ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【演】向陽台小学校 音楽鑑賞教室

2006年08月31日 20時04分22秒 | 演奏記録
向陽台小学校 音楽鑑賞教室 開校25周年記念
2006.8.31(木)13:15開演, 千歳市立向陽台小学校 体育館, 入場無料
指揮 中山耕一, 演奏 千歳フィルハーモニーオーケストラ, パート 2ndViolin

★J.ウイリアムズ スターウォーズよりメインテーマ
【弦楽器紹介】
★ヴィヴァルディ 四季より「春」第1楽章
【体験ヴァイオリンコーナー】
★L.アンダーソン ジャズ・ピチカート
★L.アンダーソン ワルツィング・キャット(踊る猫)
【管楽器紹介】
★L.アンダーソン ペニーホイッスルソング
【体験指揮者コーナー】
★ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」第1楽章より
【打楽器紹介】
★ボロディン 歌劇「イーゴリ公」より ダッタン人の娘たちの踊り、ダッタン人の踊り
★吉沢秀樹 向陽っ子の歌
アンコール L.アンダーソン トランペット吹きの休日
アンコール 向陽台小学校校歌

・千歳の小学校に弾きにいってきました。学校に弾きに行くのはひさびさかな。小学校に行くといろいろと懐かしいですね。子供たちが体育館まで持ってくるあの椅子。今見ると、あんな硬い椅子によく座布団もかけずに何年も座りつづけたもんだ、と感慨深いものがあります。
・平日ということで、仕事のため出られないメンバーがけっこういたものの、総勢約50名の立派な編成のオーケストラでした。コンマスN氏による司会進行(←うまい)。曲間に楽器紹介や体験指揮コーナーをはさみ、約90分間みっちり休憩なしで、盛りだくさんな内容の演奏会でした。
・スターウオーズ:指揮を見ると、中山先生の蝶ネクタイのヒモが襟からはみ出てちょっとおかしなことになっているのが目につき、気になって気になって演奏どころではありませんでした。その後の曲間にどうにか身ぶり手振りで伝えた。ホッ。 曲の途中で拍手起こる。
・弦楽器紹介:一番でかいコントラバスが子供に一番人気。ちょっとくやしい。
・春:嫌な曲。何故かトップサイドを命じられたので、ソロ(←曲的におちやすい)がいつおちてもいいように休符の間も臨戦体制。
・体験ヴァイオリン:子供を二名選出。操り人形状態でキラキラ星を無理矢理演奏。
・猫:猫・犬の動物パートウケてよかった。
・体験指揮:曲は「運命」。子供二名、教諭一名選出。三番目に登場した女性教諭が、驚愕の2小節1つ振り。ありえない発想だー!!通常なら1小節を1つ、2つ、4つ、8つ振り等々のところを『2小節を1つ振り』ーー!?? まぁ、楽譜を見せなかったせいかもしれませんが。。。とにかく衝撃を受けました。
・ダッタン人:この曲の時ではなかったかもしれませんが、客席最前列中央の一年生の男の子が演奏中、熟睡。いつ椅子からすべり落ちるかドキドキハラハラしていたところ、豪快にすべり落ちました。
・向陽っ子の歌:この小学校の教諭により作曲された曲で、その作曲者による指揮でした。自作曲の初めてのオケ演奏に感動されていたようです。
・トランペット休日:リハ時に中山先生より『トランペットうまいねぇ~』のお言葉が。 演奏を開始すると手拍子が自然発生。後打ちを弾く私としては、微妙にずれた手拍子に苦戦。
・客数約250名[目測]:全校生徒と先生・父兄。客席はかなり騒がしかったけど、気になるほどではなかった。
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【論】Storey,2005,Significance analysis of time ~

2006年08月30日 20時04分08秒 | 論文記録
Storey JD, Xiao W, Leek JT, Tompkins RG, and Davis RW.
Significance analysis of time course microarray experiments.
Proceedings of the National Academy of Sciences, 102: 12837-12842., 2005
[PDF][Web Site]

・発現量の時間変化に着目した論文
・データ:ヒト(cortex)、35068プローブ×72名(27-92歳)、時間点 0,2,4,6,9,24[hour]、Affy.
・提案手法と、t-test、SAMの結果を比較

・目的「The goal here was to identify genes whose expression changes significantly with respect to age in human kidney cortex tissue.
・開発ソフト「We have developed a freely available point-and-click software package called EDGE that includes this methodology and new methodology for static experiments.

