写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

列島震撼 早苗の棚田と林道つながる

2015年05月31日 | 写真日記
  [日本全国で揺れ、「異常震域」か]
29日の鹿児島県口永良部島の「爆発的噴火」に引き続き昨夜は震度5強の首都圏をはじめ、北海道でも震度4、金沢市でも震度2と全国広い範囲に及ぶ地震で日本列島が揺れ動きました。
震源は東京都鳥島付近の深海でⅯ6.8という強い地震が引き起こしたものだといいます。太平洋プレートの深い所で起きた地震が広い範囲に広がったようですが、「異常震域」という聞きなれない言葉も使って説明される現象のようです。
いずれにしても29日の火山噴火、31日の地震のことを知るにつけ、人間の知識で予見できる現象というものがいかに狭い範囲のものであるかがよくわかります。
電力会社や原発安全審査会が川内原発について火山噴火について「予兆を判断してから核燃料の避難準備を始めるから大丈夫」などという言い分がいかに絵空事であるかがよくわかります。
今回は大災害とならなかったようで何よりですが・・・、それは運がよかっただけのことです。
地震があるたびに「各地の原発は!」とビクビクしなければならない状態にピリオドを打つためにも、一刻も早い原発ゼロへと政府は舵を切り替えるべきだと思います。
今回の地震についてはYAHOOニュースをリンクさせてもらいました。

  [棚田に早苗揺れる]

写真で記録を続けている金沢市の南部に広がる丘陵地域の棚田でほとんど田植えが終わり、犀川上流域の棚田でも朝陽の中で早苗が揺れていました。
勤勉な地域の人たちの働きのおかげでこの地域の棚田は耕作放棄の田はほとんどなく美しい緑が広がる日本の原風景と言いたいような姿が見られます。

  [林道脇に最後の残雪 土砂崩れはまだ補修中]

棚田を後に今日は開通しているのでは?と林道に車を乗りいれましたが、さすがに道路の雪は消えていましたが、雪崩などで壊れた道路の補修はこれからということで写真のように通行止めの箇所が残っていて引き返しました。
全面的に金沢市丘陵部の林道を通行できるようになるにはもう少し時間がかかようです。



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我が街金沢は火山列島の真ん中 白山と立山

2015年05月30日 | 写真日記
  [日本の火山研究者 たった40人]
29日に口永良部島の新岳で爆発的な噴火があり島民と島を訪れていた観光客は無事に島外に避難できたようですが、避難した人たちのこれからの暮らしが心配です。
YAHOOニュースで井上伸さんが「「火山大国・日本」の火山研究者たった40人、気象庁火山監視は無人、国の予算はオスプレイの0.5%以下」と、国のお粗末な備えなどについて書いています。
桜島も続いて噴火、日本列島は火山と地震に揺り動かされているというのに、政府はその対策はおざなりにしたまま原発再稼働に前のめりの姿勢をあらためようとしません。
ぜひリンクした井上伸さんの文章をお読みください。

  [朝焼けの立山]

わたしが住む金沢市からは立山など、北アルプスの山々が遠望できます。写真は医王山から見た朝焼けの中の立山連峰です。
そしてご存じのように立山はいま火山としての変化も観測されています。
今回の口永良部島の新岳爆発は科学者の予想をはるかに超える大噴火となりました。

  [夜明けの白山]

石川県で「火山」といえば、この「白山」が代表的な存在で、山頂部には約15個の爆裂火口を持っています。

少し調べれば日本列島がいかに危険な地盤の上に横たわっているかということは一目瞭然です。だからこそ地震や火山の動向を監視するシステムや研究機関が必要で、
軍事費などにではなく、こちらにこそ国の財政的な保証があって当然だと思うのですが・・・。
こんなことを考えさせられる一日でした。



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夘辰山花菖蒲園 花菖蒲と紫陽花

2015年05月29日 | 写真日記
今夜は金沢駅前で毎週金曜日に行動している「どいね☆原発」の行動日です。
間もなく出発時間なので取り急ぎ写真公開だけとなりますが・・・。

  [花菖蒲が咲きはじめました]

市民に親しまれている金沢市の兼六園近くの卯辰山公園、花菖蒲園で6月を目前にいよいよ花菖蒲が咲き始めています。
まだ入り口付近の限られた場所ですが散水のしずくを受けて生き生きとしたさまを見せ始めています。

  [ほんのりと色づき始めた紫陽花]

花菖蒲園の周囲には紫陽花がたくさんあり、花菖蒲園を訪れた人たちは紫陽花の花も楽しむことができます。
花菖蒲も紫陽花も見ごろは6月半ばだとおもいます。機会があれば訪れてみてください、6月にお勧めしたい公園です。



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金沢市 医王山の谷間にも朝が

2015年05月28日 | 写真日記
ブログのデザインを読みやすいものに変更しましたが如何でしょうか・・・。

  [医王山の深い谷にも朝の明かりが]

ようやく明るくなった医王山の谷間の畑には、はやくも働きものの農婦の姿がみえます。

  [山と森と畑]

