パリダカールラリーの主催者は、レースの前日、2008年大会の中止を決定した。
国際政治情勢の緊張の高まりから、レース参加者に対するテロリストの襲撃の恐れがつよいためだったそうだ。
そんなニュースが記憶に残ったまま、立松和平の著書「いのちの食紀行」を読んでいた。
そしたらなんと、立松和平がパリダカに参加した経験があるような事がその中で書かれていた。
立松和平とラリーというのが何となくイメージギャップがあるように感じられ、好奇心旺盛な小生は、さっそくパリダカに関する立松和平の著書を検索することにした。
「砂の水平線」平凡社 立松和平著 あるではないか!
1990年の初版発行だから18年前のことだ。
立松和平は第12回のパリダカールラリーに参加していたのだ。
パリダカールラリーは、不毛地帯サハラ砂漠を舞台に、最新のプロトカーが砂の海を爆走とスタックを繰り返す壮絶なラリーだ。
立松和平のチームは残念ながらリビアの砂丘でリタイアしてしまっている。
その時の様子が、ありありと伝わってくる。
「砂の水平線」の中で、立松和平はラリーとは別な角度で地域の子供を捉えていたのが印象的だった。
「超近代的技術の粋であるラリーカーは、彼らからはどのように見えるのだろうか。
ドライバーがイメージ通りの理想のシュプールを描いてコーナーを走り抜けたとしても、平和な村に暮らす人たちは静けさを破るやかましい存在でしかないかもしれない。
子供たちにとっては、ラリーがくるということよりも、学校が休みになるというのがただ嬉しいのかもしれない...。」
うーん、立松和平ここにありという感じかな。
国際政治情勢の緊張の高まりから、レース参加者に対するテロリストの襲撃の恐れがつよいためだったそうだ。
そんなニュースが記憶に残ったまま、立松和平の著書「いのちの食紀行」を読んでいた。
そしたらなんと、立松和平がパリダカに参加した経験があるような事がその中で書かれていた。
立松和平とラリーというのが何となくイメージギャップがあるように感じられ、好奇心旺盛な小生は、さっそくパリダカに関する立松和平の著書を検索することにした。
「砂の水平線」平凡社 立松和平著 あるではないか!
1990年の初版発行だから18年前のことだ。
立松和平は第12回のパリダカールラリーに参加していたのだ。
パリダカールラリーは、不毛地帯サハラ砂漠を舞台に、最新のプロトカーが砂の海を爆走とスタックを繰り返す壮絶なラリーだ。
立松和平のチームは残念ながらリビアの砂丘でリタイアしてしまっている。
その時の様子が、ありありと伝わってくる。
「砂の水平線」の中で、立松和平はラリーとは別な角度で地域の子供を捉えていたのが印象的だった。
「超近代的技術の粋であるラリーカーは、彼らからはどのように見えるのだろうか。
ドライバーがイメージ通りの理想のシュプールを描いてコーナーを走り抜けたとしても、平和な村に暮らす人たちは静けさを破るやかましい存在でしかないかもしれない。
子供たちにとっては、ラリーがくるということよりも、学校が休みになるというのがただ嬉しいのかもしれない...。」
うーん、立松和平ここにありという感じかな。