・なぜだか非常~~に読みにくい! 肝心の提案している統計解析手法がさっぱりわからない。
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復帰をゴソゴソ準備中

2006年08月29日 20時04分30秒 | 日記2005-10
いいだけ煮詰まって、どうにもならなくなり昨年10月からお休みしていた研究(博士論文)について。
あっという間に一年経ち、そろそろ復帰にむけて動き出しています。
お休みしたおかげで、こんなブログなんて書けてしまうほどのお気楽生活を送ることができていたのですが、この先はだんだん更新が滞るかもしれません。せっかく続いているので、できるだけ休まず更新したいとは思うのですけど。。。

これが最後のチャンス。年内が勝負ですな。
では引き続き、戦場に戻る準備をゴソゴソと。
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【本】方法序説

2006年08月28日 22時48分47秒 | 読書記録2006
方法序説, デカルト (訳)谷川多佳子, 岩波文庫 青613-1, 1997年
・「『方法序説』は1637年、デカルトが41歳のとき、オランダのレイデンでヤン・マイレ書店から、著者名なしで出版された。デカルトが初めて公刊した著作であり、正確なタイトルは次のようになっている。『理性を正しく導き、学問において真理を探究するための方法の話[序説]。加えて、その方法の試みである屈折光学、気象学、幾何学』(中略)全体で500ページを越えるこの大著の最初78ページが『方法序説』であり、三つの科学論文集の短い序文となっている。」p.129
・1600年代の著作が現代まで残っていること、時代の壁を感じさせない翻訳、そして今でも通ずるその思想、おまけに105円(古本)で読めてしまうことに感動。
・文章は平易だが、読むには注意深さが必要。
・「この序説[話]が長すぎて一気に読みとおせないようなら、これを六部に分けることができる。つまり、第一部では学問にかんするさまざまな考察、第二部ではわたしが探究した方法の主たる規則が見いだされる。第三部ではわたしがこの方法からひきだした道徳上の規則のいくつか、第四部では神の存在と人間の魂の存在を証明する論拠、つまり著者の形而上学の基礎、第五部ではわたしが探究した自然学の諸問題の秩序、とくに心臓の運動や医学に属する多のいくつかの難問の解明と、われわれの魂と動物の魂との差異、そして最終部[第六部]では、わたしが自然の探究においてさらに先に進むために何が必要だと考えるか、またどんな理由でわたしが本書を執筆するにいたったか、見ることができる。」p.7
・「また、きわめてゆっくりと歩む人でも、つねにまっすぐな道をたどるなら、走りながらも道をそれてしまう人よりも、はるかに前進することができる。」p.8
・「以上の理由で、わたしは教師たちへの従属から解放されるとすぐに、文字による学問[人文学]をまったく放棄してしまった。そしてこれからは、わたし自身のうちに、あるいは世界という大きな書物のうちに見つかるかもしれない学問だけを探究しようと決心し、青春の残りをつかって次のことをした。旅をし、あちこちの宮廷や軍隊を見、気質や身分の異なるさまざまな人たちと交わり、さまざまの経験を積み、運命の巡り合わせる機会をとらえて自分に試煉を課し、いたるところで目の前に現れる事柄について反省を加え、そこから何らかの利点をひきだすことだ。」p.17
・「けれども、学院にいたころから、どんなに風変わりで信じがたいことを想像しようとも、哲学者たちのだれかによって言われなかったようなことは一つもないのを学び知った。」p.26
・「そして「わたしは考える、ゆえにわたしは存在する[ワレ惟ウ、故ニワレ在リ]」というこの真理は、懐疑論者たちのどんな途方もない想定といえども揺るがしえないほど堅固で確実なのを認め、この真理を、求めていた哲学の第一原理として、ためらうことなく受け入れられる、と判断した。」」p.46
・「神があり、存在すること、神が完全な存在者であること、われわれのうちにあるすべては神に由来すること。その結果として、われわれの観念や概念は、明晰かつ判明であるすべてにおいて、実在であり、神に由来するものであり、その点において、真でしかありえないことになる。」p.54 あらゆるものを疑ったが、神の存在は疑わなかった。
・「したがって、わたしの意見の批判者として、わたし自身よりも厳格で公正だと思われる人には、まず一度も出会わなかったわけである。」p.90
・解説より「デカルトの歩みは慎重かつ確実である。既成の学問をおよそすべて学んだうえで、それらの長所を認めつつも、ラディカルに批判する。そのうえで新しい学問の「方法」を提示する。」p.131
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誕生日@まだ大阪

2006年08月27日 04時25分25秒 | 日記2005-10
カラオケボックス。で一泊らしい。

そういえば誕生日でした。
皆様にハッピーバースデー歌ってもらいました。
ありがとうございます。


魂抜けかけ。
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【本】不思議な猫たち

2006年08月26日 16時20分31秒 | 読書記録2006
不思議な猫たち, (著)アイザック・アシモフほか (編)J.ダン&G.ドゾワ (訳)深町眞理子ほか, 扶養社ミステリー タ7-2, 1999年
(MAGICATS II Edited by Jack Dann and Gardner Dozois)

