LOHASな感じ!

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コンビニ弁当は世界を写している

2008-01-04 | 宇宙・環境・資源
「コンビニ弁当は世界を写している。」
古館一郎の言葉が印象的だった。
 ~TV朝日 地球危機2008

何とコンビニ弁当は、世界各国より買付けされた食材で構成されていたのだ。
鶏肉、インゲン、レタス等様々な食材が輸入されている。
国内で買い付けるよりも、安定したコストで安く仕入れられるらしい。
衛生管理は言うまでもなく、徹底した管理で生産されている。
しかし、こんな所にも地球温暖化の要因となるものが存在していたのだ。

海外からの輸入品は、当然船舶や航空機が使用される。
毎日のように我々のために運搬される。
TV朝日では、その運搬により排出されるCO2を指摘していた。
でも、問題はそればかりではない。
コンビニで消費期限切れの食材は、一部が肥料などに再利用されるが、ほとんどが償却処分されるという事実だ。
海外からの輸送時のCO2排出するだけでなく、日本国内での焼却によりさらにCO2を排出しているわけだ。

我々がコンビニに行くと、様々な種類の弁当が常に並んでいる。
しかし、その裏には焼却処分をせざるを得ない企業の事情も含まれているのだ。

地球温暖化は、様々な信じがたい異常現象をもたらしている。
便利という言葉の裏には、我々は知らず知らずのうちに様々な犠牲を強いてしまっているのかもしれない。
持続可能な社会を作るために、まずは、我々一人一人が地球環境に意識を持つ事が肝要だ。
そう感じた。