写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

授乳中ー母ネコは強しー

2010年07月15日 | 写真
たぶんたった一匹だけ生き残った子猫なのだろう。雨を避け人目のない屋根の下で生まれて間もない目も開かない子に母乳を与える母ネコ。
母子を写そうとするカメラマンに警戒しながらも母乳を与え続ける姿に母親の必死さを感じながらの一枚でした。
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仏殿の美女?

2010年07月14日 | 写真
地域公民館写真教室のメンバーで金沢市長坂の大乗寺を訪れた。このブログにも度々登場する古刹だが・・・、その仏殿の奥深くでひとり立つ仏像の素顔を見たことが無い。
後ろは窓から差し込む明かりの中でいつも逆光となり表情が見えないのです。小さい後ろ窓からは後姿だけ見え、正面は暗がりの中で輪郭だけが見えます。
いつ行っても見せていただけない姿だけになおさら惹かれるのですが・・・、この日もそんな姿を撮ってきました。
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てんとう虫の朝

2010年07月13日 | 写真
今日の写真はてんとう虫です。まだ蕾状態の合歓の木の花芽でてんとう虫が朝を迎え、ようやく動きはじめました。周辺の枝には朱色の針を放射状に広げた花が鮮やかな色を見せています。
かつて私が愛読したコミックに川崎のぼるの作品があります。たくさんの作品の中でも「てんとう虫の歌」という作品は印象に残っているコミックです。
親の居ない7人兄弟が多くの動物たちと一緒に兄弟力をあわせて暮らす日々をユーモアたっぷりに描いた長編コミックでした。
その後テレビアニメとなって多くの子どもたちを虜にした作品でもあります。
とくにアニメソングとなった川崎のぼるさん作詞の「ぼくらそろって一週間」の出だし
「月曜げんきよく 火曜かっこよくいこう・・・」はいまでも何かの拍子に口から出てくるときがあります。
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威嚇するー蝮の殺気ー

2010年07月12日 | 写真
参議院選挙の結果が出た。一年前の総選挙で政治を変えたいという国民の高い支持を受けて発足した民主連立内閣はその後「普天間基地」「消費税増税」問題に見られるような自公政権時代に逆戻りしたような国民への裏切りのなかで手ひどいしっぺ返しを受けて参院では過半数に届かない結果となった。
ただ私が支持し期待している日本共産党もその訴えを国民に届ききれず改選議席を下回ることになった。
なかなか歴史は一筋縄ではいかないようで、国民の手のなかにある「国政を国民のものにする」という力も国民自身が生かしきれない時代が続いている。
今日の写真は投票日の早朝に行った金沢市南部丘陵の林道で出会った「マムシ」。車に轢かれそうなところに横たわっていたので棒を使って道路わきに移動させようとすると、危害を加えられていると誤解したのかこの写真のようにとぐろを巻き鎌首を立て殺気を感じるほどに威嚇をする。私も危険を感じながら長い棒を使って道路わきに寄せてやって、すぐにその場をはなれた。
いまの林道は舗装され、しっかりした道が多くて車も相当な速度で走行します。したがって生きものの事故にあった姿を見ることも珍しいことでなく、とくに蛇類はその形態から車に轢かれる割合の大きい生きものです。
林道を走る車はどうか道路にいる生きものに気をつけてください。
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困ったときの・・・(猫頼み)

2010年07月10日 | 写真
写真師の家にずいぶん昔から住みついている居候猫が3匹います。そのうちの2匹がこの写真の「ネコ」(右上)と「モー太」(左下)で20年近くも生きている、人の年齢で換算するともう80歳~90歳になる老猫です。
ブログの写真に困るとこの猫たちに「困ったときの・・・頼り」と言う形でよく登場してもらっています。
「ネコ」と言う名の猫はまだ生まれて間もないころ足を痛めて我が家の車の下で鳴いていたのを野良としてひとり立ちするまでのつもりだったので「ネコちゃん」と呼んでいたのがそのまま名前となり今に至っています。
「モー太」は上の娘がまだ手のひらに乗りそうな小さな子猫を保護してきたもので、身体の模様がホルスタイン種の乳牛そっくりだったので牛の鳴き声を名前にして「モ~ちゃん」と呼んでいたのがあまりにも巨大に育ち毛並みも黒の部分が広がって牛には見えないので「モー太」と改名、現在に至っています。
いずれも我が家では居候らしく適度に自分本位の生活スタイルを貫いています。
まあ、人間にとっても適度に癒やされお互いの暮らしに入り込まないという距離感が長い共同生活を続けられる要因だと思っています。
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シジミチョウたち

