遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

シュール・レアリスト

2010-08-28 17:15:33 | 絵画

シュールレアリスムの絵を見ようと

画集をひも解いて読んでいたら

わが娘は

敬虔なシュールレアリストって感じ100807_12

あっはっは

ブルトンは 

おどろきの中にしか

美がないみたいなことを言ったそうだが

他の誰かが なんか 別のことも言っていた

 

自動筆記などといい

無意識の作業の中から

深層心理を浮かび上がらせるような

ことをよく言うけれど

無意識と 意識下で制御したものと

境目は微妙だ

 

娘のイラストは自動筆記から生まれる形だと思い

紹介しようと作品を娘のページから泥棒しようとしたら

できなかったので  関心を持ってくれた人は

そのページに行ってください

 

上の写真は娘が撮った これは泥棒できた

 

夢日記なんか書いてるから

教条的なシュールレアリストかと思った

ミロの不思議な形も

ミロの年譜をたどって

作品の変遷をたどっていくと

謎がだんだん解けてきた

 

デカルコマニーにしろ 自動筆記にしろ  そこからできる形から

イメージは     広がるなあ

ちょっと待てよ

プールタイムだ

 

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シュールな話

2010-08-28 09:22:22 | 外国の本

井伏鱒二に関心を持って

図書館で検索したら「へんろう宿」という話が出てきた

 

井伏鱒二って「黒い雨」と「山椒魚」しか読んでないと思ったが

調べてみると他のも読んだものはあった

けっこうシュールな感じの表現が多い気がする

「へんろう宿」も

5人の女が  (全員その宿赤子の時に捨てられた)

営む

遍路宿に泊まった時の話

 

深い意味はないけれど

シュールな絵を描くように読むといいかもしれない

 

山椒魚  なんてねえ!  朗読やりたいな

次回のテキストに先生は候補に挙げていらっしゃった

でも  みんなの気分は  別だな

 

さて「へんろう宿」は筑摩書房の「心にのこった話」という短編集に入ってた

その中に

「セエヌ河の名無し女」ジュペルヴィエル著

という話が載ってた

セエヌ河に身を投げて死んだ女が

海まで流れ着き

その底で燐光を放って

その瞬きで

そこの海底にすむ死体たちと 過ごす時を描いている

 

もう たまらん 面白い

どうよ  絵が描けそう

シュール・レアリスムって大して好きではなく

ブルトンなんか  好きでない

でも  わがやの女の子供は 結構シュールな世界を徘徊している

ちょっと  彷徨ってみるか

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