青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

奥会津の大きな瞳

2018年05月29日 09時25分25秒 | 只見線

(大きな瞳@只見川第一橋梁)

働き方改革だか何だか知らないけど、我が職場にも「有給を消化しよう」という世の中の流れにとりあえず巻かれたようなお達しが回って来た。職場の他の人は祝日のない6月に有給を取るみたいだけど、こっちにしてみりゃ取らせてくれるんだったらすぐ取りますよってんで速攻で有給を取得するのであった。こういう決断だけは速い。そして、有給取得しておいて何もしないというのはよほどのことがない限りあり得ないよね?という事で、思い付きで超久し振りに奥会津遊覧の人になって来ました。只見線撮るのなんて何年ぶりだろ。奥会津へのルートは、家から都内に出て、環八~外環側道あとはひたすら新4号国道というケチケチ節約の過酷ローテーション。有給は取らしてくれるけど、有給に使う小遣い分までサラリーはなかなか上乗せしてはくれないのが会社である。有給の取得と賃金の増加が成されて初めて働き方改革なのかもしれない。真夜中の塩原温泉を抜け、会津西街道へ。朝4時に会津田島に着いた頃には空が白み始めていた。さすがにこの時期、夜が明けるのが早いね。

会津田島で小休止した後、舟鼻峠経由で只見川第一橋梁を見渡す旧船着き場に着いたのは朝5時。
ただただ静謐な只見川、その川面に優美なアーチ橋が映り込んで、まるで奥会津の大きな瞳のように見えました。
コメント
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