・「本書は猫にまつわるファンタジー、ホラー、SF、ミステリなどの短編を集めたアンソロジー Magicats II(Ace,1991)の全訳である。」p.359 アメリカで活躍している作家たちによる。アシモフと最近ゲド戦記が話題のル・グィンくらいしか名前を知りませんでした。著者紹介を読むと皆、かなり実績のある作家のようです。したがって、その小説も密度の濃いものが揃っていて、もし『山月記』が混じっていても違和感無さそうなほど。

<収録作>
1.猫の創造性 フリッツ・ライバー(深町眞理子訳)
 Kreativity for Kats / Fritz Leiber
2.つややかな猫たちのジグソー・パズルに見立てた人生 マイクル・ビショップ(浅倉久志訳)
 Life Regarded as a Jigsaw Puzzle of Highly Lustrous Cats / Michael Bishop
3.焔の虎 タニス・リー(酒井昭伸訳)
 Bright Burning Tiger / Tanith Lee
4.かわいい子猫ちゃん アイザック・アシモフ(田中一江訳)
 I Love Little Pussy / Isaac Asimov
5.猫と話した少年 ウォード・ムーア(山口緑訳)
 The Boy Who Spoke Cat / Ward Moore
6.ジャガー・ハンター ルーシャス・シェパード(小川隆訳)
 The Jaguar Hunter / Lucius Shepard
7.マダム・フロイの罪 リリアン・ジャクスン・ブラウン(羽田詩津子訳)
 The Sin of Madame Phloi / Lilian Jackson Braun
8.硝子の檻 パメラ・サージェント(黒田直見訳)
 The Mountain Cage / Pamela Sargent
9.メイのクーガー アーシュラ・K・ル・グィン(小尾芙佐訳)
 May's Lion / Ursula K. Le Guin
10.草の色、血の色 R・V・ブランハム(新藤純子訳)
 The Color of Grass, the Color of Blood / R. V. Branham
11.多言無用 ジョン・コリア(伊藤典夫訳)
 A Word to the Wise / John Collier
12.パスクァレ公の指輪 アヴラム・デイヴィッドスン(浅羽莢子訳)
 Duke Pasquale's Ring / Avram Davidson

