青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

東北スキルアップ大作戦 ~GW後半初日~

2008年05月06日 12時39分13秒 | 日常
(画像:先駆者)

芭蕉詠むに「松島は笑ふが如く、象潟は憾む(うらむ)が如し」。
陽の松島に対し、陰に例えられたのが象潟。
象潟の蚶満寺(かんまんじ)に、芭蕉さんの像が立っていました。
偉大なる「みちのくの旅」の先駆者であります。

2日の仕事は早々に切り上げ、大学の後輩を連れて深夜の東北道をみちのくへ。GWの東北地方は二年連続。相当東北スキルは上がっていると思うんだが(笑)、まだまだ見た事がないものがあるのも東北地方の奥深いところでしょう。特に東北地方の日本海側はね。
深夜とは言えGWの東北道は大混雑。最近ETC普及に伴って渋滞傾向も変わったように感じる。明らかに割引時間帯の混雑が激しくなったからな…3車線→2車線に変わる宇都宮IC付近を先頭に15km程度の渋滞が出ていたので、北関東自動車道の宇都宮上三川ICへ逃げつつ新R4BP~矢板ICで東北道に復帰。つか、どこのSAPAも駐車スペースすらなくて全く休まずに古川ICまで走っちまったw
今回も宿を取ったのは鳴子。最近は鳴子に滞在するのはともかくとして、東北旅行のベースキャンプとして使う事も多くなって来た。太平洋にも日本海にもだいたい同じくらいで出れるのでね。むろん宿泊代が安いのと、いい温泉が湧いているのも魅力的なポイントではありますが。

さて、そんなこんなで鳴子には朝6時に到着してしまったのだが、さすがに何の店も開いてないw鳴子御殿湯駅の待合室で適当に時間を潰し、比較的早くから開いている川渡の「藤島旅館」で朝湯。二人で湯船の淵に寝っ転がり、ケロリン桶を枕に仮眠して体力回復。初日はとりあえずゆっくりする事にして、春の鳴子から県境を少し越えて最上盆地あたりまでを散策。つか、散策と言えどもデジカメを持っていると撮り鉄が絡んでしまうのは仕様ですw

●新緑の鳴子峡(定番の鳴子峡展望台より)
●山、笑う(鳴子の温泉街と花淵山俯瞰)
●青雲、湧き立つ(鳴子温泉・上川原地区)
●残雪秀麗・最上盆地(陸羽東線のキハ110系)
●快速おもいでゆけむり号(鳴子御殿湯駅)

「快速おもいでゆけむり号」は、小牛田車輌所に僅かに残る国鉄型キハ58系気動車を「修学旅行色」と言う国鉄時代の塗装に戻したいわゆるリバイバルカラーの車輌で、仙台から小牛田経由で新庄までを土休日に一往復しております。惜しむらくは全席指定なもんで、そんなに乗ってる人がいなかったって事ですかね…午後になって宿に早めに入れたので、早速ゴロ寝&温泉のコンボ。あっという間に夕方になり、今回は自炊をしないので食事に出掛ける。夕飯は川渡温泉「楓林」のジャンボギョーザ。二人で二皿は多かった…w
鼻からギョーザが出そうになりながらすっかり日の暮れた帰り道、陸羽東線を俯瞰出来るポイントへ行ってバルブ撮影してみる。夜汽車らしい雰囲気で狙ってみたのだが、どんなもんでしょ?

宿に戻り、21時くらいにのたれ死に型の睡眠。
コメント (1)
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