写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

金沢市南部丘陵から見る夜明け

2017年02月28日 | 写真日記
    [奥医王の稜線を染めて]

写真は昨年の2月28日撮影のものです。
今朝は夜明け写真撮影には最高の天候でした。
未明の空に星が煌めくのを見ながら、放射冷却の冷たさと朝の家事のことで出かけるのを思いとどめた自分に「寄る年波」という言葉を思い浮かべた夜明けでした。
結局のところ2月最後の一日を自宅で過ごしました。

    [朝焼け色に染まる朝]

今朝はきっとこの写真のような夜明けを迎えたのだろうと、一年前の写真を見ながら思いました。
朝の光を受けて医王山の稜線が朝焼け色に染まる。
きっとこんな夜明けだったのでしょうね、今朝は。
春を感じる二月最後の朝、昨年の写真を見ながらこんなことを思っていました。



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山里のニホンカモシカ 飢餓の季節を乗り越えて

2017年02月27日 | 写真日記
    [今年初めての対面 ニホンカモシカ]

クルマでわが家から30分ほどで行ける金沢市南部丘陵の中心となる「内川ダム」。
ようやく雪がなくなり通行可能となった林道をダム湖に。
山の上からダム湖に落ち込むように広がる日当たりの良い大斜面、雪がなくなり生えてくる青草を求めてよくカモシカが出てくるところです。
春を見つけるための「カメラ散歩」でこの大斜面に目を向けてよく探してみると雪が消えて所々に青草が萌え出ているあたりに立派なニホンカモシカがのんびり青い草を食べていました。
丘陵が昨年12月の積雪からこれまで約3カ月、雪のために餌の少ない飢餓状態の季節を耐えての春です。
カモシカにとっては嬉しい季節の到来です。

    [駆け足で遠ざかって行きました]

しばらくカメラ目線もしてくれるなど撮影に付き合ってくれましたが、やがて駆け足で大斜面を登っていきました。
今年初めてのニホンカモシカとのうれしい再会でした。

今日は今年初めてであったカモシカの写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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早春の林 オウレンの花とツチガエルの卵塊

2017年02月26日 | 写真日記
    [オウレンの花]


  これからという思いありオウレンの花咲く朝の力湧きくる(鳥海昭子)

NHKのラジオ深夜便でいつか聞いた「オウレン」について詠った短歌です。
花言葉は「変身」だそうです。
今日は3カ月ぶりに金沢市南部丘陵の山里を訪ねました
雪がようやく消えようとする林の足元で小さな白い花が姿を見せました。
毎年雪が消えるか消えない頃にこの場所を訪ねて春一番に姿を現すこの可愛い小さな花を、春を見つけるように探します。
今年は例年よりも少し早かったのですが行ってみると雪の消えそうなところで一輪ですがもう咲いていました。今年も文字通りの小さなものですが確かに春が来たことを確認しました。

    [ツチガエルの卵塊]

昨年の2月末に見つけたヤマアカガエルの仲間「ツチガエル」の産卵していた水辺に行ってみと・・・、もうたくさんの卵塊が産みつけられていました。
産卵の終わった蛙たちはいまごろは再び土の中で春を待ちながら眠りについていることでしょうね。

林にはこれからカタクリの花やショウジョウバカマ、山桜など春の花が続いて咲きます。
水辺ではサンショウウオの産卵からモリアオガエルの産卵へと新しい誕生と成長のドラマが続きます。

早春の林と水辺、まだ冬と春という季節が行ったり来たりのせめぎあいが続きますが春の息吹を楽しむ今日の山里行でした。

今日は早春の林で撮った春の兆しの写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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片山津温泉 柴山潟に虹

2017年02月25日 | 写真日記
    [柴山潟に架かる虹]

久しぶりに娘の運転でドライブとランチを楽しんだ後に立ち寄り温泉を楽しみました。
場所は今評判の加賀市柴山潟湖畔にある片山津温泉総湯
洒落た白いコンクリート建ての建物で総湯は男女ともに一階、風呂から上がって階段を上るとそこは柴山潟を一望できるカフェ。
カフェの背後の西の雲間から太陽が顔を出し湖面の向こうを照らしたかと思うと虹の影がうっすらと・・・。

やがて七色の架け橋が広がり湖の左岸から右岸につながりました。
持っていたレンズの限界で画面は左右に分けての二枚になりましたが虹の姿をイメージしていただけたでしょうか。

