰を果たしました。

 故障により出遅れていた末包が1軍に昇格し、5番右翼でスタメン出場すると、4打数2安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献しました。さらに8番1塁で起用された中村健は先制本塁打を放ち、2番左翼で起用された二俣は2四球を選んで、決勝点に繋げる活躍を見せました。

 ここまで打線が低調で得点力不足に苦しんでいましたが、待望の長距離砲である末包が加わったことで、打線が活性化して4番起用の小園が決勝打を放ちました。さらに末包の復帰が刺激となったのか、中村健が先制本塁打、二俣も粘って四球を選び、決勝の本塁を踏むなど、若手野手も好結果を残しました。

 若手野手が活躍することで、チームの雰囲気も良くなり、まだ状態の上がっていない坂倉や堂林らの実績組の調子も上がってくると思います。

 これまで投手陣には迷惑を掛けてきたので、これからは打線が投手陣を強力に援護してほしいですね。

 

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島内の好救援で逃げ切り

2024年05月07日 21時38分45秒 | 試合結果

広島 100 010 000 2
阪神 000 000 000 0
勝利投手:床田3勝2敗
敗戦投手:村上2勝2敗
セーブ:栗林1敗8S

 低調な打線のテコ入れとして、4番に小園を起用した打線は、初回に2塁打と敵失で無死1,3塁として、1死後に小園の犠飛で1点を先制しました。

 2回から4回は三者凡退に抑えられるも、5回に敵失と床田の安打で2死1,2塁とすると、秋山の適時打で追加点を挙げました。

 6回は連打で無死1,2塁としながら、坂倉は犠打失敗、宇草と堂林は連続三振に倒れて無得点に終わりました。

 先発の床田は、3回に安打と犠打で2死2塁とされるも、近本を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、6回まで散発3安打に抑えて3塁を踏ませませんでした。

 7回は連続短長打で1死2,3塁のピンチを招きながらも、坂本を二飛に打ち取った後、死球で満塁とするも、代打小野寺を遊飛に抑えて無失点で切り抜けました。

 続く8回は2安打と四球で1死満塁のピンチを招いたところで降板となりました。

 代わった島内は、佐藤輝を三振、森下を二ゴロに仕留めて無失点で凌ぐ好救援でリードを守ると、9回は栗林が三者凡退に抑えて、阪神に競り勝ちました。

 

 打線は、天敵の村上から2度の失策で得た好機を、しっかりと活かして2点を挙げると、床田は阪神打線を翻弄して付け入る隙を与えず、中盤までは試合の流れはカープに傾いていました。

 しかし、打線が6回の好機を逸すると、好投を続けていた床田が、7回にこの試合初の連打を浴びてピンチを招きました。ここは踏ん張って無失点で凌ぎました。

 この時点で床田の球数は104球でしたが、8回も続投すると、1死満塁の大ピンチを招いてしまい、ここで無念の降板となりました。

 島内は、佐藤輝に対してカウント3-1としてしまい、押し出し四球が頭をよぎりましたが、島内が踏ん張り、佐藤輝を三振に仕留めると、続く森下も打ち取ってピンチを脱して、事なきを得ました。

 床田を球数を考えると、8回から継投に入る策もあったと思われますが、床田の状態が良かったため8回も任せたと思われます。それでも8回は、1死1,3塁となった場面で交代させた方が良かったと思われ、交代が一歩遅れた感じました。

 島内が重圧の掛かる場面での登板でしたが、見事な投球で無失点で凌いだため、最悪の事態は免れましたが、逆転されていたら、床田の好投もフイになり、島内もダメージを受けていたと思われるだけに、もう少し早めの継投をしてほしかったです。

 何はともあれ、勝てたので良かったですが、継投については最高の余地がありますね。

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