はるか向こうにはまだ白い残雪を残す峰、その下には深い森、そして働き者の農家の心が具現化したような手入れの行き届いた畑地。
TPP条約交渉などが具体化されるとひとたまりもないような日本農業、でもかけがえのない命を育てる食料と分厚い自然環境の関係が見えるような夜明けの光景です。

今日は簡単に医王山で撮った写真二枚をアップしてのブログ更新でした。

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平和が一番 繁殖の季節を迎えた雉たち

2015年05月27日 | 写真日記
  [平和が一番 戦後最悪の戦争法案]
今日もこの話題からになります。
日本共産党の志位委員長は国会の代表質問で「戦争法案」について3つの大問題をただしましたが、いずれも安倍首相はまともな回答を出せませんでした。
1:戦地での軍事支援 「殺し、殺される」危険が決定的に高まる。
2:治安維持活動 ISAF(国際治安支援部隊)のような活動に参加することが可能となる
3:集団的自衛権 米の先制攻撃で発動か
詳しくはリンクした「しんぶん赤旗」でお読みください。

  [雉の夫婦も繁殖の季節を迎えています]

金沢市民に親しまれている卯辰山公園の朝、新設された芝生広場と従来の林の境界線あたりから立派なキジの羽ばたきとテリトリーを主張する鳴き声が聞こえてきます。
そっと物陰から見ると雉の雄が周囲に異変がないか確かめるように草の実や新芽などを採りながらのパトロールのようです。

  [ペアでなかよく]

雄キジのパトロールが続いているなか、雌キジが灌木の陰から出てきて仲良く地表にある餌をつつき始めました。
私もよく雉を観察することがありますが、こんなに顔をくっつきあわせての採餌行為を見るのは初めてです。
しばらく仲良く朝食を楽しんでいるようでしたが、やがて林の中に消えていきました。もう一か月もたつと可愛い子どもたちをつれた家族でお会いできるかもしれません。
それにしてもこんな「平和そのもの」のような光景を見ていると・・・、今の日本の危険な政治状況を克服することがとても大切だと思うひと時でした。

今日のブログ更新は夕方になってしまいましたが、平和なキジの写真2枚をアップして終了です。



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強引に「戦争法案」国会へ 南砺市の「トーチカ」

2015年05月26日 | 写真日記
  [戦争法案は戦後最悪の悪法 廃案にするまで知恵と力のすべてを]
写真はないけれども今日はこの問題をトップに据えざるを得ない。
安倍自公内閣の強引なまでの国会運営で、「アメリカが引き起こす戦争に、いつでも、どこでも自衛隊が参戦・軍事支援することを可能にする戦争法案」が審議入りします(しんぶん赤旗5/26)。
世論調査では「日経」55㌫ 「毎日」54㌫ が反対が多数を占めています。
衆院本会議ではきょう代表質問、日本共産党からは志位委員長が質問に立ちます。山下書記局長は「戦争法案は戦後最悪の悪法だ」「廃案にするまで党の知恵と力を結集して奮闘する」と決意を表明しました。

  [旧 日本軍のトーチカ]

旧陸軍のトーチカが「散居の里」として知られる砺波平野の山里に当時の姿で眠っている。という旧友の誘いで砺波平野から茅葺の里として世界遺産になっている富山県の五箇山まで小さな旅。
その最初に出くわしたのがこの巨大で頑丈な古びたコンクリートの塊です。
映画「史上最大の作戦」のなかでいまも私の記憶に残るドイツ軍が頑強に上陸を阻止する核となった要塞のトーチカを彷彿させる姿が強烈な印象を与えます。


近づいてみると何物も寄せ付けない分厚いコンクリートの壁そのもの、この迫力です。


正式名は日本軍の演習場の施設の一つなので「監的壕」ですが、説明の標識です。
二度とこのようなものが必要な世の中にしたくはありません。
平和のための、二度と戦争をしないための「戦争遺跡」として存在し続けてほしいと思いました。



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金沢市南部丘陵 早咲きのササユリと遅咲きのカキツバタ

2015年05月25日 | 写真日記
『花の命は短くて苦しきことのみ多かりき』 小説「放浪記」を書いた林芙美子がこのんで色紙などに書いた言葉だといわれています。
花の写真を撮るのが好きな私にとっても「花盛り」のときを判断することは大切なことですが、なかなか難しいときもあります。
金沢市の南部を取り巻く山里で少し季節外れの花たちですが・・・。
  
  [早咲きのササユリ]

先日カメラを持って山里を訪ねて春から初夏への移り変わりをカメラに収めていると、予想もしなかった花に出合いました。
林の中で白い花が風で揺れているのを見つけました。なんと「ササユリ」、昨年はこの地域では6月に入ってから咲いた花です。
少し傷んではいますがササユリの凛とした姿です。

  [遅咲のカキツバタ]