    [カフェから見る柴山潟の空]

晴れたり曇ったりの天候の変化が激しい日でしたが、雲間からの陽光で虹が姿を見せた直後に青空が広が。
雲がなければ姿を見せる「白山」は顔を出さなかったものの素晴らしい景観が「まちカフェ」の大開口に広がりました。

今日は柴山潟の虹など3枚の写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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雪解けの山里

2017年02月24日 | 写真日記
    [春を告げるフキノトウ]

金沢市の南部に広がる丘陵部。
産廃施設の増加や耕作放棄地の広がりなど危機に瀕してはいますが、それでも地域で農林業に勤しむ住民の努力でまだまだ濃密な里山の自然が保たれている地域です。
わが家から車で数十分で行けるこの山里一帯を私はひそかに「金沢市南部丘陵」と呼び、20年ほまえから人や動物などの暮らしを撮り続けています。
そろそろ麓の山里では雪が溶け、クロサンショウウオやガマガエル・ツチガエルの産卵が始まり新しい生命の季節が始まっています。
雪どけの崖地にはフキノトウも芽生え、飢餓の季節を乗り越えたカモシカの足跡や食み痕も残っていました。

    [雪どけの棚田]

金沢市南部の山里にはあまり人に知られていませんが、集落の方たちが大切に維持し耕作を続けている田や畑が雪解けの美しい姿を現しています。
ここ数年の暖冬の影響か、イノシシが増えてその農作物の被害が大きくなっていますが農家の方たちは農地を維持し続けています。
金沢市南部の山里の自然はこうした農林業と結びついて、その濃密な自然環境を維持し続けています。

今日は雪どけを迎えた金沢市南部の山里の写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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見たのはマボロシ? 4年前に見たタンチョウ

2017年02月23日 | 写真日記
    [4年前には河北潟へ丹頂鶴が]

ときには浮世離れした写真はないかと探していると、4年前の冬に撮影した丹頂鶴のことを思い出した。
能登半島へは時折り珍鳥の訪れてくることがあります。
私が野鳥を訪ねて冬の河北潟を探鳥し始めて間もなくのころ石川県ではほとんど見ることのない丹頂鶴との出会いがありました。
雪で白くなった河北潟の干拓農地を餌をつつきながら行きつ戻りつするこの一羽の鳥を見たときは目をパチクリ、自分の目が信じられないほどでした。

    [望遠400ミリレンズで捉えた姿]

さすがに用心深く道路からはるかに離れたところにいる丹頂鶴です。
当時の私の持つ機材で精いっぱいの望遠で撮り、その上でのトリミングでギリギリの大きさに現像しました。
残念ながら「鮮明」という言葉には程遠い写真になってしまいました。
言葉通り幻に近い丹頂の姿になりました。
今の私の持っている超望遠のコンデジだとこのレンズの約3倍の望遠がきくので今ならばもう少しまともな写真になったかもしれませんが。
もっともこのときの悔しさからその超望遠のコンデジを手に入れ、その後は野鳥撮影に活躍してもらっています。

今日は4年前に見た幻の大型の鶴、丹頂鶴の写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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白山市議選応援に 定数6オーバーの激戦

2017年02月22日 | 写真日記
    [宮岸美苗事務所]

任期満了に伴う白山市議選(定数21)は19日告示され、現職16人、元職2人、新人9人の計27人が立候補した。党派別では公明2人、民進、共産各1人、無所属23人。
6人オーバーの激戦に宮岸美苗(共産 現)は市民と力をあわせ「くらしの願い実現」「市民に開かれた議会へ」「共同の力で政治を変えよう」と挑んでいます。
今日は白山市と隣接する金沢市の私が属する共産党泉地域支部と後援会が応援に入りました。
事務所に到着した時間にはすでに応援の人たちの多くは政策ビラ配布や街頭宣伝に出かけていました。

    [街頭宣伝で応援]

選挙区の白山市は白山の頂上から日本海海岸に至る広大な手取川扇状地のほとんどが含まれる国内でも有数の広さの行政区です。
連れ合いと私の二人は白山市の中心になる松任市の住宅団地でハンドマイクによる宣伝。
このあたりは雪もなくて宣伝日和の天候に助けられて10ヶ所での宣伝を終了させました。

    [宣伝日和]

