写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

「身の毛もよだつ話」ー臨界状態ー

2007年03月16日 | 写真
「知らぬが仏」という言葉があるが、今回の北陸電力の事故隠しはひどすぎる。
私の住む石川県の能登半島で原発が制御不能となるトンデモナイ状況が起こっていたというのだ。
北陸電力とは地域の変電所新設にともなう電磁波の危険性ということで長期間やり取りしたことがあるが・・・
会社側に有利な情報は出すが不利な情報はトコトン隠すという体質にうんざりした覚えがある。
それにしても今回の事故隠しの悪質なこと、国民の安全よりも自社の利益を優先する「北陸電力」という会社に公共性の高い電力供給という役割を担わせていいのかと思っている。
ちいさな事故については県に報告する場合もあるが、それも「たいした問題ではない」として行政を見くびるような態度が見え見えである。
それには知事も県議会も、そしてマスコミも原発の安全問題を本気で追求することなく北陸電力の対策を含めた報告を鵜呑みにして終わらしていることがおかしいとおもう。

写真は問題の「志賀原発」
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「表現の自由」ジャーナリズムは敏感になれ!

2007年03月14日 | 写真
ひさしぶりに「新カメラ日記」にログインして「アクセス状況」をみた。
こんなに更新をしていないのに毎日のように何人かの訪問者が居ることを知りその方々に申し訳ないような気がする。
いま「鈍感力」という本が売れているという。
しかし今こそ世の動きに敏感にならなければならないと思っている。
今年は地方選挙・参議院選挙と続き、小泉内閣から急速に進行する「新自由主義」という弱肉強食の格差社会の進行、9条撤廃、戦争できる国への憲法改悪のための自民・公明・民主という国会に圧倒的多数の議席を持つ政党の動きなど・・・社会的、政治的に国民にとって大変な日々が続いている。
国民全体に圧倒的な影響力をもつマスメディアも一部をのぞくと、権力を監視する役割を放棄して、新聞は現状追認、テレビは報道番組でさえ「面白ければ」「視聴率さえとれれば」という姿勢があらわでほんの一部を除くと、国民に真実を伝えるという「ジャーナリズム」としての役割を放棄している。
平和を希求することを前提に[表現の自由」を明記している現憲法を改悪しようとする動きは写真を趣味とするものにとっても不安であり黙視できない。
「好きなところでカメラを構える」「興味ある対象を撮る」現在はアタリマエであるこんな行為がやがては制限されるようになるのではという不安がとても強い。
このことに異を唱えて地方政治から国政にまで果敢に挑戦し、国民に現状とその打開策を訴えつづけている「日本共産党」の存在や言い分をあえて無視して・・・
国民の生活を根本のところでひっくり返そうとしているということ(憲法を変える、「新自由主義」を徹底する)では共通の目線に立つ自民と民主、あるいはその両党が押す候補のどちらかを選べという国政や地方政治についてのマスコミの論調に違和感をもつのは私だけだろうか?。
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