写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

「どいね★原発」 原発ゼロへ持続するこころ

2014年01月31日 | 写真

今夜は金沢市で一昨年7月、若者有志がインターネットで呼びかけて始まった毎週金曜の夜の原発ゼロを目指す行動「どいね★原発」が今夜で80回目を迎えます。
気候温暖な四国の香川県に育った私にとって一昨年の夏豪雨の中で始まり、酷暑の夏、吹雪の冬の夜など暑さや寒さに耐えながらの未体験の野外の抗議活動もなんとか続いています。
行動様式も志賀(能登)原発再稼働を図る北陸電力への抗議、通行する人たちへのハンドマイクによる呼びかけ、参加者によるデモ形式の示威行為、器楽と歌によるライブ形式、など試行錯誤を重ねながら通行する人たちへの語り掛けやシールアンケートで市民との対話を中心に、さまざまなやり方を織り交ぜる現在の様式になっています。行動様式はこれからも変化していくのでしょうが80回を数える毎週金曜日の行動を支えてきた若者たちのエネルギーと創造性には教えられることがたくさんあります。
今日の写真はこの80回を支えてきたなかのひとりの女性です。今も覚えていますが、第一回目の行動日にはたくさんの参加者の列の端っこでまだ居場所を見つけられないように立っていたのですが、いまは「どいね★原発」には欠くことのできない一人になっています。
今夜も金沢駅前18時半開始の「どいね★原発」で彼女や仲間たちと顔を合わせるのも楽しみで原発ゼロへの行動に出かけます。




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宵闇のなかの白山 写真展「5人の眼」

2014年01月30日 | 写真

昨日のブログで公開した波の飛沫と夕景陽を夢中で撮っている間に陽が落ち、急速に暗くなる中を帰路についたとき宵闇のなかに白山の姿が浮き上がるように見えた。慌ててレンズを向けたのがこの写真です。

私の所属する日本リアリズム写真集団の富山支部から写真展の案内が届いた。15回目を迎える「5人の眼」という写真展で、毎年力のこもった写真が展示され、地方の写真展としては珍しく「組み写真」中心の写真展です。時代を切り撮ったものを今年も見せてくれることを期待しています。
写真展[5人の眼] 主催日本リアリズム写真集団富山支部
2014年2月21日~23日 AM9時~PM6時(最終日5時)
会場 富山県民会館ギャラリーA



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加賀海岸夕景 笑顔を真ん中に

2014年01月29日 | 写真

今朝は風邪気味で天気は良かったのだが外出は自重し、ひたすら休養をとり昼は心許せる仲間たちが週一回開いている水曜ランチ会場で手作りのサンドイッチをいただき、帰宅して少し休養ののち一昨日完成させたサークルの歌集を配達。
その途中で海岸に立ち寄り夕日と波のコラボレーションを撮ったのがこの写真です。
波の具合もよく、夕日も素敵な海岸線の夕景でした。

今日の「しんぶん赤旗」の[ひと]欄で取り上げられた山口修二さんの勤める施設に住む会員に歌集を届けるついでに旧知の山口氏を表敬訪問、話題の詩集「笑顔を真ん中に 特別養護老人ホームの日々」をいただきました。特養ホームの生活をユーモラスに切り取った詩集。そのうちの一遍です。
  
  虹
「おはようございます」
「おはようさん」
「今日はごきげんうるわしいですかいね
ごきげんななめですかいね」
「ごきげんはまっすぐですよ」
おもわず互いの目がたれた

八十五歳の彼女との朝の一コマ
特別養護老人ホームにかかる虹



詩集にはユーモラスな59編の詩が納められています。



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潟の夜明け 統一戦線とは何か

2014年01月28日 | 写真

体調がもう一つなので、天候が良いようでも夜明け撮影になかなか出かけられない。そこで過去の同じ季節の写真を楽しむ朝が多くなっています。今朝もPCで昨年の写真を見ていると河北潟の湖面に光の絨毯のような輝きを伸ばし北アルプスの槍ヶ岳と穂高の間からの日の出写真を見つけました。好天だった昨日の朝はこんな絶景が見られたかもしれませんね。この写真は2013年2月1日に撮影したものです。