候補者の宮岸美苗さんと私たちは彼女が青年時代からの知り合いで、その真っすぐな正義感の強い性格は今もますます磨きがかかり市民の幅広い支持を受けています。
今朝はすばらしい空の下ですばらしい宮岸候補への支援を連れ合いと一緒に市民に訴えることが出来てとてもうれしい一日でした。
投票は26日、白山市に知り合いのある方はぜひ共産党宮岸候補のことを語ってください。

今日は白山市議選応援の写真三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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ブリを楽しむ 特養のひととき

2017年02月21日 | 写真日記
    [ブリを楽しんだひと時]

地域の人たちと民主医療組織が協力して運営している私の町の特別養護老人ホーム。
入居している方たちに楽しんでもらおうとさまざまな催しを企画しています。
今日はお昼ごはんの前に今が旬の大型の魚「ブリ」を入居している方たちの前で料理して見せる「恒例みんなで寒鰤を食べよう」という催しがあり写真を撮らせていただきました。
写真はほぼ調理が終わって大皿に豪快にブリの刺身を盛りつけているところです。
このあと入居者の方たちは小さい切り身で試食を楽しみました。
もちろん昼食には分厚い刺身を楽しんだことでしようね。

    [今日は鰤二本]

二日続きの大荒れだった能登の海、残念ながら期待していた大物のブリが港に上がらず、こちらでは「ガンド鰤」と呼ばれている鰤の成魚になる直前の魚ですが、それでも十分な貫録を見せて見守る方たちの前に横たわりました。

    [見る見るうちに裁かれます]

プロの料理人の手にかかるとこれだけ大きいブリも見る見るうちに片身二枚と骨の三枚と頭部分におろされてしまいました。
二枚の片身も鮮度が落ちないように素早く刺身になり気がつくと最初の写真のように大皿に盛られてしまっていました。
入居者の方たちはおなじみのブリの料理を見て愉しみ、試食で楽しみ、昼食は分厚い刺身やアラ炊きを楽しんだうれしい催しだったようです。

今日は鰤の調理を撮った写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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金沢の四季 ブログ「今週の一枚」から

2017年02月20日 | 写真日記
    [「今週の一枚」で見る金沢] 

写真は2008年にフィルムカメラで撮った金沢城の石川門です。

リンクしたアルバムはずいぶん前のものですがサイト「ぎゃらりーたちばな」に付属するブログ[今週の一枚]で公開した写真を纏めたものです。
撮影は主に2010年に撮影したもので、それまでのフィルムカメラからほぼデジタルに移行してからものです。
被写体は風景から花、動物などバラエティー豊かな作品になりました。
金沢の四季の移り変わりをお楽しみください。

今日は金沢の四季を纏めたアルバムをリンクしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。

デジブック 『今週の一枚公開写真』


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金沢市「ごみデモ」(写真報告) 

2017年02月19日 | 写真日記
    [金沢市のごみ有料化に反対するデモ

昨日のブログ記事で少し報告しましたが・・・。
もともと「家庭ごみの減量化のために何をなすべきか」ということを検討するということで始まった議論がいつのまにかすり替わり、金沢市から「家庭ごみの収集を有料化すべき」という方向で市民への働きかけが強まっています。
この議論は数年前から始まったものですが・・・、何度金沢市の説明を聞いても「有料化でごみが減量化される」との根拠が理解できません。
また本来税金を使って自治体が責任を持つという家庭ごみの始末。その収集費用を市民から徴収するという「税金の二重取り」という市民からの批判にも何も答えられないまま有料化をゴリ押しする金沢市の姿勢に市民からの批判が強まり、昨日の「ごみデモ」でも歩道を行き交う市民がコールに唱和するなど共感の声が広がっていました。

    [なんでもかんでも金とるな]

現在の金沢市政は地方自治の「市民の暮らしと健康を守る」という本来の目的から大きく外れて、新しいスタイルに見せかけてはいるものの地方財界に貢献し市民へのサービスはケチるという旧態依然たるゼネコン政治がまかり通っています。
つい最近は60億超の予算を使って第二庁舎を建設するという計画が市民の批判の前に頓挫しましたが、その記憶も新しいのに不要と市民の批判を受けた議場部分を取り消した代わりに他の部署を入れるとして同規模の第二庁舎建設を打ち出しています。
その問題とも関連して「家庭ごみ収集有料化」問題も税を市民のためにどう使うかといった議論を巻き起こす必要があります。
昨日の「ごみデモ」ではそんな地方政治の根幹のようなものを考えさせられました。

今日は「ごみデモ」の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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