写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

ハートマークもある峡谷

2013年01月31日 | 写真

今朝はこの季節としては珍しい青空の広がる朝になりましたが連れ合いから留守番を言いつけられてカメラを持って飛び出すことが出来なくなりました。
大寒も大詰め夜明は放射冷却もあって道路は凍りついていましたが、太陽が顔を出すとみみるみる内に溶け出し太陽エネルギーの凄さを見せつけられる季節です。こんな凄いエネルギーを充分に活用しないままに現状では未来を閉ざすことになる「原発」に固執する人たちの気持ちがわかりません。
話がそれましたが、今日撮影したかったのは雪と太陽のコラボレーションがみせる光景だったのですが、おそらくこの写真のような風景も見ることが出来たような気がします。写真は2011年1月撮影のものです。
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私の眼 老眼の居候猫

2013年01月30日 | 写真
私の眼
小さいときから歳の離れた兄や姉の本を読むのが大好きだった。
兄弟が寝静まってから無断で借りた小さな活字の本を寝床で読む私の読書時間が始まり暗い電灯の下で、横になったりうつ伏せで活字を拾っていた所為か左右の視力が大きく違い今になって考えると眼鏡が必要な視力だったのかも知れない。当時の農村の子どもはよほど視力が無いかお金持ちの家の子でもない限り眼鏡をかけることはしなかったが、私もそのまま大人に。
23歳のとき自動車免許取得のため初めて眼鏡を購入、世の中の光景がこんなにもハッキリ見えるものかと驚いた経験がある。
私の眼は左右の視力差が大きく近視と乱視が混じっている、そして今ではそれに老眼が加わり自分でもどの見え方が正しいのかよく分からないときもある。
パソコンの前では眼鏡を代えるのがわずらわしいので裸眼ですましているのだが、疲れてくると活字を拾うのが難しくなってくる。昨夜はそんな状況になってフェースブックを変な書き込みで離れてしまい、少なくないFB友達に心配をかけてしまったようです。
今日の写真は我家の居候猫、もう20年近くを一緒に暮らしている老猫で私の暮しに多くの潤いを与えてくれたのだが彼も寄る年並みで視力が弱っているようです。
彼と共にこれからも、お互いに視力が低下したからこそ見える人の心や世の移ろいのようなものの深いところを見つめながら暮らして生きたいと思っています。
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寒修業大詰めに 寒行托鉢

2013年01月29日 | 写真

金沢市の南部に位置する曹洞宗の名刹「大乗寺」、修業寺として全国から修行僧達が集まり日々の修業が続いています。そして厳しい修業の中でももっとも厳しさが感じられるのが正月明けから始まり節分までの約一ヵ月間、雨の日も雪の日も一日の休みも無く素足に草鞋履きで一軒一軒の戸口に立ち読経する「寒行托鉢」です。
今年のその寒修業もいよいよいよいよ大詰めに近づきましたが、例年のように金沢は厳しい寒さと大雪に見舞れるなか今日も午前8時すぎに金沢の市中へ出発していきました。写真はまだ雪が少なかった日のものですが、今日の大乗寺坂は車の轍の後でも踝まで雪に沈んでの歩みでした。古都金沢の冬を網代笠姿で托鉢して歩く修行僧の姿は冬の風物詩として市民から歓迎を受けています。
大乗寺の正式名は「東光山大乗寺」だそうですがその重厚な山門には日中ならば参詣した誰でもが願いを込めて撞ける「しあわせの鐘」があり境内には終日人々の願いがこもった鐘の音色が響いています。
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雪の朝 しんぶん赤旗配達に

2013年01月28日 | 写真

写真は今日の夜明け前4時5分、しんぶん赤旗の配達に出かけようと外にでると一夜の積雪としては今冬一番の雪。車の周りを除雪しないと動き出せないと言うことでご覧の通り、時折り激しく降るなかで必要最小限の除雪をしてこれから出かけるところです。
まだ轍のついてない雪道を吹き溜まりに突っ込まないよう、側溝に落ちないよう用心しながら雪明りでいつもより明るい街の路地から路地と安全運転で商業新聞の配達をしている車との交差にも気をつかいながら、吹き溜まりになっている路地はその前で停車し徒歩で読者宅への配達です。
ようやく帰宅したのはいつもより30分ほど遅れましたが無事配達終了。今日は除雪デーになりそうです。
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『2013年1月18日』カメラ日記