今朝の東京新聞系列の地方紙北陸中日新聞「本音のコラム」に鎌田慧氏が1935年のコミンテルン大会でデミトロフ氏が反ファッショ統一戦線を呼びかけた話にちなんでコラムを書いている。歯に衣を着せての話なので分かりにくいのだが、どうも今回の都議選で鎌田氏らが誠実に宇都宮都知事実現に働き続けている運動を政策もはっきりしないまま自民党元首相の小泉氏を後ろ盾にして突然立候補表明した細川氏の応援団に切り替えようとしたことの言い訳として「デミトロフ」の統一戦線呼びかけ演説を引っ張り出してきたようだ。
私はかつてデミトロフの呼びかけも読んだ記憶があるが、今回の鎌田氏らの無原則な動きが合理化できるような呼びかけではなかったように思います。鎌田氏の書くものにはこれまで頷けるものもありましたが、今回の自分たちの動きを合理化するためにデミトロフまで持ち出すのは如何かと思うコラムでした。


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雪降る中の雪見パレード 憲法生かす石川県知事を

2014年01月27日 | 写真

昨日はブログにも書いた原発ゼロを目指す「雪見パレード」が大寒らしい冷たい風と雪の中で金沢市の繁華街から兼六園近くの観光客も行き交うコースを約50名が参加、熱い声を街の人たちに届けました。
写真は突然吹雪く風と雪に耐えながら進むパレードの人たちです。

いま全国的には市民派弁護士の宇都宮けんじ候補陣営の奮闘が目立つ東京都知事選挙が注目を集め、私もインターネットなどを通じて宇都宮都知事実現のために私にできることで応援しています。
ところで私の住む石川県も3月16日投票の県知事選挙が近づいています。今朝私は「しんぶん赤旗」の地域配達でしたが、その赤旗紙に折り込んだのが[新しい県政をつくる県民の会]のチラシです。チラシにはこれまで原発ゼロを目指す運動にも積極的に参加してきた「・・・会」の事務局長「木村よしのぶ氏」の出馬表明と県政に関する見解を明らかにしています。
「憲法生かし くらし・命・守ります」として安倍政権の暴走から県民を守るとして「医療介護の分野で『安心して住み続けられるまちづくり』の実現にがんばってきました。この経験生かし、ひとにやさしい石川県をつくります」「原発事故でふるさとが台無しになることは許せません。能登振興の思いも人一倍です」「小松の日米共同訓練中止、秘密保護法撤廃」の見解を公表しています。

いまこそ私たち県民の思いを結集しなければと思っています。



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今日は白山 そして「どいね★原発 雪見パレード」

2014年01月26日 | 写真

どうしても北アルプスの大パノラマに目が行く河北潟干拓地ですが、実は石川県と福井・岐阜にまたがる「白山」の展望も見事なものがあります。高台から見れば独立峰として、干拓農地あたりから見れば雄大な峰々が強調されて見えます。
写真はその干拓農地から見たものですが、ここ干拓地は野生の生き物たちが多くて野鳥、特に猛禽類は全国でも珍しいほどの種類の姿を見ることができる野鳥の王国です。その干拓地の農家の植木のこずえなどに猛禽が止まりまるで白山の眺望を楽しんでいるように思えてシャッターを押したものです。おそらく左の街灯か何かの上にはアオサギ、そして木の梢に止まっているのは定かではありませんが「ノスリ」かなんかのタカの仲間ではないかと思えます。(カラスかもしれませんが)

