青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

信州のリンゴ☆スター

2010年02月05日 22時31分26秒 | 日常

(昭和30年代の名車@朝陽~附属中学前)

ちょ~っと更新が止まっていたのは、今週が忙しいせいもあったんですがついにヨメさんと子供が帰って来てしまったのですよw
今までは週末親だったのだが、帰って来て三日で「育児」というもののあまりの大変さに恐れおののいている訳ですが…
夜中まで吹き荒れる台風が如く泣き止まぬもので、言ってはいけないがこれに耐えられない人達が虐待とかに走ってしまうのでしょう。そんな事を想像するとちょっと怖い。小さな子供の放つエネルギーなのに、手に負えないくらいまでに激しいのです。

閑話休題。先週末は長野に行ってたんですね。
長野電鉄の生え抜き特急車である2000系が撮りたくなりましてねえ(笑)。
子供が戻って来た今思うと、行っておいてよかったなとw

湯田中への特急運用は、現在小田急から譲渡されたロマンスカー「ゆけむり」で運行されているんですが、「ゆけむり」の1編成が検査入場中と言う事で2月一杯は代走。本来なら朝晩しか走らない2000系の特急運用が日中でも見られると言う按配な訳です。1964年生まれですから昭和39年、東京オリンピックの年に生まれた車両なんですね。

(高井富士をバックに@夜間瀬~上条間)

長野は冬季オリンピックを境に物凄く道路状況が改善整備されたんで、正直長野電鉄も経営としては苦しいとは思うのだけど、この車両が生まれたのは長野電鉄が「志賀高原」と言うドル箱の観光地への主要交通手段だった頃…鉄道のいい時代だった頃のお話です。上野から湯田中まで直通急行「志賀」なんて列車も運転されてましたからねえ。その当時としてはかなり豪華な装備と画期的なシステムを持って誕生した、文字通り長野電鉄の花形車両でした。車歴45年を超えた今でも案外陳腐化してはいないデザインだとは思うんですけどね。

長野を出て、須坂~小布施と走って来た列車は、信州中野から湯田中にかけて夜間瀬川の作り上げた扇状地を登って行きます。
後ろに控える高井富士、雪のリンゴ畑の中を湯田中へ向けてラストスパート。
ちなみにD編成のカラーリングのモチーフは、当然のごとくリンゴ色です(笑)。

コメント
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