山里の「ホタルの里」と呼ばれるところの状況を見るために、この地域でいちばん多くのホタルが飛び交う小さな池のほとりを巡っていると、
すでに咲き終わったと思っていたカキツバタがまだ数輪涼しげな姿を見せていました。
池の岸辺にはノブキが伸びていて、地域の方がそのノブキを採る姿も見えていました。


少し残念な咲き具合の野の花の写真二枚をアップして、今日も遅くなってしまったブログ更新です。



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苗床で待つ 深緑のダム湖

2015年05月24日 | 写真日記
金沢市は今日も夏日、山里は新緑から深い緑、「深緑」に移り変わる季節です。

  [出番を待つ苗床]

金沢市南部の苗床の役割も受け持っていた棚田の田植えが近づき、出番を待っていた苗が本格的にこの水田に植えられる日が来ました。
撮影していると棚田で使いやすい小型の田植え機が坂道を下ってくる音も聞こえています。
明日はこの棚田で早苗が風にそよいでいることでしょうね。

  [深緑のダム湖]

つい先日まで残雪が岸辺のあちこちに残って、柔らかい新緑が芽吹いていた金沢市南部のダム湖に深い緑が映り込み初夏の訪れを告げています。
まもなくホタルが姿を現す季節になってきました。

いま女子サッカー日本代表チームがニュージランドチームとの試合をテレビ観戦しながらのブログ更新。
試合は前半に宮間のボールにベテラン沢が合わせて野シュートで得点。後半はニュー自卵とが押し気味の試合が続いていて、好試合が続いています。



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谷口善太郎の故郷で白山を撮る 

2015年05月23日 | 写真日記
今年は日本共産党の創立にも参加し、戦後は京都選出の衆院議員として活躍した「谷口善太郎」の没後41年です。その谷口善太郎が子どものころ日々仰いで育ったであろう加賀の「白山」の写真を2枚アップしてブログを更新します。

  [水田と山麓の鳥越から見る『白山』]

金沢周辺の田植えは4月末から5月初めにほとんど終わっていますが、雪解け水の冷たい白山山麓はようやく田植えの後半を迎えています。
田植えが終わったばかりの早苗が揺れる鳥越地区から見る白山です。
少し薄雲がありますが天気が良く、手前の山を抱いているような白山、私が「子抱き白山」と呼んでいる姿がくっきりと見えています。

  [白峰町 西山から見る白山の峰]

白山の登山口にあたり福井県との県境にある白山市白峰、まさにその県境に位置する「白山眺望の山」として山岳写真家には知られている「西山」。
ようやく雪のための通行止めのとけた西山の林道白木峠の眺望ポイントまで車で上がりカメラを据えました。
いつもは夜明けの写真を撮りに来る場所ですが、いまは日の出が4時45分ごろ、その前の朝焼けも狙うとすれば金沢の自宅を3時過ぎに出発しなければ間に合いません。
今日は明るくなってから金沢を出て道路状態を確認しながら西山には10時半到着。
白山の大汝峰、剣ヶ峰、御前峰などの素敵な姿を見ることができました。

  [谷口善太郎碑前祭]

昨年没後40年に「谷善と呼ばれた男」という本が出版され、あらためて関心が高まっている京都の共産党を代表する国会議員として知られた谷口善太郎
作家としても知られる彼の自伝的作品「綿」で活写されている白山山麓の故郷、能美市辰口町和気にある谷口善太郎文学碑前で6月6日碑前祭が行われ、引き続き「偲ぶ会」も開催されます。
「いまもっとも元気な党」ともいわれている日本共産党を創ってきた中心のひとり谷口善太郎、彼を慕う人たちの心の中に残る「谷善」を知り現在と未来に生かしませんか。
碑前祭は参加費無料、予約も不要ですが、場所がわかりにくいので問い合わせなどは日本共産党石川県委員会にしていただくと教えていただけると思います。
もちろん当ブログの管理人橘に問い合わせくださっても結構です。



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砺波平野の朝 朝焼けと陽の当たらぬ時間

2015年05月22日 | 写真日記
今日も好天の金沢です。朝は「しんぶん赤旗」の地域配達の後にカメラを持って出かけました。ということで、お昼を過ぎて昨日に引き続き砺波平野の朝の写真をアップしてのブログ更新です。

  「朝焼けの散居の里の水田」

かつては「散居村」という呼び方で全国に知られた砺波平野の水田に浮かぶ屋敷林に囲まれた「かいにょ」。
いまでは随分減りましたが、それでもまだそんな雰囲気を十分感じられる散居の水田に朝陽があたり上空に漂う朝霧の赤い色を映して独特の風景を現出しています。

  「朝陽の届かない町」

陽が昇って朝焼けも治まった時間の砺波野です。
砺波平野は北アルプスの山々を始め、平野の周囲は高い山、低い山、そして四方を里山に囲まれなかなか朝の光が届かない地域もあります。
まだ朝霧が所々に残る街は不思議に落ち着いた朝を迎えています。もう30分もすればそんな街々にも太陽の光が降りかかり人々の暮らしが始まります。



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