今日は原発ゼロを目指す「どいね★原発」月イチデモ[雪見パレード]があり、私も参加予定です。集合13時30分出発14時、集合場所は金沢市の中央公園時計台周辺、パレードは香林坊から繁華街を回って中央公園に戻ります。
今年は寒に入っても雪が少なく、今日の予報は雨で積雪はなく歩きやすいパレードになりそうです。時間は一時間ほどなので時間が取れる方はどうかおいでください。もちろん途中参加、途中離脱もご随意にどうぞ。

全国で原発ゼロへの運動は続き広がっています。その世論を感じているのでしょう、東京都知事選挙の有力候補者は言葉だけの方もいますが「脱原発」を言わざるを得なくなっているようですし、石川県知事選挙に立候補の意思を表明している新人の方も原発ゼロを明確にし、行動している木村さん。「転原発」なる奇妙な言葉使いではあるものの原発からの離脱をにおわせている候補もいます。
ローブローのように運動の影響が強まってたいるように思います。



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「どいね★原発」79回目開始直前

2014年01月25日 | 写真

ブログの更新が今夜も遅くなってしまいました。今日は早朝から撮影会に参加し楽しんできましたが、やらなければならない作業がたまっていて、夜になってようやく終了しました。ということで今夜のブログ更新は写真アップだけになります。
写真は昨夜の金沢駅前の原発ゼロ行動、18時半からの「どいね★原発」開始直前の様子です。このあと一時間にわたって、ハンドマイクでの訴え、チラシ配布、シールアンケートに取り組みました。とても寒かったのですが多くの方たちがアンケートに答えてくれるなどの協力をしてくださりました。


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能登から見る北アルプスの夜明け 明日は撮影会

2014年01月24日 | 写真

天候の取り置きができるものならばそうしたいと思う朝でした。曇りと雪が続いた金沢ですが、今朝は見事な快晴で星空の下での「しんぶん赤旗」地域配達でした。放射冷却で気温はとても冷え込みましたが6時には気分よく配達終了。思い立って明日予定している日本リアリズム写真集団かなざわ支部の撮影会の場所、能登半島入り口にあたる内灘町の河北潟へ行ってきました。
到着は撮影会集合時間と同じ6時30分、さっそくシャッターを押した一枚がご覧の写真です。ずっと向うに見える山脈が北アルプスで中央あたりの特徴ある峰が剣岳、この30分後に今年初めてのまともな朝陽が昇ってくるのを見ることができました。
撮影会がある明日の天気予報は朝から曇り、写真のような夜明けを明日まで取り置きをしておきたい気分でした。
今朝は東京都知事選挙での宇都宮陣営の奮闘ぶりを載せたしんぶん赤旗を配達しましたが、能登原発を抱える石川県も2月告示、3月投票で県知事選挙があり、あたらしい県政をつくる県民の会から出る予定の「木村よしのぶ」さんの人となりを伝える活動が忙しくなっています。

ということで今日はブログの更新が大幅に遅れ、さらに今夜は原発ゼロを目指す「どいね★原発」参加のために一時間後には出なければなりません。



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明日は金曜[どいね★]の日 知事選告示

2014年01月23日 | 写真

明日は24日金曜日、金沢では原発ゼロを目指す毎週行動「どいね★原発」VOL79回目の夜です。予報によれば珍しく終日雪の心配のない日だそうで、気温は低いのですが大寒の夜としては恵まれた夜になりそうです。
写真は先週の一場面、場所が駅前の冷たい夜、行き交う人たちは帰路を急ぎます。そんな中で毎週の行動に参加する人たちは行き交う人たちにハンドマイクや肉声で原発ゼロを目指す訴えを続け、少なくない人たちが足を止め[原発いる? いらない?]のシールアンケートに答えた、駅前のあちこちで真剣な会話が始まります。
私は記録としての写真を撮っていますが、先週は若者や学生そして働き盛りの人たち、幾人もの男女の素敵な笑顔と出会いました。きっと会場を金沢駅前に移してもう一年を超えるという継続した行動で行き交う人たちの意識の中に「市民権」のような感覚を得たからではないかと思います。「継続は力」ですね。

