今日はおばさんと
お風呂だけの温泉に行った
脱衣所で裸になって おばさんはトイレに
前の人が出てこない
痺れを切らせて
おばさんはノック
「声がした?」と聞くと
したって言う
しばらくして
首を振ってる人が
「初めてでわからないんです
流すのはどうするんでしょう?」
とこれだけ言うのに
えらく時間のかかる人で
おばさんは
もうちびりそうなもんで
「私が流してあげます!」
と
トイレに飛び込んだ
また、ゆっくり確かめ確かめおっしゃる調子で
鍵の番号も見えないし
ロッカーを探せない 目も不自由だから
とおっしゃる
ロッカーを見つけて
椅子を持って行ったあげて
とやっているうちに
おばさんがトイレから出てきた
ハハハ いつもは 死ぬほど私を待たせるのに
早いじゃん!
首ふりおばさんに比べると
うちのおばさん仕事が早い
首ふりおばさんも気になるが
周りに人がいるから みんなが手助けするでしょう
この人を連れてきた人は 男だね
女の風呂には入れないからね この型には介助者がいなかった
それでも
こういう地域の温泉い来るのっていいな
そうすれば
見知らぬ人と会話ができるでしょう?
周りの人は誰だって手を貸すもの大丈夫だ
うちのおばさんも
一人で温泉も大丈夫かもしれないけれど
見た目 普通だし 粋がって無理するからなあ
過保護な私はおばさんを一人にできない