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NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

吾妻山・つつじ情報(その2)

2010年05月07日 | 地域情報・まちづくり
今朝は、二宮町商工会に出勤する前に吾妻山に登ってきました。4月の天候不順の影響でツツジの開花が遅れていましたが、このところの好天で満開になりました。吾妻山の西側斜面のツツジ園は、赤と白のじゅうたんを敷きつめたような美しさです。









ツツジを鑑賞した後には、吾妻山に二つあるお社巡りがお勧めです。

<吾妻神社>
展望台の南斜面にある吾妻神社は、地元梅沢の氏神で弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)を祀っています。





「日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征の時、三浦半島の走水から海路、 上総へ渡ろうとすると、突如として暴風が起こり、船もろとも海中に沈む かと思われました。その時妻の弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)は 夫に代わって海の神の怒りを鎮め、夫の武運を祈るため海に身を投じると たちまち海は静まりました。
その後、海辺に流れ着いた櫛を吾妻山山頂に埋め、ありし日の命を偲び ました。その場所が吾妻神社だと伝えられています。(二宮町のHPより)」


<浅間神社>
ツツジ園の上段にある浅間神社は、二宮町上町地区の祭神で、木花咲耶媛(このはなさくやひめ)を祀っています。





「木花咲耶媛はその名のとおり、咲く花の匂うような美女で、良縁を得られたので縁結びの神様として信仰されています。
今からおよそ八百年の昔、源頼朝が富士の巻狩りを催した時、曽我兄弟は父の仇、工藤祐経を討取りました。この時、二宮の花月尼はその成功を富士浅間神社に祈りました。
後、花月尼は大願成就に感謝の意をこめて、自分の住いの前のこの山上に、浅間神社を祀ったといわれています。(浅間神社の境内掲示より)」

吾妻山のツツジは、今が見頃です。ぜひ、お出掛けください。
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