ひょんな事から、元旦早々この大会に参加することになってしまった。
小生にとっては、壮絶な出来事であったのだ...。
にわかに人々がその会場に集まってきた。
参加者2400名が7組にわかれるその競技は、1組で350人での開始となるのだ。
すでに、事を終えて帰途につく者もいる。
確かに、全ての参加者が終えるまで、ここで待つのはあまり意味がない。
彼らの表情からは、なぜか爽快さが伝わってくる。
はたして、小生、大丈夫だろうか?
一抹の不安が脳裏をかすめた。
このために、昨年末練習(休みに入って一回だけ、それもほんの少し)をしたのではないか。と、自分に言い聞かせていた。
まあ、気楽に事を済ませれば良いだろう。年配者や小学生も多いし...。
そんな事を思っている内に、スタートは切られた。
千波湖元旦マラソンだ。
うそっ!こんなペースで走ったらとてもついていけない。
千波湖一周約3キロ。
今までにこんなに走った事などあるだろうか?
自転車ではよくこのコースも走るが、体力の消耗度は雲泥の差がある。
自転車はやっぱり良いなぁ。いやっ、そんな事を考えている余裕はまったくないのだ。
小学生たちにどんどん抜かれていっているではないか。
家内は、途中で歩いている人も結構いるよ。などと言って小生を送り出したが、歩いている人なんていないじゃないか。
そうだよ、距離は3キロだが、これはマラソン大会なのだ。
しまった...。しかし、もう遅い。スタートは切られている。
800m程度で一度立ち止まろうとしたが、半分の1.5Km地点までは何とか走ってみるか、と思いそのまま走ってみた。
この時点で、足腰はかなり痛いし、人の三倍は酸素を吸っているのではないかと思えるぐらいの呼吸もしている。
何とか目標の1.5Kmの地点に来た。
ここからはゴール地点が見える。もう少しこのまま走ってみようか。
そのまま立ち止まらずに、限界まで走り続けることにした。
湖畔のこのコースには、ゴール地点からの距離が数百メートルごとにアスファルトの地面に書かれている。
この大会のためだけではない。
このコースでジョギングやマラソンをする人々のために設けてあるのだろう。
これが結構メンタル面に良い影響を及ぼす。
ここまで着たらあと数百メートル。
何とかもう少し走ってみよう。
ここまで着たらあと数百メートル。
よしっ、もっと頑張ってみよう。
小生にとっては信じがたい事だが、そのまま一周走り続けてしまったのだ。
順位はともあれ、この達成感はなんとも言えない。
人にとっては大げさな事かもしれない。
しかし、普段50m程度も走った事がない運動不足の中、走り続けられたという事が、小生にとっては意味が大きいのだ。
しかも、元旦に。
千波湖元旦マラソンの主催者に感謝すると共に、今年はメタボ解消に本気で取り組みたい。
そう思った。
2日目の朝、足腰がかなり痛い...。
小生にとっては、壮絶な出来事であったのだ...。
にわかに人々がその会場に集まってきた。
参加者2400名が7組にわかれるその競技は、1組で350人での開始となるのだ。
すでに、事を終えて帰途につく者もいる。
確かに、全ての参加者が終えるまで、ここで待つのはあまり意味がない。
彼らの表情からは、なぜか爽快さが伝わってくる。
はたして、小生、大丈夫だろうか?
一抹の不安が脳裏をかすめた。
このために、昨年末練習(休みに入って一回だけ、それもほんの少し)をしたのではないか。と、自分に言い聞かせていた。
まあ、気楽に事を済ませれば良いだろう。年配者や小学生も多いし...。
そんな事を思っている内に、スタートは切られた。
千波湖元旦マラソンだ。
うそっ!こんなペースで走ったらとてもついていけない。
千波湖一周約3キロ。
今までにこんなに走った事などあるだろうか?
自転車ではよくこのコースも走るが、体力の消耗度は雲泥の差がある。
自転車はやっぱり良いなぁ。いやっ、そんな事を考えている余裕はまったくないのだ。
小学生たちにどんどん抜かれていっているではないか。
家内は、途中で歩いている人も結構いるよ。などと言って小生を送り出したが、歩いている人なんていないじゃないか。
そうだよ、距離は3キロだが、これはマラソン大会なのだ。
しまった...。しかし、もう遅い。スタートは切られている。
800m程度で一度立ち止まろうとしたが、半分の1.5Km地点までは何とか走ってみるか、と思いそのまま走ってみた。
この時点で、足腰はかなり痛いし、人の三倍は酸素を吸っているのではないかと思えるぐらいの呼吸もしている。
何とか目標の1.5Kmの地点に来た。
ここからはゴール地点が見える。もう少しこのまま走ってみようか。
そのまま立ち止まらずに、限界まで走り続けることにした。
湖畔のこのコースには、ゴール地点からの距離が数百メートルごとにアスファルトの地面に書かれている。
この大会のためだけではない。
このコースでジョギングやマラソンをする人々のために設けてあるのだろう。
これが結構メンタル面に良い影響を及ぼす。
ここまで着たらあと数百メートル。
何とかもう少し走ってみよう。
ここまで着たらあと数百メートル。
よしっ、もっと頑張ってみよう。
小生にとっては信じがたい事だが、そのまま一周走り続けてしまったのだ。
順位はともあれ、この達成感はなんとも言えない。
人にとっては大げさな事かもしれない。
しかし、普段50m程度も走った事がない運動不足の中、走り続けられたという事が、小生にとっては意味が大きいのだ。
しかも、元旦に。
千波湖元旦マラソンの主催者に感謝すると共に、今年はメタボ解消に本気で取り組みたい。
そう思った。
2日目の朝、足腰がかなり痛い...。