梅雨の季節に夜明けの医王山から北アルプスを見るのが好きです。足元には砺波平野を覆う朝霧が雲海となって迫り、その上に五箇山あたりの山々、そしてさらに視線を上げると北アルプスの剣岳、立山連峰が大洋の向こうに浮かぶ島の様相を見せてくれます。
今日は東京都議選の投票日、沖縄慰霊の日、そして夜はスーパームーンと盛りだくさんです。都議選では都民のために日本共産党に躍進してほしい。都民にぜひそのために投票所に足を運んで欲しいと想う。政治は願うだけでは変りません、社会的な運動をするだけでも不十分です。やはり一人一人の意志を明確に「投票する」という形で決着をつけ歴史を押し進めることが大切だと思います。
沖縄戦では本来なれば失わずにすんだ多くの大切な人の命が失われ、戦後も沖縄の基地のなかで実質的な米軍の占領が続いているといっても過言ではない状況が続いています。
1960年代に沖縄・小笠原返還運動のデモの列に、当時は法的には外国だった沖縄発行のビザをもって日本で働いていた友と私も肩を組み、まやかしの返還でなく、まるごとの「沖縄を返せ」と声を上げていました。いまも「沖縄を返せ」ではなくて沖縄の地を「沖縄に返せ」の思いは変りません。この問題も最終的には日本国民が政治の場で決着をつけなければなりません。