2013年01月27日 | 写真

写真はハクチョウたちと一緒に一晩を過ごしたマガンが餌場へ飛び立つ光景です。
1月18日は早朝の新聞配達の後、雪景色となった金沢の名所から野鳥たちのメッカである河北潟で我が手持ち撮影機材の貧しさを確認しつつ珍鳥の丹頂鶴に対面、早春の花蝋梅が雪のなかで咲いたのを楽しみ、夜は第30回目を迎えた原発ゼロを目指し志賀(能登)原発廃炉を訴える行動「どいね☆原発」にカメラを持って参加すると言う、私としては稀に見る盛りだくさんの一日でした。いずれもそれなりの写真をお見せできると思いウェブアルバムに構成しリンクしました。どうか御笑覧ください。

デジブック 『2013年1月18日』
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雪の金沢城址 高石垣

2013年01月26日 | 写真

金沢観光に来ると21世紀美術館から金沢城を見ると公園の向こうに見上げるような見事な石垣が見えます。風雪が吹き付けた翌朝、その石垣が見事な景観を作り上げていました。
外堀である「いもり堀」と「鯉喉櫓」の向こうは雪で模様が浮き出た辰己櫓に至る高石垣の美しさが際立って見えました。この城址に金沢大学のキャンパスが広がっていた1990年代のはじめまでは全国から来た大学生が城とその周辺の町の人たちがこの石垣の下や石垣の上の遊歩道を楽しむ賑やかな暮しが広がる街でした。
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金沢原発ゼロ行動 今夜は第30回「どいね☆原発」

2013年01月25日 | 写真

写真は金沢駅 もてなしドームと鼓門。冬季シーズンはこの写真の電飾の下辺りで市民に原発ゼロへの訴えをする「どいね☆原発」行動が毎週金曜日の夜に繰り広げられ私も参加予定です。
昨年7月東京の官邸前行動に呼応して若者達が呼びかけあって始まった金沢市における行動ですが、今夜は強風と吹雪の中で記念すべき30回目のデモンストレーションとなります。
いまも原発事故が無かったかのように、またあの事故が収束したかのように電力会社や政府、与党はさらなる原発推進を企んでいますが、国民の多くは原発ゼロの社会を望んでいます。今夜は風雪が予想されますが、その向こうには暖かい春が待っています。そのことを信じる人たちとの行動にこれから出かけます。
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滝のある風景

2013年01月24日 | 写真

町内会の新年会で金沢市南部にある滝を眺めながら入浴できる宿泊施設で昼食会が行なわれた。この宿泊施設の周辺は犀川の上流域にあり雪の無い季節は私にとって自然のなかの人や生きものの暮らしぶりを撮影するゾーンとしてよく回遊する地域です。
ただこの滝の存在は知っていたのですが施設の地域内にあるので初めての対面でしたが前日までの雪が残る滝はシャッタースピードを遅めて流れを写し撮りましたが、うわさにたがわぬ美しい滝でした。
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西穂高からの日の出を見る 内灘大橋から遠望

2013年01月23日 | 写真

金沢市、内灘町、津幡町に跨って広がる河北潟干拓地。かつて汽水湖として周辺の村々の豊かな漁場として多くの恵みの源となっていた日本海側有数の湖だった河北潟。1960年代の干拓によってかつての面影も無くなっていますが、その放水路付近からは湖面と干拓農地の向こうに北アルプスのほぼ全景と白山山系の姿がパノラマとして広がります。
21日の朝は私にとって今年初めて見る日の出となりました。太陽は穂高の右、西穂高を覆うように昇っています。

放水路から広がる潟湖の水面と上空には夜明の光が広がります。まさにカメラを趣味とするものに与えられる「至福の瞬間」とでも言うべき時間です。寒さも忘れて時間の経過も忘れていました。
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天使の階段(angel's stairs)とメタセコイア並木

2013年01月22日 | 写真

時間が出来たので珍しく午後に河北潟干拓地へ出向いた。いつもは夜明の干拓地で目を覚ます生きもの達や干拓農地の朝の風景を撮影しているのだが、夕景もなかなかのものでした。メタセコイア並木を越えて干拓地の水路まで届く「天使の階段」と呼ばれる薄明光線が私にとって新しい魅力を教えてくれました。
この画家のレンブラントも好んで描いた「天使の階段」と呼ばれる現象を宮沢賢治は「光りのパイプオルガン」と呼んでいたようです。
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