松戸駅から月島駅まで電車を乗り継いで、店頭への到着は19時37分。待ち客が1名も店内には空席がちらほらという状況。忙しく動き回る店員さんが呼び込みを行うこともなく痺れを切らしたのかその方は入店。私の順になりましたが、どうしたらよいのか判断出来ず暫くそのまま待機。後続に2人が続いたこともあり、意を決して入店着席すると、いつもの細身の店員さんから検温と消毒を求められました。その後に来店したお客さんにも同様に、着席してからの検温消毒が繰り返されていました。店内は平日ということを忘れさせる位の混雑具合の中、ドタバタとした対応との印象を抱いたのは、残念なことに女将さんの姿が見当たらなかったのが影響していたのかも?
瓶ビール、750円。
牛にこみ(半分)、400円。
プルっとした舌触りのもつはこってりとしているのに、しつこさのないアブラの旨味がたっぷりと詰まって。
ビールをちびちびとやっていると、冷めてしまうのでこれ位の量がピッタリです。
ぬた、550円。
わかめとわけぎは、先ほどのにこみの残ったタレを纏わせて。
軟らかな茹でダコとシコシコとして仄かに甘みを持っていた鳥貝。
脂の存在を感じさせたまぐろの赤身。
別選吟醸酒越乃寒梅、750円を常温で。驚く程にするすると飲み込めて、良い意味で日本酒特有の風味が抑えられていました。
冷酒生酒粋人、750円。香りとヒリっとした辛さが印象に残りました。こちらも後味はスッキリと。
生ビール中、700円。おかかにするかこんぶにするか迷っているうちに、直前でおにぎりが売切れになってしまって。細身の女性店員さんは「えっ」という感じで注文を受けていました。ものの数分、3口で飲み切りました。
21時5分に暖簾が仕舞われた後も少しだけゆっくりして21時20分に、3,900円を支払い退店。いつも同じようなメニューでも飽きることのない名店の味を堪能し、帰路に就きました。
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