写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

夜明け前に雪降る金沢を撮る

2018年12月31日 | 写真日記
    [ひがし茶屋街 5時21分]


2018年最後の朝は「しんぶん赤旗」の地域配達担当日、例によって我が家の猫のビー子に起こしてもらってまだ暗い外に出ると激しく雪が降っていました。
約一時間の配達を終えて雪の金沢の撮影スポットを回ってきました。
写真は昼間は観光の人たちでいっぱいになる旧遊郭だったひがし茶屋街です。

    [金沢城石川門 5時12分]

石川門直下の小さな池から見上げるアングルで撮った写真です。
街灯の明かりが降る雪を煌めかせる上に見える石川門の櫓が素敵でした。

    [武家屋敷街 5時2分]

新聞配達を終えて最初に駈けつけたのがこの長土塀が続く武家屋敷街です。
この街は観光スポットであると同時に市民の日常の暮らしが息づいていて、平日ならばそろそろお仕事に出かけたり学校へ行く子どもたちの食事などの準備が始まる時間ですが・・・。
さすがに大晦日のためか静かな朝を迎えていました。
ちょうど散歩している方の姿も見える前田藩の時代の雰囲気を感じる夜明け前でした。

雪の降る未明に金沢を撮った写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。



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歳末は金沢港キトキト市場で

2018年12月30日 | 写真日記
    [歳末は魚を求めて]

金沢で歳末と言えば魚の買い出しです。
かつて市民の台所と言われた近江町市場には観光の方たちが押し寄せて、その品ぞろいと値段は観光客向けのものが増えて正直市民の足が遠のくお店もあります。
買い物に車を使う市民は大きな駐車場のある金沢港キトキト魚市を利用する人も増えてきています。
私たち家族も金沢港でお店の方とお客さんの熱い掛けひきが続く大歳の市を覗いてきました。

    [金沢の冬と言えば 寒鰤]

あるお店の広い板台には見事な寒鰤がずらっと並び、次々と注文を受けて捌かれていました。

    [蟹は欠かせません]

金沢市民にとって歳末にどうしても欠かせないのが蟹のようです。
店先に駆け寄った方がサッサと並べられた蟹を手に取りました。
お得な値がついているとはいえ二ハイ(二匹)で一万円札が飛んでいくような蟹をさっさと買っていく人にびっくり、もっともこんなことで吃驚しているようではまだまだ金沢市民になり切れていないのかもしれませんね。

金沢の歳末風景、市場の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。



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手取り峡谷冬景色

2018年12月29日 | 写真日記
    [雪降る峡谷]

連れ合いと猫のビー子と私、一緒に炬燵に入っていたのですがどうせ雪景色を見るのなら本格的な雪国にいこうとビー子に留守番を頼んで連れ合いと二人で道路状況がしっかりしている白山山麓の蕎麦街道をたどってお昼を食べてきました。
目的のお蕎麦屋さんは私がまだ独身だった半世紀も前に出会った田舎蕎麦が美味しいお店で、そのころの店主はもう引退して二代目が先代の味を引き継ぎお店を守っています。
今日もその美味しい蕎麦を連れ合いと楽しんできました。
写真は蕎麦屋さんの近くにある、手取り峡谷がもっとも美しく見えるという不老橋から上流に向かってカメラを向けたものです。

    [不老橋から下流域を撮る]

私は雪の季節に不老橋から下流域にカメラを向けるのが大好きです。
もちろん上流域の先に見える白山山系の山を含めての峡谷の姿は雪景色の中でも第一級のものだと思っていますが・・・、こちらも捨てがたいものがあります。

    [足元を撮る]

足元で音を立てて流れる激しい峡谷の水にレンズを向けました。
その高さは20から30メートルという絶壁に挟まれた狭い水路を見降ろすとその激流に吸い込まれるような気がするひと時でした。
わが軽自動車でたどった蕎麦街道にはすでに幾台もの除雪車が出動、もちろん雪道なので慎重運転は必要ですが安心して運転できるように除雪はされていて、連れ合いと美味しい蕎麦、本格的な雪景色を楽しんだ数時間でした。

除雪車も出動している白山山麓の蕎麦街道をたどって大好きなそばを食べに、途中で出会った雪景色の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。



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噂の大型寒波わが街に到来か、早朝から雪の舞う

2018年12月28日 | 写真日記
    [歳末寒波の雪が舞う]

今朝は「しんぶん赤旗」の地域配達担当日だったので午前5時前に玄関を出るとここ数日我慢してきた雪雲から堰を切ったように粉雪が吹き付けてきました。

    [街灯をスポットライトとして]

