写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

広角レンズで撮る 卯辰山公園晩秋

2018年11月30日 | 写真日記
    [林の空に残る秋色]

夜明け前には雨が残るなかの新聞配達でしたが、その後回復した天候に誘われて日課のリハビリ散歩は可愛らしい軽量のミラーレスカメラを持って連れ合いと卯辰山公園へ。
落ちモミジを踏みながら空を見ると、つい先日に来た時は紅葉に遮られて見えなかった空が大木の梢の上に広がっていました。
広角レンズが捉える秋の空には常緑樹の緑と共にまだ枝に残っている黄色や赤のモミジが「晩秋」という季節の色を見せてくれていました。

    [青空と紅葉]

広がる青空の下に薄雲が広がり始めた遊歩道の向こうを染める紅葉する樹々。
レンズカバーを兼ねた超広角レンズを透してみる奥卯辰山公園はなんだか心を解放してくれるようでした。

    [落ちモミジを踏みしめ]

いまはホトトギスの花が静かに咲いている卯辰山公園内にある小さな山野草園の晩秋は遅く色づくモミジの紅葉で覆われますが・・・。
そのモミジ葉が降りしきり、狭い野草園の地表を覆っています。
例年この場所のモミジが色づくと卯辰山の紅葉はそろそろ最終盤、木々も生き物たちも本格的な冬支度に入ります。

晩秋の色濃い卯辰山公園でのリハビリ散歩で撮った写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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晩秋の加賀大乗寺

2018年11月29日 | 写真日記
    [総門内の紅葉]

晩秋の大乗寺に入る最初の山門、黒門と呼ばれる県、金沢市指定有形文化財の総門を潜ると350年も前から続く黄葉の風景が広がります。

    [落ち椿]

広い境内には林もあり多様な植生からの落ち葉や落ち花が地表を彩っています。
足元を見ると重なる落ちモミジの中に鮮やかな二輪の白椿がその存在感を強めていました。

    [境内に広がる黄葉]

大乗寺境内で最後の輝きを見せる黄色く輝くモミジ。
紅葉の名所として「る人ぞ知る」大乗寺です。
自分の目をカメラのレンズにしてみると意外な所で意外な光景を見つけることがあります。

今日は金沢市の古刹「大乗寺」の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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泉野八幡 狛犬と紅葉

2018年11月28日 | 写真日記
    [炎のなかに狛犬]

「泉野八幡神社」名前は立派ですが、観光スポットどころか近くの方でも名前を知らない人もいるほどの無名の神社。
我が家から歩いても30分もかからない、20年ほど前は竹林と畑に囲まれていた小さな神社です。
本殿の近くに二本のモミジがあり、初冬のこの季節には綺麗に色づき懐かしい風情を醸し出す大好きなスポットで毎年のようにカメラを持っていきます。
今年も燃えるように色づいたモミジに囲まれた狛犬が怪しいものが入ってこないか見張っていました。

    [参道から見る]

小さな鳥居をくぐると左に銀杏、右に色づいたモミジ、参道はイチョウの落葉が黄色く染めています。
時折り通りかかるご近所の方が鳥居の前で静かに手を合わせています。

    [本殿を飾る紅葉]

毎年のようにこの神社で写真を撮っていますが、どうしてもこのアングルの写真を撮ってしまいます。
私の生まれた村に権現堂という小さな社があり集落の子どもたちの大切な遊び場だったことを思い出しながら、ついついレンズを向けてしまいます。
今年もすてきな光景を見せてくれました。

御近所のにある郷社の紅葉写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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金沢市南部丘陵の朝景色

2018年11月27日 | 写真日記
    [朝陽射しこむ]

目覚めてみると広がっている青空・・・。
朝食まで二時間ほど時間があったので帰宅が遅れた時のために大急ぎで朝食用のハムエッグを作り、久しぶりの山里へカメラ散歩に行ってきました。
目当てはヤマセミだったのですが、時間が合わなくて出会うことができなかったのですが杉林から谷間に届いた朝の斜光が素晴らしい景色を見せてくれました。

    [夜明けの月]

月齢19.5日の月が明るくなった紅葉の尾根の上に浮かんでいました。

    [朝霧浮かぶ山間]

