写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

小京都 飛騨古川

2005年09月29日 | 写真
一昨年、朝の連続ドラマの舞台となり突然観光地として脚光を浴びた町、
岐阜県の古川町(高山市の隣りに位置する)へ行く機会があった。
古い町並みが郷愁を呼ぶ落ち着いた雰囲気の町だった。
小さい町なので一時間もあれば主な通りは歩くことが出来る。
商家が並ぶ商店街、鯉の泳ぐ用水のある裏通り、二つの大きな寺、そして小さな美術館や資料館なども歩いてみた。
ブームとなった時期はこの狭い町が観光客であふれ返っていたようだが、いまはもう本来の落ち着いた町として観光客を迎えてくれている。
おなじみの和ローソク屋さん、ふたつの造り酒屋、暮らしと密着している土蔵や町屋の数々、ゆっくり歩きそれらを訪ねればもっとたくさんの発見があるようにおもった。
個人的には、そのほとんどの著書を愛読した作家の<早船ちよ>さんがこの町の出身であり、その記念館も見つけることが出来てとても嬉しかった。
写真はその古川町の通りにあるショーウィンドウに映りこむ私。
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プリント

2005年09月02日 | 写真
私の子ども時代、ふるさとではアゲハチョウのことを<神の使い>という意味をこめて「カミサンチョウ」と呼びます。そして罰当たりにも子どもたちは、たまに現れるアゲハチョウをなんとか捕らえようと網を持って追っかけまわしたものだ。
夏休みも終わりに近づき孫達が宿題に追われる様子を見ながらそんなことをなんとなく思い出している。

さて気がつくと一ヶ月以上もカメラ日記をお休みして、孫の絵日記よりも自分の日記のほうがずいぶん遅れたままだ。
今まで写真のプリントは懇意にしている近くのDPEでお願いしている。
ずいぶん研究熱心で値段の安さとともに機械での自動プリントだが綺麗な写真に仕上げてくれる、わたしにとっては強い味方なのだが・・・
先日地域グループの例会に出す写真を焼いてもらうため自宅ののプリンターで打ち出した見本プリントをつけて2Lサイズでお願いした。
翌日受け取りに伺うと店長が何枚もの微調整をした写真を取り出して悩んでいる様子。
いつものように軽口をたたきながらカウンターに行くとこちらが持参した見本用のプリントと店で焼いたプリント写真をならべてくれた。
店長いわく、「見本のプリントのほうがいいのではないか」と悩んでいたそうだ。
なるほど並べてみると、どちらがどうとは言えない写真になっている。
この写真に限っては店長の判断では見本にお持ちしたプリントのほうがいいのではないかということだった。
そこで、例会には自分のプリンターで打ち出した写真を提出してみた。
講師の先生からは提出のプリントについては何の指摘も無く、写真に好意的な講評をいただいた。
私の使っているプリンターは特別に高価なものではなく、ごく普通の値段の家庭用カラープリンターでインクもフォト用ではなく一般的なもの、用紙もごく普通の写真用光沢紙、それもお徳用を使ってのものだ。
家庭用のプリンターの性能もここまで来たかと思う出来事だった。
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