早朝に国道の信号と横断歩道を照らし出す街灯の明かりのなかで激しく降りだした雪が交差するように照らし出されていました。
数日前から最強のクリスマス寒波、歳末寒波襲来と騒がれていた大雪が北陸金沢に到達したのでしょうか。
幸い配達中は新聞を濡らさないように気をつければいい程度でしたが、配達終了後の二度寝のあとで明るくなった窓の外を見ると路面が雪で白くなっていました。

    [山茶花と雪]

今朝の冷え込みは相当なものだったので、近所の山茶花に降った雪は凍りついていました。
思い起こせば一年前の大寒波では金沢も大雪に見舞われ駐車場から車を道路に出すことさえ大変な状況で、今朝一時間弱で終わった新聞配達もその時は2時間ほどかかったのですね。
なんとか積雪が昨年のようにひどくならないように願うばかりです。

歳末寒波が金沢に到達か、写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。



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金沢市の街頭から政治変革を訴える

2018年12月27日 | 写真日記
    [共産党地域支部の水曜朝宣伝8年目に]

金沢市南部の泉地域支部が続けている毎週水曜の朝宣伝が8年目に入り昨日で385回になりました。
宣伝行動が始まって3カ月目の東日本大震災と福島原発事故の時には被災者救援を訴え寒い朝にかじかむ手に持った募金箱に通りかかって話を聞いていた女子高生が「これだけしかないのですが」と恥ずかしそうに硬貨を入れてくれ、胸が熱くなったことを今でも思い出します。
写真のマイクを持つかたは石川県議の佐藤まさゆきさん、水曜朝宣伝を始めた8年前にこの場でマイクを持ち金沢選挙区から初めて県議選に挑戦して当選。
2019年春の県議選では三期目を目指す金沢市有松の水曜朝宣伝の申し子のような県会議員、この朝も冷たい雨の中でしたが市民・県民・国民のための政治実現と安倍政権打倒を熱く訴えました。

    [冷たい雨の交差点で]

共産党泉支部が水曜宣伝を続ける金沢市有松交差点は市の南部地域に広がる住宅地から中心部に向かう通勤や通学の方達の多くが通過する交差点です。
積雪のなかの冷たい冬や焼けつくような酷暑、そして優しい気候に包まれる春や秋。
よほどのことがない限り続けた8年に及ぶ宣伝で共産党泉支部は地域の方達や通行する方達、通勤する車の方達から声をかけられることもあります。
昨日385回目は冷たい朝でしたが元気な声で宣伝を続けました。

    [怒りの昼デモ]

昨日は石川憲法会議・戦争する国づくりストップ!憲法を守りいかす石川共同センターが主催する隔週の水曜日の「怒りの昼デモ」に連れ合いと一緒に参加しました。
コースは金沢市の香林坊~南町~武蔵町という中心繁華街、雨の中でしたが「アベ政治を変えよう!」「暮らし第一の政治を!安倍内閣は退陣を!」「憲法を変えるのでなく憲法を生かす政治を!」と叫びながら歩きました。

金沢の街頭で世直しを願う行動の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。



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危惧種の野鳥たちと出逢った日

2018年12月26日 | 写真日記
    [鳥の世界のスピード王 ハヤブサ]

大きさはカラスほどで猛禽としてはそう大きくない、どちらかと言えば小型の猛禽ですが急降下して獲物を襲う時は時速400キロ近く、水平飛行時でも時速時速100キロというスピードで飛翔する極め付きのスピードで知られる鷹の仲間です。
また人間とのかかわりも深い歴史を持つハヤブサですが、なかなかその姿を目にすることの少ない絶滅を危惧される希少種の猛禽です。
そのハヤブサと河北潟干拓地で出会いました、というより狩りのために飛び立つ場面を見かけました。
遠くの獲物を見つけたのでしょうか、飛び立つと噂どうりの猛スピードで一直線にみるみる視界から消えていきました。

    [絶滅を心配されるチュウヒ]

遠くのひこばえの中からちょこんと顔を出しているだけなのでわかりにくい写真ですが、いま河北潟で絶滅が心配されている猛禽のチュウヒです。
かつては河北潟の岸辺や湿地のいたるところにあった葦原を繁殖地としていたのですが、その葦原が減少したことでその姿を見ることが珍しいほど数を減らしています。
タカの仲間としては鳶などとよく似た大型の猛禽で魚類から両生類、爬虫類から小型の哺乳類まで何でも獲る肉食です。
この鳥が空を飛ぶ姿は見事な姿ですが最近は本当に見かけることが少なくなりました。

    [冬鳥 ミコアイサ]

冬になると数は少ないもののユーラシア大陸から越冬のために能登半島の付け根にある、ここ河北潟にはるばるわたってきます。
和名のミコアイサ(巫女秋沙)は優雅なその姿が巫女の白装束のように見えるところから来ているといわれますが、実は白く優雅な姿は雄の繁殖期の姿で雌はいたって地味なすがたなのですが・・・。
ただ河北潟のミコアイサは極めて数が少ない上に非常に用心深いのでなかなかその姿を見ることのできない野鳥です。
この日はほんの少しの時間のバードウオッチングで非常に珍しい鳥たちに出会えたうれしい日でした。