今日は東京都知事選挙の告示日です。さすがに告示前日の昨日はこれまで政策と言えるものも提示しなかった元首相も正式な立候補会見、また主要候補といわれる四氏が日本記者クラブの会見に臨みました。
宇都宮けんじ氏は詳細な「五つの基本政策と二つの特別政策」をもとに「誰もが希望を持って生きられる、暮らしやすい東京をつくりたい」と訴えました。氏は原発問題については基本政策の中で「原発再稼働・原発輸出を認めず、原発事故被害者の支援に取り組み、『脱原発都市東京』を実現します」としています。
細川氏は立候補会見で「脱原発」を最重要公約に位置づけたものの、都民に冷たいこれまでの石原、猪瀬都政を継承する姿勢を示し、東京都政については、原発問題以外にはほとんど言及しなかったようです。
自民・公明などからの推薦を受ける舛添氏は安倍内閣が狙う憲法改悪・原発再稼働についてはいずれも容認の姿勢を示し、都民を苦しめる「アベノミクス」も評価しています。

こうしてみるとどう見ても東京都知事にふさわしい人は宇都宮けんじ氏だけとしか思えないのですが・・・、いかがでしょうか。


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手取り峡谷 都知事選挙は明日告示

2014年01月22日 | 写真

白山を源流として石川県美川町で日本海に注ぎ込む手取川。釣り師たちの間では鮭の遡上する南限の川としても知られています。
今日の写真はその手取川で最も美しい景観の一つと言われる中流の不老橋から撮影した冬の手取り峡谷です。今年は今のところ雪が少ないのですが深く抉られた峡谷の壁を伝い落ちる水しぶきが、なんとも繊細な美しさを演出してくれています。
私はこの橋からの景観がとても好きで近くを通るたびに欄干から峡谷にレンズを向けるのですが、最近不老橋のたもとにポケットパークが出来て駐車しやすくなり助かっています。

三日前の沖縄県名護市長選挙勝利のあとを受けて明日は東京都知事選挙の告示です。日本共産党は元日本弁護士会会長の宇都宮けんじさんを推薦、清潔な都政で働く人や都民のための福祉優先、原発に頼らない東京都実現のために全力を尽くすと言っています。
宇都宮さん以外に立候補を予定しているのは自民・公明・連合などが推している舛添さん、元総理の細川さんなど・・・、それにしてもお金にまつわる疑惑で都政を放り出した知事の後任にいずれも金にまつわる問題を持つ元自民党の有力議員だったお二人が出られるとは、それも本気ではなさそうな「脱原発」の言葉をもてあそびながら、告示前日まで公約らしいものは無しとは保守政治の崩壊ぶりをも示す都知事選挙のスタートです。
私の購読紙は共産党発行の「しんぶん赤旗」、東京新聞系の「北陸中日新聞」の二紙です。そのうちの一紙「北陸中日新聞」のコラムに執筆している鎌田氏の記事には共感できるものもあり、フェースブックやツィッターなどで拡散したものもありました。日頃の彼の書いたものから私は今回の都知事選挙で脱原発を唱える細川さんと宇都宮さんの間での候補一本化の話を持ち出すところまではわかりますが、それが不調に終わったときは当然、筋の通った宇都宮さんを支持するものと思っていたのですが何故か「当選しそう」という理由で細川支援を呼びかけたのには「ありうること」とは思っていましたが、それでも唖然!としました。
このあたりについては私が読者になっている[Blog of SAKATE]の記事『「原発」「戦争」の現実と都知事選』が詳しく書いていますのでそちらでどうぞ。
私は今の東京を任せられるのは宇都宮けんじさん以外にないと思っています。先の都議選、参議院選挙で共産党を躍進させた東京都民の賢明な選択に期待しています。


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