・「ウエインは、施設にはいっていた15年間に、とげとげの毛の生えた大目玉の猫をたくさん描いた。そのまわりをあざやかなネオン色のオーラや電場で飾った。絵の背景は幾何学的な、手のこんだものになった。いまの人間が見ると、コンピュータ・グラフィックかと思うぐらい。とにかく、発狂してからのウエインの絵は、正気の時代のクソみたいな絵とはダンチ――ずっと激しく、強烈なものになった」p.55
・「きみは新しいピカソになれないけど、ウエインを苦しめたような恐ろしい精神分裂病になるおそれはない。きみの絵でいちばん奇妙なのは、猫が天井を歩いてること。」p.55
・「いままでヘミングウェイはあまりおもしろいと思ったことのないわたしだが、その一週間後、わたしはインドの強烈な陽ざしを浴びながら、ベランダで『老人と海』を読み返していた。漁師と巨大で美しいカジキとの関係は――批判者が指摘しているように、必要以上に愚かで気まぐれで、不注意だったが――ペターサンがわたしに明かしたのと同種の神秘性を、きわめて力強く描きだしていた。だが、なにかを殺すために名誉と愛と哀れみの気持ちをいだけるのなら、殺さずにおくことはもっと簡単なはずではないか。」p.77
・「ふつうの猫と同じように、マダム・フロイは三つのルールにのっとって暮らしていた。いかなる革新も、受け入れる前に三度は拒絶すること、あきらめる前に障害に三度挑戦すること、どんな行動も飽きるまで三度やってみること。」p.211
・「魔物ノ思惑ハ人ノソレト同ジナラズ。」p.304
・「ヘロドトスによれば、猫が死ぬと、家族は眉毛を剃りおとし、愛猫の死体を神都ブパスティスの霊廟に運んで、ミイラにしてから埋葬したという。19世紀なかばに、こうしたミイラが30万体も発掘されたことがあり、一部は肥料用に砕かれて、イギリスに運ばれた。(中略)もっとも、猫の死体を肥料にするという発想には、魔術的な効果を期待していた節がある。というのも、ヨーロッパでは古くから、土地を肥やすために猫を用いていたからだ。要するに、生け贄として畑に埋めていたのである。」p.360
~~~~~~~
?かくえき【赫奕】 光り輝くさま。また、比喩的に、物事が盛んなさま。雄大なさま。かくやく。
?ろうこう【陋巷】 むさくるしく見苦しい町。狭くきたない町。また、俗世間。
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@大阪

2006年08月25日 23時51分38秒 | 日記2005-10
大阪に遊びに来ています。
探さないで下さい。

大阪は暖房がはいっています。
大阪の車は白・灰・黒と地味な色の車の比率が高いです。
大阪は焼肉屋がやたらいっぱいあります。ラーメン屋がほとんどありません。(北海道比)
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室蘭カレーラーメン試食

2006年08月24日 19時24分05秒 | 日記2005-10
「室蘭カレーラーメン」ブランド化支援事業 消費者モニター

担当者よりアンケート用紙を受け取る
 ↓
指定のラーメン店へいく
 ↓
カレーラーメンを注文・試食
 ↓
アンケートに回答し、店に提出(試食代無料)
 ↓
(゜д゜)ウマー

というわけで、今日の昼に食べてきました。
ここのお店のスープは『カレーうどん』ぽかったです。

街をあげての取り組みのようで、担当者の所には、まだまだ膨大なアンケート用紙があるらしい。
飢えた学生さんに声かければ、アッという間にさばけそうですが。
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のだめ5巻 ラフ2を聴く@酔

2006年08月23日 23時01分24秒 | 日記2005-10
親切なお友達がのだめ貸してくださいました。
ただいま5巻。千秋の弾くラフ2に感動。
読みつつ頭の中にあるラフ2の過去の演奏がながれます。
でもってCD(UCCG-7060)かけてみた。
以前聴いたときはなんとも思わなかったけど…
今聴くとすげーテンション。
このCDでしか名前を聞かないピアニスト。いわゆる一発屋さん??
3楽章の出だしはなにかのじょーだんみたいデスネ。

ビール2合缶5本目ナリ。
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【本】水とはなにか

2006年08月23日 18時45分22秒 | 読書記録2006
水とはなにか ミクロに見たそのふるまい, 上平恒, 講談社 ブルーバックス B-355, 1977年
・常識の中の非常識を紹介するという意味で、ブルーバックスにとってはとても良い題材です。タイトルだけ見たところでは、非常に期待が高かったのですが、読んでみると文章が固めで、とっつきにくい印象です。ちょっともったいない。
・「本書では水分子の運動というミクロな観点から水と生命の関係を扱っている。」p.5
・「それで、空気と水、大地を人間、もっと一般には生物が生きていくためのもっとも重要な三要素とみなすことができる。」p.11
・「そのため、水素分子とかヘリウム分子のような軽い気体はたえず地球から宇宙に向かって飛び出している。計算によると水素やヘリウムは地球からの補給がないと、10億年で消え失せてしまうということである(古在由秀、月)。」p.13
・「酸素にもまた16O、17O、18Oの三種類の同位体が存在することがわかった。これらの同位体を組み合わせると、ちょうど18種類の水が存在することになる。私達が日常飲んだり使用している水は、これらのいろいろな水の混合物である。」p.50
・「ところが、水は凍ると体積がふえる。このように固体になった時に体積のふえる物質は、この他にビスマスなどごく少数しか存在しない。」p.53
・「ガン細胞(腫瘍)と正常細胞では水の性質が異なることを利用して、最近、超音波吸収と核磁気共鳴によるガンの診断が行なわれている。」p.153
・「人は体温が35度Cになると方向感覚が鈍くなり、ついで性格が内向的になり、物忘れをしやすくなる。さらに30度Cで無感覚になり、27度Cで死んでしまう。」p.170
・「ドストローハンセンは、10年ほど前から界面における水の構造変化に注目し、生理現象の変化について、膨大なデータを解析して、次の興味ある結論に達した。すなわち、15および30、45、60度Cは生物にとって好ましくない温度で、これらの温度の前後で生理現象は不連続に変化する。」p.173
・「四つの温度は生物にとって好ましくない温度なので、進化の過程で、生物は選択的に連続した転移温度の中点で生きるようになった。(中略)進化の過程で哺乳類は生存するための最適温度として37~38度Cを選んだのである。」p.176 ヘエエェェ~ 本書で一番感心した個所。
・「生物を低温に冷やした時死ぬのは、細胞内に氷ができるためである。氷ができないようにすると血液や精子は生きた状態で半永久的に保存できる。」p.180
・「臓器の凍結には、その中に含まれているすべての種類の細胞の保護ができるような条件や保護物質を見つけなければならない。これは非常に難しい。」p.190
・「今年(1977年)の3月14日から25日まで、アルゼンチンのマルデプラタで国連水会議がひらかれた。これはこのまま世界の水消費量が続けば、今世紀末には、現在の四倍もの水が必要になるが、それだけの水を確保することがきわめて困難なので、この問題を討議するために開かれたものである。」p.201 結局これは見込み違いだったのか、それとも何らかの方策がとられた結果いまがあるのか。謎。
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