珍しい野鳥の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。



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金沢市南部の夜明けを撮る

2018年12月25日 | 写真日記
    [朝焼け雲と朝の月]

今朝は長寿猫ビー子の呼びかけに応えて6時ごろに起床してみると東の空は快晴、時間が遅いので近くの夜明け撮影スポットへと大急ぎで駈けつけました。
ひさしぶりの夜明け写真でワクワクしいましたがなかなか山の影になっている太陽が姿を現さないので後ろの空を見ると見事な朝焼け雲。
その赤く染まる雲の上に17夜の少し欠け始めた月がクッキリと見えました。


    [日の出]

期待したほどのサンピラー(太陽柱)とはなりませんでしたが、久しぶりに見たご来光に寒さも忘れてシャッターを切っていました。

    [霜のついた草の葉]

足元を見るとまだ山陰になっている原っぱの草を朝の霜がクリスマスプレゼントのアクセサリーのようにきらきらと輝かせていました。

今朝の夜明け写の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。



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オオバンの珍しい姿

2018年12月24日 | 写真日記
    [オオバンの珍しい全身写真]

河北潟ではレンコン畑などで見かけるバンという嘴の赤い水鳥がいますが、それとよく似ていて一回り大きく嘴の白い「オオバン」を見かけました。
これまで私はバンとオオバンを混同していたのですがふと嘴の色が明確に違うことに気づいてネットで調べてみるとこちらは「オオバン」のようです。
各地で準絶滅危惧種としてレッドリストに入れられているようです。

    [水路の堤防で採餌していました]

私が目にするのはほとんど水路の中を泳いでいる姿で、用心深く人の目を感じるとすぐ遠ざかってしまいます。
ところが今日は10羽ほどが堤防に上がって青菜のような草の葉をついばんでいました。
私のようによく河北潟に来るものでも、なかなか目にすることがない姿です。

    [水路に入り遠ざかりました]

私がカメラを向けているとオオバンたちは我に返ったように慌てて水路に飛び込み大急ぎで遠ざかっていきました。
今日は「オオバン」という水鳥の珍しい姿を見ることのできた日でした。

今日は私どもの家に寄った娘が連れ合いを立ち寄り温泉に連れて行ってくれて、その間に短時間のバードウォッチング。そのときの写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。



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原発ゼロ行動と聖歌合唱隊

2018年12月23日 | 写真日記
    [クリスマスの金沢駅原発ゼロ行動]

街はクリスマスイヴの前日夜、クリスマスソングや華やかな衣装の若者たちが行き交っています。
金沢駅では毎週の原発ゼロ行動がクリスマスらしい装いで取り組まれ、行き交う人たちに志賀原発の廃炉と全国の原発再稼働を許さない ことをシール投票などで訴えました。

    [片町では聖歌合唱隊が]

原発ゼロ行動会場に向かう前に金沢市第一の繁華街片町の大きなクリスマスツリーがある広場で人だかりが見えたので途中下車、人だかりを避けて背後から見ると女性聖歌合唱隊が清らかな歌声を響かせていました。

    [歌声に惹き込まれ]

道行く人々もたくさん立ち止まり耳を傾け盛んに拍手をしていました。
いかにもクリスマスらしい、年の瀬らしい光景を目にした日でした。

今日は外出できなかったのでストック写真から三年前に撮った写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。



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遠来の冬鳥 タゲリ

2018年12月22日 | 写真日記
    [餌取りするタゲリ]

ユーラシア大陸から日本海を越えてここ河北潟干拓地の水田で餌取りをする冬鳥の「タゲリ」。
和名のタゲリには田鳧、田計里という漢字をあてます。
その字の通り田んぼでミミズなどを長い脚と嘴を駆使して摂り体力の回復を図っています。
鳩ほどの大きさの野鳥で大きな群れを作って冬を過ごします。

    [突然飛び立つ]

田んぼに隣接する道路を走る車に驚いたのでしょうか、それとも飛来した鳶を警戒してでしょうか突然に飛び立ちました。

    [青空を舞台の群舞]


一羽が飛び立つとそれに続けとばかりにこれほどの数がいたかと思うほどのタゲリが田んぼから一斉に飛び立ちました。
また近くの田んぼにいた集団もつられるように飛び立ち、青空に向けた広角レンズに収まり切れないほどの大集団になりました。
高く、低く上空を周回しながらゆっくりと安全を確認してふたたび田んぼに舞い降りて再び夢中で餌を探し始めました。

青空の広がる河北潟で遠来の冬鳥とあってきました、大群舞のタゲリの写真を三枚アップして写真師の新カメラ日記]更新です。



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