朝陽の射しこむ金沢市南部の山里、谷から湧き上がる朝霧が雲のように広がっていました。
本当に久しぶりに訪れた金沢市を取り巻く夜明けの丘陵は雪に埋まる季節を直前に晩秋と初冬の姿を見せてくれました。

朝の山里の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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七尾湾 人の暮らしに寄り添う鳥たち

2018年11月26日 | 写真日記
    [カモメ]

「冬の日本海」と言えば果てしなく続く荒れた海原をイメージしますが、能登の中心にある七尾市から富山市の氷見に至る富山湾は比較的静かな内海(うちうみ)です。
その七尾湾に面する建物の窓にカモメがやってきました。
おそらくこの食堂に来る客がときおり与える食べ物を狙ってやってくるのでしょうか? 窓の外で空中ショーを見せてくれました。

    [鳩のカップル(?)]

カモメだけでなく鳩もやってきてさかんに愛嬌をふりまきます。
窓枠を行ったり来たり、まだ何もくれないの? とでもいうように首をかしげてこちらを見つめています。

    [海面には海鵜(ウミウ)が]

窓の下にはウミウがゆっくりと海面を移動していました。
おそらく海中の魚を狙っているのでしょうね、ときおり海面から飛び上がる魚も見える豊かな七尾湾らしい風情でした。

一年前に能登の七尾湾に面したビルの窓から撮った鳥の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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ハクモクレン 秋の終わりと春咲く準備

2018年11月25日 | 写真日記
    [ハクモクレンの花芽]

思いのほかの好天に誘われて金沢市の隣りに位置する白山市鶴来町の樹木公園に連れ合いとのリハビリ散歩に出かけました。
樹木公園は 芝生広場を中心に、花木園、針葉樹林、郷土の森、落葉広葉樹林、常緑広葉樹林、特用樹林、桜椿園、日本庭園などが配置され、そのなかに、800種、15,000本余りの樹木が植えられています。
また季節ごとに移り変わる野生植物やキノコ、そして野鳥やカモシカ、リスなどの動物を見ることができるという自然豊かな石川の森林が体験できる広い公園です。
間もなく冬を迎える「郷土の森」の林の中に「ハクモクレン」の木札がついた大きな樹があり、その枝に黄葉と春の開花のための花芽を見つけました。

    [黄葉と花芽]

もちろん私はハクモクレンの花はよく知っていて春に咲くすてきな花をよく写真に撮るのですが・・・。
冬を前にして黄色く色づいた葉をじっくり見るのは初めてです。

    [ハクモクレンの黄葉]

写真の黄色い葉の影に隠れるようにたくさんの花芽がついていますが、よほど気を付けて見ない限り気がつきません。
それにしても見事な色づきの黄葉ですね。
この葉が間もなく落ちて花芽が目立つようになるころ公園は静かな冬季を迎え、白い大きな花が咲く春になるまで人の姿はまばらになり雪の中でリスやカモシカなど野生の動物たちの活動が活発になります。

今日は鶴来樹木公園で撮ったハクモクレンの黄葉など写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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手取川扇状地で撮る 白山と鷹

2018年11月24日 | 写真日記
    [手取川河口から見る白山]

予報を良い方に裏切り朝から青空が広がるのを見て、今日の散歩は手取川河口の鮭の遡上を見ようと少し時間をかけていったのですがすでに産卵時期は終わり遡上の姿は見られませんでした。
堤防の道をを歩いていると上流のさらに向こうに手取川の源流となる白山がすでに雪を頂き霊峰の名にふさわしい姿を見せていました。
かつて手取川の河口近くに住む方から独立峰としての白山が最も美しく見えると教えていただいた河口から撮った霊峰白山の姿です。

    [ケアシノスリ(?)]

