写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

カワトンボ 金沢市犀川河口

2013年07月31日 | 写真

金沢市を流れる男川とも呼ばれている犀川の河口あたりは流れが海岸の砂丘に阻まれて海岸線と並行する川筋が緩やかな流れとなり水量豊かな汽水域となっています。
当然淡水域と海水域が交差する中で豊富なプランクトン、そして淡水魚や海の魚たちが豊富です。その魚を狙う鳥たち、小動物など川岸の茂みや林は昆虫や野生の生きもの達にとって暮らしやすい生息域となっています。
その河口の茂みでカワトンボが飛び交っていました。いま日本には7種のカワトンボが見られるようですがいずれもその生息数は激減していて、お隣の富山県でも準絶滅危惧種としてレッドデーター種となっているようです。たしかに私もカワトンボを見る機会は減っていて心配しています。
今日出合ったのはカワトンボの中の「ハグロカワトンボ」のようですが、羽根の艶やかな黒色がとても魅力的でした。

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昼間に咲き残る カラスウリの花

2013年07月30日 | 写真

毎年のように出逢うと撮影する花がいくつかあります。そのうちの一つに写真の「カラスウリの花」があります。
人の暮しのすぐ近くで咲く花ですが、夜暗くなると咲きはじめて翌朝には落ちてしまう一夜花なので意外と人に知られない花です。
友人のカメラマンは昼間に蕾の状況からその夜に咲くだろうとめぼしをつけておいた場所で花が開花する夜8時ごろに三脚を立てて見事な写真を撮ってきますが、私はもっぱら昼間に咲き残っている変わり者のカラスウリの花に出会うとカメラを向けるといういい加減な、花には失礼な撮り方なので、その花の一番美しいときには出逢えないということになります。
それでも比較的状態の良い花に出逢えると幸せな気分でシャッターを切っています。
秋になると蔓の先端などから吊り下がるオレンジ色の卵形の実を見ることがよくあり、これもまた写真の被写体としてはなかなか魅力的でよくカメラを向けています。
花言葉は「よき便り・誠実・男ぎらい」、別名に「狐の枕」などがあります。
夜明け早く眼が覚めたときはご近所を散歩して、空き地や畑、山裾の斜面などに眼を向けるとこの花が「おはよう」と挨拶してくれるかもしれませんよ。

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満開でした オニユリの里

2013年07月29日 | 写真

昨日の再公開写真で紹介した記事[オニユリの里]です。梅雨明け近くの7月後半に入ると一度は訪れたくなる場所で、昨日は白山市の海岸にある砂丘の林に行ってきました。
ちょうど満開の時期を迎えた砂丘地の砂防林の斜面は咲きそろった花でオレンジ色に染まり、蝉の声と海からの風に包まれる涼しい木陰、オニユリの香りの中で楽しむ人たちの声も涼しげに聞こえる夏でした。
今年の咲き具合は私が見たこれまでの中ではもっとも素敵なオニユリの里でした。来年はもっと光りの具合が良い夜明けの頃訪れ、写真撮影を楽しみたいと思います。

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霧の中 線上を転がる夕陽

2013年07月28日 | 写真

これから夏休みの間の土曜の夜を中心に金沢市や石川県内で花火大会が続きます。昨夜は連れ合いの所属する俳句のグループで新俳句人連盟の工藤先生を迎えての懇親会、その送迎の間に山上からの夕景とあわよくば花火撮影を目論んだのですがあいにくの濃い夕霧で花火どころか夕陽も満足に見られず、辛うじて撮れたのがこの映像。夕霧がフィルターとなって夕陽というより夕月の雰囲気です。
その夕陽が高圧送電線の上を転がっていくような絵柄に見えてシャッターを押したのがこの写真です。
本来の夕景だとこの夕陽の下には日本海が広がるすばらしい夕景になるはずでしたが、それは次の機会にしましょう。

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沖縄への想い 原発ゼロへの想い

2013年07月27日 | 写真

参議院選挙後の毎週金曜実施の原発ゼロ行動「どいね☆原発」は新しい二年目に入り昨日2013年7月26日で54回目を迎えました。
この54回とそれとは別に取り組んでいる月一デモのほとんどを記録しインターネット中継をしてくださっているのがこの後姿の方です。
Tシャツの背面には沖縄の現地で基地反対の声を上げ続ける方たちの心の声、山城善勝さんの言葉がプリントされていました。
「あの沖縄戦がおわったとき、山はやけ、里もやけ、ぶたも、牛も、馬も、陸のものはすべて焼かれた。食べるものと言えば、海からの恵みだったはずだ。その海への恩がえしは、海を壊すことではないはずだ 山城善勝」(辺野古の単管ヤグラに結わえられた詩より)
「どいね・・・」のデモをインターネット中継し続けるという実に地味な活動の積み重ねがどれだけ多くの人たちに「原発ゼロ」の思いを届けてくださっているか・・・、改めてこの方の活動に感謝です。
そしてこの方が沖縄の基地反対の思いを表した文章を背負っていることも、決して偶然のことではないのでしょうね。
「本当のメディアジャーナリズム」がなすべきことは・・・? そんなことを考えながらの昨夜の原発ゼロを願う活動への参加でした。

