司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

類型別会社訴訟シリーズ⑩⑪(判例タイムズ)

2005-04-22 11:00:00 | 会社法(改正商法等)
 判例タイムズ1156号(2004年10月15日号)から開始された連載。会社訴訟事件等を取り扱う商事専門部である東京地裁民事第8部の裁判官及び書記官が、実務上の問題点をQ&A方式でまとめたもの。会社訴訟は地裁の専属管轄とされ(商法第88条の準用)、司法書士には代理権はないが、商業登記を扱う上で「問い合せ」を受けることも多く、当然押さえておくべき分野である。

 1172号では、第10回「新株発行差止めの訴え」、及び第11回「新株発行無効、不存在確認の訴え」が取上げられている。特に閉鎖会社における支配権争奪の局面で争いとなりやすいので、司法書士としても手続に瑕疵のないようにサポートすべきである。
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