2010年07月09日 | 写真
暑い日中に金沢市南部丘陵の林道をたどっていると側導から染み出す水でぬれた路面にシジミチョウが群れている場所がある。あまりの暑さに蝶たちも水分を摂っているのだろうか?
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コガネムシ

2010年07月08日 | 写真
特別な思いを込めて子どもの頃歌った歌がある。
「黄金虫は金持ちだ・・・飴屋で水飴買つて来た
 黄金虫は金持ちだ・・・子供に水飴なめさせた」
戦後間もなく日々の食べ物もままならないという時代、讃岐の遍路道沿いの小さなうどん屋の6人兄弟の5人目。朝から晩まで独楽鼠のように働く親たちですが、その稼ぎでは子どもたちに食べさせるのが精一杯という中で子ども時代をすごしました。
兄弟たちも近所周りの子どもたちもよく似た境遇なのでそんな「貧しさ」など気になることは無かったのですが・・・ただひとつだけ小さい私が我が家の「貧しさ」を意識する時間がありました。
それはその頃の子どもたちを夢中にさせていた紙芝居の小父さんが来る時間です。小さな神社の境内に子どもたちが集まると、小父さんは自転車の大きい荷台の舞台を開いてまず子どもたちに水飴を売ります。その水飴を買った子どもたちがその日のお客さんとして紙芝居の舞台の周りに集まり紙芝居を楽しみます。
水飴を買えない私は境内の木陰に隠れるようにして小父さんの声を聞きながら見えない紙芝居の絵を想像するという楽しみ方をしていました。そして時には水飴を舐めながら一番前の席で声と絵を楽しみたいと思っていました。
そんな時代を思い出させるのがこの「黄金虫」の歌です。いまも紙芝居を見たりこの歌を聴くことがあると一瞬であの時代の感覚がよみがえります。
今日の写真はアジサイのガクのなかで夜明けを向かえたコガネムシの写真です。
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デジブック 『蛍 金沢市南部丘陵』

2010年07月06日 | 写真
いま金沢市のあちこちで蛍が増えて、観光の目玉になっている兼六園や金沢城周辺での蛍観察会なども企画され多くの人達から喜ばれています。
私はそんな季節がくると、ここ数年通っている集落があります。
山里の人達が日々耕し手入れをしている自然の中で季節がくると飛び交い集落の人達の目を楽しませてくれる蛍を撮影させていただいています。
なんだか私の子どものころ、もう半世紀以上も前の田舎を髣髴させてくれる素朴な光景にとても惹かれる場所となっています。
今年は残念なことに7月5日の夜、わずかな時間だけしか撮影できなかったのですが・・・
その写真をデジブックとして公開しました。どうぞ下部の写真をクリックしてご覧ください。

デジブック 『蛍 金沢市南部丘陵』
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コスモス?

2010年07月04日 | 写真
昨日から梅雨空がひろがり、曇りときどき小雨というなんとなく鬱陶しい天候が続いています。
でもWeb公開用の写真が無くなってきたのでいつもの南部丘陵、山里の畑あたりにカメラを持っていきました。
収穫の終わった紫蘇畑には採り残された小さい紫蘇が朝露を光らせ、毎年夏から秋にかけて目を楽しませてくれるコスモスの咲く場所で早咲きの小さいコスモスが朝風に揺れていました。
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2010視点 第35回展作品集

2010年07月02日 | 写真
今年で35回という節目を迎えた日本リアリズム写真集団主催の全国公募展「2010視点」の受賞作・入選作品を纏めた写真集「視点」が届きました。
写真展そのものは川崎での本展、高知展は終了し、これからは浜松展(クリエート浜松 7月7日~11日)、京都展(京都市美術館別館 8月11日~15日)、鹿児島展(鹿児島歴史資料センター黎明館 10月5日~11日)、仙台展(宮城県美術館県民ギャラリー 10月19日~24日)、名古屋展(愛知県美術館 11月10日~14日)、三重展(アストプラザギャラリー三重 11月17日~21日)という順番で巡回展となります。それぞれの会場近くの方はぜひご覧ください。
私は作品公募に今年も応募しましたがまたもや落選となりました。さすがに一流のプロも含めての公募写真展です、そうそう入選というわけには行きません。
応募総数797名、1662作品、3736枚のなかから161作品、718枚が選ばれ「本展」会場を飾り、この写真集に収められています。
さすがに見ていると引き込まれるようなすばらしい作品ばかりです。私はここ10年ほど応募を続けていますが第33回に題材に助けられて一度入選しましたが・・・いつも落選の常連です。
この写真集の作品を見ていると「さもありなん」でも撮らなければならないものを撮っていると「なにかの加減で」入選するということもあるかもしれないとシャッターを押し続け、応募し続けると思います。
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