夜明けのサーファー

前線通過の影響で大きな波が打ち寄せる夜明け前の日本海。まだ暗いこんな時間に海岸に居るのは大物狙いの釣り人か私のような風変わりなカメラマンというのが定番なのだが、なぜか数台の車が浜に止まり若者が降りてきて着替えを始めた。
やがて彼らはまだ薄暗い波の高い海に入りサーフボードとともに沖に向かう。そんなサーファーをカメラで追ってみました。

ぶどう狩り

金沢市城北病院の患者会で年に一度のぶどう狩りへ行ってきました。好天のなかで美味しいぶどうと美しいぶどう園をゆっくり堪能してきました。

遺跡のシロツメグサ

２５日に私の所属する写真サークルで七尾美術館で開催中の「写真展　土門拳の昭和」鑑賞を兼ねての撮影会として能登方面へ行きました。
早朝６時半に内灘の道の駅を出発、途中波打ち際をクルマが走れる千里浜（ちりはま）ドライブウェーで水鳥や浜辺の光景などを撮影。９時半ごろに七尾美術館に到着し約３００余点の土門拳の作品を堪能し、帰路「能登国分寺遺跡」に立ち寄りました。
そのとき広大な遺跡の隅で咲いていたシロツメ草と能登の空に広がる秋空に感じるものがありカメラに収めたのがこの写真です。

クロアゲハチョウとヒガンバナ開花

昨日から急激に気温が下がりここ金沢は１１月中旬の気候で山里も肌寒くなってきました。
その山里では急に秋色が深まっています。「紅葉」はまだ先になりそうですが２・３日前まではその気配も見せなかったヒガンバナの朱色が里人の手が入らないままの山畑の畦に突然現れ、その花に夏の終わりから姿を見せ始めたアゲハ蝶が集まってきました。
今日の写真はそんな一枚です。

デジブック 『夏 命との出会い』

この夏の生き物たちとの出会いをまとめてデジブックにしました。
編集もしないまま時間系列で並べただけのアルバムですが、どうかご覧ください。
デジブック 『夏　命との出会い』

霧が流れ落ちる朝

朝まだ暗いうちに外へ出ると星が見えて急に思い立ちました。「今日は天気だ、北アルプスを見に行こう」と。
４０分ほどクルマで走り、この夏よく通った医王山に到着。砺波平野から飛騨の山の向こうに広がる北アルプスは残念ながら雲の中に隠れて見えなかったけれど人形山の下で山頂から谷に向かって流れ落ちるような霧を見ました。
広い広い幅の水面から一気に滝の下に落下していくような朝霧でした。

金沢市南部丘陵にヒガンバナが開花しました

私の写真撮影の主要なフィールドとなっている金沢市南部丘陵でヒガンバナが開花しました。
場所は前日熊の糞が残されていた場所のすぐ近くです。急な斜面で草が生い茂った中で近くまでよれないので望遠レンズを使って撮影しました。
丁度クロアゲハとナミアゲハが花に惹かれて花の周りを舞っていました。

早くも熊の出没が始まりました

大リーガー、エンジェルスの松井選手の母校のグランド近くに熊が出て捕獲されたとの報道がありましたが・・・、同じ日の金沢市南部丘陵の林道で真新しい熊の糞を見ました。
人里の近くで熊の排泄物を見たのは数年前の熊の大出没のとき以来です。今年は山のどんぐり類などの熊の食べる木の実があまり出来ていないのでしょうか。
排泄物には柿や栗が混じっています。山里の自然に人の手が入らなくなり田畑、林など人と熊の境界線が不鮮明になって人の生活圏のなかでも放置された果木が目立ちますが、その木に実る柿や栗の実を熊が食べにくるようになっています。
人と熊の不幸な出会いが無くなることを願います。
写真は栗の実が混じった熊の排泄物。排泄物の量はもっとたくさんですが、その一部です。

そばの花ー金沢市南部丘陵ー

秋本番の到来を告げる蕎麦の花が咲き始めました。石川県加賀地方では蕎麦の産地として白山麓の白山市鳥越がよく知られる蕎麦の産地ですが、今年は金沢市南部丘陵にも蕎麦畑が出現しました。
数年前まで荒地として放置されていた山間の土地を耕して種まきしたもので、いま畑一面に白い花が広がり蝶・トンボ・蜂などが集まってきています。

山モグラ ーヒミズー

山間部の林道では小動物たちの死体を見ることが多々あります。多くはクルマとの接触による事故死が多いのですが、どういう理由でか解りませんが秋には山に棲むモグラの一種「ヒミズ」が舗装された道の上で死んでいるのが見られます。
ひみずはモグラですから目は退化していて舗装道路の上に出ると潜ることの出来る土のところに帰ることが出来ないまま時間がたって死に至るのではないかと思っています。
とてもかわいい愛らしい姿だけに可哀想な気がします。