写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

多士多才 大道芸を楽しんだ夏の夜 

2012年08月03日 | 写真
白山山麓の夏の夜を彩る一週間「大道がやって来る!!2012」が7月31日に山麓の集落「河内口直海」での公演で千秋楽を迎えました。
今日の写真はこの催しの最大の売り物、火炎の芸です。
今年もこのイベントの顔である河童さんこと「おいかどいちろう」をはじめ、「あまる」「青山邦彦」「ジェームス」等々の芸達者な人達が地域の人たちと繰り広げる民衆の文化の原点のような催しを堪能しました。
なかでも感心したのは派手だったりマニアックだったりするパフォーマンスのごった煮のような催しのなかで明治の時代から続いている演歌の諧謔精神を受け継いで街を流したり、寄席や演芸場で歌ったりしている若い演歌師「岡大介」の存在でした。
彼は会場のあちらこちらでリクエスト可能な曲を書き込んだチラシをくばりながらカンカラ三線を手に明治大正演歌を初め現代のフォークから労働歌、歌謡曲までリクエストに応えていました。私のリクエストは「立て万国の労働者」、いまでは労働運動の場でさえもあまり聞かれなくなった労働歌をプロの声で堪能しました。(現代の演歌師「岡大介」についてはまた機会を改めてこのブログに書きたいと思っています。)
大道芸人たちの繰り広げる一夜の催しをスライドショーとしたアルバムの最終編を公開しました。ぜひご覧下さい。

デジブック 『獅子吼の夏祭り―3』
コメント (2)
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