青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

夜間瀬川界隈

2010年02月06日 12時00分00秒 | 日常

(画像:街へ出よう@上条駅)

長野電鉄の駅は、須坂まではそれなりに乗客もいる感じですが、須坂から先は小布施と信州中野くらいであとはこんな感じのローカル駅になる。特に信州中野から湯田中にかけてはそのローカル色は一層強まり、日中は一時間に一本程度の列車を待つだけの静かな空間は、雰囲気としては好ましいストラクチャーですねえ。
湯田中から坂を下りて来た朝の長野行B特急が上条駅へ到着。
マルーンカラーのA編成は、りんごカラーのD編成と違ってこっちは小布施の栗まんじゅうと言った感じでしょうか。
街へ出る周辺住民であろう乗客が待っていました。

(画像:筋雲流る 高社山@夜間瀬川橋梁)

マルーンカラーA編成が夜間瀬川橋梁を渡る。
山の上から筋雲が湧き立ち、列車のサイドに朝日が射す。
長野電鉄の撮影地で、一番有名なのはこの高社山バックの夜間瀬川橋梁。長野盆地からは色々な山が眺められるが、姨捨の駅から見て一番奥に見えるのがこの高社山。山の名前としてはそんなに有名ではないんでしょうが、長野盆地の北側に突き出た独立峰なんで頂上からの景観は素晴らしいみたいですね。山の中腹まではりんご畑が埋め尽くしております。上に登ったら俯瞰撮影とか出来そうですが。

(画像:紅一点@夜間瀬川橋梁)

冬の信州は、暖冬と言えどもモノクロームの世界の中。その中をりんご編成が走って行くとその鮮やかな赤がひときわ映えるような気がしたので、国道292号線の橋の上からサイド狙いで構図を作る。車輪のキイキイという音が聞こえ、夜間瀬川の鉄橋に列車の姿が現れると…

果たしてイメージ通りの絵になりましたでしょうかね。

コメント
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