河口に立って空を見るとはるか上空を円を描くように飛ぶ鳥の影を見ました。
肉眼では鳶のように見えたのですが少し雰囲気が違うので望遠レンズで撮ってみると冬鳥として北の国から石川県にやってくる珍しい鷹「ケアシノスリ」のようです。
産卵が終わった川床の鮭などを探していたのでしょうか。

    [冠雪の白山]

白山をその源として長い歴史の中で出来上がった肥沃な手取川扇状地。
かつて加賀百万石と言われた米どころの中心でもある加賀平野から眺めた白山の頂はすでにその名にふさわしい白い雪を輝かせていました。

今日は手取川扇状地の海岸近くから撮った写真写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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兼六園の紅葉山

2018年11月23日 | 写真日記
もう終盤を迎えたと思える金沢市内の紅葉の美しさを堪能しようと20日に連れ合いと出かけた兼六園。
晴れ間から注ぐ陽光で小春日和となった一番の紅葉スポット紅葉山で晩秋という季節を楽しんできました。

    [曲水を染める紅葉]

秋は赤や黄に美しく色づくので「紅葉山」とも呼ばれる山崎山(やまざきやま)、岩間から流れ出る辰巳用水で運ばれてきた水は、約570mの曲水となって霞ヶ池に注ぎます。
兼六園の中でも一番の紅葉スポットの紅葉山(山崎山)から流れ出る曲水には今年一番の輝きを見せる彩りが映り込んでいました。

    [紅葉狩りの人で賑わう登り口]

登り口に芭蕉の「あかあかと日はつれなくも秋の風」という句碑が建つ山崎山の狭い坂道は「紅葉山」の見事な紅葉を楽しもうという県内外の方達、外国の方達で通行もままならないというほどの混みようでした。

    [もみじのレッドカーペット]

紅葉山の麓に広がる苔の広場は、苔が見えないほどに紅葉した落ち葉が重なって赤い絨毯を敷き詰めたようになっていました。
今風に言えば「レッドカーペット」、私の感覚では赤い絨毯が広がる素敵な風景でした。

今日は20日に訪れた兼六園第一の紅葉スポット「山崎山」の紅葉写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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紅葉の掉尾を飾るのはやはり兼六園

2018年11月22日 | 写真日記
    [瓢池の紅葉]

金沢は冬の訪れを感じさせる冷たい雨と風の中で24節気の「小雪」を迎えています。
いま最後の輝きを見せている金沢の紅葉、もみじの名木や名所がいたるところにあるとはいえやはりだれもが第一に挙げるのは兼六園です。
そんな兼六園の紅葉を見ようという連れ合いとの20日の散歩コースは兼六園にしました。
金沢の広坂通りの突き当り、兼六園入り口のひとつ真弓坂から入ると最初に見える瓢池には綺麗に色づいたモミジと翠滝が目にはいってきました。

    [青もみじの色づく]

瓢池は栄螺山の影になることもありまだ青から紅く色づき始めているもみじがあり、この季節としてはおもしろい趣きを見せています。
この日はダメでしたが、運が良ければこの樹の枝から瓢池の水面にダイビングする翡翠(カワセミ)の姿を見ることもあります。

    [池に映り込む紅葉]

兼六園に入ったとたんに出会った瓢池の紅葉、この日の目的である兼六園第一の紅葉の名所「山崎山」への期待が高まりました。
その山崎山の紅葉は次のブログで公開します。

冬直前の兼六園瓢池の紅葉写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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秋バラ 最後の輝き?

2018年11月21日 | 写真日記
    [冬を迎えるバラ園]

ネットで俳句を読んでいたらバラをテーマにした気になる句がありました。

  一つ一つ覗きし薔薇の渦に酔ふ 蓬田紀枝子
  夜空涯なし星・薔薇・同志明日を期し 古沢太穂

霙や雪も予想される初冬の近所のバラ園、冷気も感じながら歩いてみるとまだこれほどの美しいバラも咲いていました。
まもなく来春にまた美しい花を咲かせるための剪定と雪から守るための雪囲いの作業が始まり、5月から約半年のご近所カメラ散歩で楽しませてくれたバラの花たちと来春までのお別れになります。

    [バラ園を見守る紅葉]

バラと共にシーズンの終わりを感じているのでしょうか。
園庭近くに立つモミジの木もバラの花の近くに色づいた葉を風に乗せて届けながら秋の終わりを告げていました。

    [黄色のバラと紅葉]

黄色のバラの花言葉は「友情」。
たくさんの蕾が残る冬のバラですが・・・、多くの蕾が蕾のままで雪の季節を迎えるそうです。
バラ園の世話をしている作業員の方達は私に「春になればまた綺麗に咲いてくれますよ」と語りながら最後に花を咲かせてくれるように世話を続けていました。

シーズン終了前の秋のバラ園の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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