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もう梅雨明け? 金沢上空は朝焼け

2013年07月26日 | 写真

今朝は「しんぶん赤旗」の配達でした。途中で見事な朝焼けとなり慌ててシャッターを押しました。夜明け前から気の早い蝉の声も聞こえ、梅雨明けを告げる花「タチアオイ」も茎の先端まで咲き登り、空き地には月見草(宵待ち草)の黄色い花も咲いていました。夜明の町はすっかり梅雨明けの夏の装いになっています。

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「原発 いる? いらない?」 シールアンケート

2013年07月25日 | 写真

金沢市で毎週金曜日に原発ゼロを目指し行動を続けている「どいね☆原発」が声を上げ始めて二年目に入りました。「原発をゼロに」「大飯原発を止めよう」「志賀(能登)原発の再稼動するな」など「原発無くそう」という一点で協力できる人たちが主義主張を超えて行動を共にしています。その取り組みの一つに会場を通りかかる人への「原発いる?いらない?」のシールアンケートがあります。
一年間でアンケートに応えてくれた人数は1000人を越えました。おそらく原発について話し合うことの出来た人はその何倍にも達していると思います。
原発がないと電力が足りないと思い込まされている人は現在もたくさん居て、石川県で使用されている電力の中には原発で作り出された電力はなく、全国的にも大飯原発以外は稼動されていないこと、それも再稼動前に動いていた火力発電所を止めて発電量の調整していること。つまり基本的に原発が無くても電力は十分足りていることを知るとびっくり!「原発はいる」と答えた人の中には慌てて「原発いらない」に変更する人もいます。
全国的な原発ゼロへの取り組みが原発の再稼動を許さない世論を強め、政府や財界の目論見を許さない力になっているのでしょうね。
明後日7月26日(金)は金沢駅前で「どいね☆原発」54回目の行動日です。

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朝光のなかで開く白蓮

2013年07月24日 | 写真

山の頂きから陽光が届いた山里の蓮田で純白の蓮の花が開き始めました。その回りには匂いに惹かれた蜜蜂が早速やってきています。
花言葉は「雄弁」「休養」「沈着」「神聖」「清らかな心」「離れゆく愛」などだそうです。
まだ本格的に写真を撮りにでるという気分にならなくて、ブログで公開する写真はたまたま出合った花などが多くなっています。

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「ディジー」? それとも 「紅筋山百合」?

2013年07月23日 | 写真

夜明の街ではさまざまな発見があります。昨日の参議院選開票結果、共産党の躍進と実質小選挙区制という選挙制度による自民党の過半数議席獲得という議席配分がほぼ決まり、週の二日間ボランティアで参加している「しんぶん赤旗」の配達をしていると、ある住宅のお庭で珍しい花が眼に飛び込んできた。大きな花が見事に咲き「私を見て!」と自己主張しているようなユリの花です。形は「カサブランカ」ですがインターネットで調べてみると、紅色を帯びたユリの花としては「紅筋山百合」か「デイジー」のいずれかのようです。
「紅筋山百合」は山野に自生するものも僅かに残っているようですが私たちの眼に触れるものはほとんどが園芸種として育てられたもの、またよく似た花としてオリエンタルユリの「デイジー」という種類のものもあるそうです。花茎の高さから見ると「紅筋山百合」のようで、山百合の花言葉は「威厳、甘美」。ピンクの百合の花言葉は「思わせぶり・虚栄心」だそうです。

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豊かな実り・大きな望み  大暑・満月

2013年07月22日 | 写真

北陸の金沢はまだ梅雨が明けませんが、道端で咲くタチアオイの花は「もうすぐ梅雨明けですよ!」とでも言うように茎の先端にまで咲き登っています。昨日から今朝にかけてインターネットやテレビによる参議院選挙の開票速報に釘付けになりました。ほとんどが実質小選挙区となっている一人区を中心に自民党・公明党の与党連合が議席を増やす中で、私が支援する日本共産党は大健闘しました。目標の比例5議席を獲得し、2人区の京都、4人区の大阪、5人区の東京で当選、今回の選挙で合計8議席を獲得。非改選議席とあわせて11議席という議案提案権(予算を伴わない議案)を持つことになりこれまでとは比べ物にならない重みを持つ事になりました。国民が日本共産党にタチアオイの花言葉の「豊かな実り・大きな望み」を託してくれたのだと思います。
日本共産党は誠実に国民からの付託に応えていくことと思います。

昨夜の比例開票結果を待つ間の気分転換に夜空を見上げるとほぼ満月になった月が薄い雲の流れる中で輝いていました。雲がフィルターの役目を果たしてくれて私のカメラとレンズでもなかなかの写り具合でした。
参院選の開票速報に気をとられていて毎日続けていた[おやすみ夕景・夜景]が公開できなかったので、ここで一枚追加公開です。

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