遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

「井伏鱒二 随聞」 河盛好蔵

2010-08-31 20:06:51 | 日本の本

Img029  カンディンスキーの「点・線・面」がないかと

本棚を漁ったら

この本が出てきた

いつか

井伏鱒二 読むかもしれない

理解に役立ちそう

 

古い本

私は買ってない

武蔵が買う本ではない

 

と  すると

あるとき知り合いの先生が

家を建て替える時

本の始末に困って

武蔵がトラックで 本と植木鉢をもらってきた

うちの武蔵は 断ることはせず そういう時はもらってくる

51amret6z3l__sl500_aa300_それで トリプル本ということがよくあって

(同じ本が三冊あるってこと)

私はヒステリーを起こした

 

でも 時々 こういう逸品が混じってる

 

探しついでに エゴン・シーレの日記も出てきた

読んだら貸してほしい人いるでしょう!?

 

ゲルニカの子供たちという小説も出てきた

我が家

結構 図書館ジャン

 

しかし 突然睡魔だ  寝る!

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「ピカソ剽窃の論理」高階秀爾

2010-08-31 06:41:25 | 日本の本

41bbgdjnz7l__sl500_aa300_まだ全部読み終わっていないけれど

この本

感動した!

名著だ!

天才は天才を知るなんだろうなあ

お勧めです

ちくま学芸文庫で見つけたら

ぜひ お買い求めになって

お手元に

 

セールスしたい

19世紀後半の美術史のとらえ方は

★時代 民族 環境 からとらえることで本質に迫る

という人と

★目利きと言われる人々を中心に

個性と独創性からとらえる人と

二つの立場があったそうだ

 

高階氏は

それを統合して

ピカソの「剽窃」を分析している

その発想は氏が24歳の時だよ!

すげ~~!

美術評論としては初版から46年にもなる名著だ

 

もっとも

評論の命の長さは

ボードレールのほうがすごいが 

さて  取り上げられてた  ドラクロアの「アルジェの女たち」2点

20050112_113221241b

Aruje

20081010_2324149 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからインスピレーションを得て

ルノワールが描いた絵

本では取り上げられなかったが

こういうのもある

20081109_609878

20080816_511429 

 

 

 

 

でピカソは

何点も描いている

これは

左の女の人が

ジャクリーヌになっている最終版

 

高梨氏は ドラクロアの絵に

イメージ「奢りと、静寂と快楽」

を読み取っている

 

ドラクロアの絵はボードレールにもインスピレーションを与えたな

ボードレールの

「旅へのいざない」の記事を書いたとき

私が使ったのは

マチスの「装飾的人体」

イマジネーションは連動するなあ

20081714

私 感動のあまり

この本を読んだことを

またくどくど書きますが

うっとおしくなければ読みに来てください

今は

カンディンスキーのことが書いてあります

http://yuukoubosss.fiw-web.net/note/blogn262/blogn262/blognplus/

 

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