青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

弥生はさらば、さらばの時

2010年02月21日 16時32分01秒 | 日常

(画像:東京へ最後の快走@500系)

今日はコンビニに行くついでに撮影した一枚を。
この2月を以って東海道新幹線から撤退する新幹線500系を、強引に流してみました。
我が家から車で5分、歩いても20分の場所に新幹線が走ってるんですけど、このブログには初登場ですかね。

正直我が家の近所なんで周辺の風景もどうって事ないんですけど、三脚を使って連写で振り抜き。流しちまえばそれなりに様にはなる。戦闘機のコックピットを思わせる印象的な先頭のノーズは、胡坐をかいたようなN700系とかPLUSのホッチキスを外す道具みたいな700系とかと比べると圧倒的にシャープで絵になりますな。

基本的に新幹線って高い金網と掘割の中、厳重な警戒網の中を走っているもんですから、撮影となると本当に大変なんですよね。速いし。
これは去年の12月に新富士の浮島湿原で撮影したひとコマ。
富士の頂上が隠れている&切り位置が早い&すれ違いの300系が入ってしまっていると言う典型的な失敗カットですが、まあ記録と言う事で。

新幹線なんかめったに乗りませんが、一昨年岡山までみんなで行った時に乗ったのぞみがたまたま500系運用でしたんで乗れたのは良かったですね。2月28日が東京~博多の全線運用に入る最終日ですが、最終日のグリーン車のチケットがヤフオクで既に16万とかの値段が付いてるらしい。アホか。

まだ2年前は500系もまったり撮れたものですが、既にフル編成での運用終了と東海道筋からの引退を控え各所では結構な騒ぎになっているようで。
3月以降は短編成になった8両が新大阪~博多の間をこだまとして往復する予定なんで、完全な引退ではないのだけれども…

いかにも未来志向とも思える異形のフォルムは引き付けられるものではありましたね。
毎年3月は別れの時。面白いもの、趣味的なものが消えて行く、そんな世の中です。

コメント (2)
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