寝殿造り
平安時代の貴族住宅の形式。中央に南面して寝殿を建て、その左右背後に対屋を設け、寝殿と対屋は廊(渡殿)で連絡し、寝殿の南庭を隔てて池を作り中島を築き、池に臨んで釣殿を設ける。
邸の四方に築垣を設け、東西に門を開く。
南庭と門との間に中門を設けて出入の用に供する。
寝殿・対屋は周囲に蔀戸を釣り、妻戸を設け、室内は板敷とし、簾・壁代・几帳・帳台などを用いた。
◆寝殿造り(イラスト)
末摘花のお屋敷も、故親王・常陸の宮のお住いであったので、築地に囲まれた寝殿造りのこのような広さを持っていたと思われる。
平安時代の貴族住宅の形式。中央に南面して寝殿を建て、その左右背後に対屋を設け、寝殿と対屋は廊(渡殿)で連絡し、寝殿の南庭を隔てて池を作り中島を築き、池に臨んで釣殿を設ける。
邸の四方に築垣を設け、東西に門を開く。
南庭と門との間に中門を設けて出入の用に供する。
寝殿・対屋は周囲に蔀戸を釣り、妻戸を設け、室内は板敷とし、簾・壁代・几帳・帳台などを用いた。
◆寝殿造り(イラスト)
末摘花のお屋敷も、故親王・常陸の宮のお住いであったので、築地に囲まれた寝殿造りのこのような広さを持っていたと思われる。