写真展こぼれ話ー展示作品のプリントー

３月の写真展「ヒューマン＆ドキュメント」の展示写真の選定がおおよそ固まり、昨日は約３０枚をプリントしました。
プリンターはＰＩＸＳＵＳ　ＰＲＯ９０００、用紙は見切り特価で購入のピクトリコプロ・グロッシーフィルムでＡ３とＡ３ノビサイズ、キヤノン光沢ゴールドＡ３ノビを使用しました。
仕上げの評価は入場者、鑑賞者におまかせするしかないのですが・・・、個人的な感想としては予想以上の出来映えだと思っています。
写真展は白山市吉野工芸の里、日程は３月３日～３月３１日です。

「橘国夫スナップ写真展」本決まり

当サイトの管理人である私の写真展、３月３日～３月３１日という約１ヶ月間の長丁場の写真展が本決まりになりました。
「ヒューマン＆ドキュメント」と題した初の個展で、展示写真の選別に惑う日々も最終に近づいています。
ギャラリーから話がありその申し出を受けることを決めたとき展示作品は人物写真と里山に生きる動物たち（人間を含む）の暮らし模様という私の写真の原点。そして能登半島地震のもたらした様子を見ていただきたいと、その線に沿っての写真選びです。
フィルムの整理が出来ていないので展示作品はここ２年間のあいだにデジタル一眼で撮った写真になります。
プリントは我が家にあるプリンターでＡ３ノビのサイズにプリントしたものを黒色のカラーボードで２５点から３０点ほど展示したいと思っています。
少しお手軽に感じるひともいるかもしれません。かけるお金がないということもありますが何よりも自分の作品は自分の手で仕上げたいという思いと、そのことを可能に出来る現在の写真環境があるという条件を生かしたいと思ってのことです。
写真展の詳細は下記です


写真展　　［ヒューマン＆ドキュメント　ー橘国夫スナップ写真展ー］
展示期間　３月３日（水）～３１日（水）　毎週火曜日は休館日
　　　　　ギャラリートーク　３月２１日（日）午後２時～４時（参加費３００円）
会　場　　吉野工芸の里交流サロン「鶉荘」　白山市吉野春

日程の都合がつく方はぜひおいでください。
今日の写真は大乗寺の山門です。

ハクチョウの朝 ー能登 邑知潟ー

能登半島への入り口に当たる石川県羽咋市、かつて能登と加賀を結ぶ街道の要衝として栄えた町です。
この町にある潟、邑知潟は毎年コハクチョウを中心に北の国から多くの白鳥が日本海を越えて安全な潟と豊かな自然の餌のあるこの地を訪れます。
白鳥たちは安全な潟で夜を過ごして夜明けとともに飛び立ちます。昼は周囲の田んぼなどで餌をとり夕方になるとまた潟に帰ります。
この白鳥たちも２月末から３月にかけて北の国に帰るために日本海に向かう「北帰行」が始まります。
水辺を飛び立つ瞬間の羽音と煌く飛沫を撮りたくてその邑知潟まで行ってきました。