写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

映画「戦場のピアニスト」

2010年04月30日 | 写真
「戦場のピアニスト」
ナチス占領下のポーランドを生き抜いた実在のユダヤ人ピアニストを描いたドラマ・・・goo映画情報から・・・
今年の一月にテレビ放映されたものを録画したまま気になりながらもまだ見ていなかった映画「戦場のピアニスト」を見て第二次世界大戦におけるヨーロッパの戦いの一断面を見ることになりました。
ポーランドのひとつの町全体が収容所と化しやがてその町にすんでいたユダヤ人もいずれかへ家族はばらばらに追いたてられ、その後の運命は・・・・。
レジスタンスやドイツ軍将校などとのかかわりなかで逃亡生活を続けまざまな経緯をへて破壊された街に隠れて生き延びたピアニストの奏でる悲しいけれど軽やかに流れる旋律がドイツや日本などの帝国主義的欲望が引き起こした戦争とナチスのジュノサイト、民族浄化政策がもたらした二重の悲劇を告発する印象深い作品でした。
監督のロマン・ポランスキーの初期の作品やそれまでの経歴などからよい印象をもてなくてほとんど作品を見ていないのですが、この作品だけは見てよかったと思います。
今日の写真は我が家から見た夕日です。
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朝光のなかでーショウジョウバカマー

2010年04月29日 | 写真
金沢市を取り巻く丘陵地の林道も低地から高地へ向かい少しずつ雪が融け、クルマの入れる地域が広がっています。
それでも通り抜け可能な道はまだまだ少なくて途中から引き返すことになる場合も多々あり、今年は遅くまで雪が降り気温も低かったので、どの林道にも安心して乗り入れができるようになるのは5月の半ば過ぎになるのでしょうか?
北アルプスの見える南部丘陵の林道から剣岳の方からから上る朝日を見ようと乗り入れた道も途中から雪で通行できない状態となり引き返してきましたが、その残雪の残る斜面に咲いていたショウジョウバカマにスポットライトのような朝光が届きました。
ちなみにショウジョウバカマの花言葉は「希望」そして「飲みすぎに注意」というのもあり、和名は「猩猩袴」と書くようです。
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「沈黙の愛」「ひっそりと待つ」-座禅草の花言葉ー

2010年04月27日 | 写真
ご存知でしょうか早春の雪解け水が地表を濡らしているような山裾で地味な姿を見せるザゼンソウ。
可憐な姿のミズバショウと姿は似ていますが、あまり人気が無くていつの間にか咲き、ひっそりと姿を消していく花です。
素敵な花言葉を持つのですがその独特の臭いのため英名では「スカンクキャベツ」とも呼ばれているそうです。
南部丘陵ではこの花はほとんど見られませんが、数年前にある場所で自生しているのを見かけて毎年のように撮影しています。いまのところ群生というほどの数でないためか悪名高い「悪臭」はほとんど感じることはありません。
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「あすなろ歌会 第五歌集」完成

2010年04月23日 | 写真
管理人が参加している小さな短歌サークルで会員各自の自選の歌をまとめて一年ごとに歌集として小冊子にまとめている。
「娘らが卒業袴で闊歩する旅立ちの街に寒風の吹く」(国夫)
こんな短歌が含まれた09年の歌をまとめた手作りの2010年版もこれまでと同じように自宅でパソコンで編集、自宅プリンターでの印刷、製本はホッチキスや市販の製本テープなどを使って限定30部の作成が終了しました。
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花桃の咲く庭

2010年04月21日 | 写真
花言葉は「人柄の良さ、恋のとりこ、あなたに夢中」そのほかにも「気立てのよい子」などあります。
南部丘陵にもご多分に漏れず市の中心部から安くて広大な土地を求めて大学キャンパスが移転してきて、かつての里山を若い人たちが行き来しています。
そんな里の一角に毎年四月になるとすてきな花桃を咲かせるお宅があり、私もこの季節にはお庭にお邪魔して撮影させていただいています。
例年赤と白の花を咲かせている花ももの親の木は深紅の花の比率が高まり、その近くで育てられた子どもの木には白い花が多く咲いています。
今年も期待にたがわぬ素敵な花を見せてくれています。
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「イヤリング」 卯辰山の春ー撮影会ー

2010年04月19日 | 写真
午前中は「曇りや雨」という予報のなか兼六園と並んで桜の名所として金沢市民に親しまれている卯辰山公園で開かれた[日本リアリズム写真集団(JRP)かなざわ支部]の撮影会に参加させていただきました。
日曜でしたが、小雨模様の山の公園は静かな佇まいの中でときおり雲の切れ間から注ぐ陽光に花びらを煌かせ晴れ間が広がると青空に抜ける端正な桜のかたちを見せ、数多くある枝垂れ桜は濃いピンクの魅力的な姿を見せてくれました。
撮影会のようすをスライドショーでご覧ください。

デジブック 『金沢の春ー卯辰山ー』


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花びらの降る池で

2010年04月17日 | 写真
金沢市南部丘陵にある集落の小さな池の堤に一本桜が立っています。春になるとその池に張り出した枝にいっぱいの花をつけた姿は見ものです。
池には地域の人たちに大切に見守られているアイガモたちが暮らしていて、桜吹雪の日は大好物の花びらに舌鼓をうちながら浮かぶ花びらの中に鮮やかな航跡を作りながら泳ぎ回っています。
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棚田の春

2010年04月16日 | 写真
前回添付したアルバム「桜の長浜と湖畔夕景」に何人かの方からコメントをいただきありがとうございました。
今春はなかなか天候に恵まれません。いつもの撮影フィールドとなっている金沢市南部丘陵のはるもなかなか一筋縄ではいかないようです。
例年はカタクリの花が終盤を迎えギフチョウが飛び交っているところを撮影している頃なのですが気温が上がらないためかギフチョウの姿が見えません。
それでも山里の春は遅れ気味ですが写真のように訪れています。
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デジブック 『桜の長浜と湖畔夕景』

2010年04月15日 | 写真
四月初旬、地域の写真仲間に誘われて琵琶湖湖畔への小さな撮影行に参加させていただきました。
金沢では小雨模様でだったので空模様が心配でしたが福井から滋賀へ抜けると雲はあるものの晴れ間が徐々に広がってきて思いもよらない湖畔の夕景も見ることができました。
そのときの様子をデシブックでスライドショーにしました。お楽しみください。

デジブック 『桜の長浜と湖畔夕景』

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神の山「白山」に見守られる日々

2010年04月12日 | 写真
橘国夫スナップ写真展「ヒューマン&ドキュメント」会場の吉野工芸の里「鶉荘」二階のギャラリーから見える「白山」ですが、少し場所を変えるとこんな風に見える場所も有ります。
白山山麓は加賀に向かって白峰、尾口、吉野谷、鳥越、鶴来と平成大合併の前は白山麓5か村としてそれぞれの地域が独自の文化的な雰囲気を持つ魅力的なコミュニティーとして存在していました。
そんな地域の真ん中で一ヶ月の長期の写真展を開けたことは私にとって素敵な経験でした。このブログは3月からその写真展に関する話題を続けてきましたが・・・。写真展が終わって10日たちましたのでここらあたりでこの話題には幕を引くことにして、これからは管理人の日々の思いを伝える以前のブログに戻ることになります。
こんごともよろしくお願いします。
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