写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

戦争文学史の片隅に

2008年08月04日 | 写真
私が参加している小さな短歌創作グループ「あすなろ歌会」が3年前から一年間の作品から各会員が選んだ短歌を集めて小冊子にまとめた「歌集」にし、2008年3月に第3集を発行した。
この小冊子の第1・2集が矢野貫一という編集者の目に留まり、同氏編集の「近代戦争文学事典」(和泉事典シリーズ)の第10巻に紹介された。
この本は一部10000円から15000円もする膨大なシリーズのうちの一冊であり、本の内容も編集者自身の目が行き届いた資料収集や戦争否定の立場を推し量ることの出来る誠実な解説がされている文字通りの「良書」である。
おそらく戦争文学研究者にとっては今後欠く事が出来ないシリーズとなるであろう、その中に私自身の短歌が3首も採り上げられていることが素直にうれしい。
大げさに言えば、ホンの片隅の存在とはいえこれから後は戦争文学史の一角に私の名前と作品、そして参加しているグループが存在することになるのでしょうね。
コメント
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