京成立石を後にして地下鉄で神保町駅へ向かいました。お店への到着は15時55分頃で、15人の行列に意外と多いなと感じつつ最後尾へ。その後も緩やかに列は伸び、17時丁度に入店する際には25人に、17時24分に退店する時には17人へと膨らんでいました。尚、この日は17時10分前後に宣告がなされたようです。
小ラーメン、大蒜。この日は4店舗を巡る計画でしたので初めから小と決めており、助手さんの「大?」との麺量確認にも「本当に小でお願いします。」ときっぱりと。
3分間隔で2回に分けて鍋に投入され、最初のそれから8分後に取り出された麺。
硬めを指定しなくとも、引き締まって強い弾力を持っていました。ただ、さすがにボソさはほとんどありませんでした。
うず高く盛られた野菜は色鮮やかなキャベツが甘みを醸し出します。
豚。
厚みがあるもしなやかさを持っていたので箸で、2つに折りたたんで口に運びました。
満遍なく脂身が散らばっていることで、赤身も含めた両方の特長を一度に味わえた豚。タレの味よりも肉に在来する旨味が強く主張していたように思いました。
おまけ。
黄金色のスープ。
豚や調理料に起因する甘味が強い、円やかさ際立つ味わい。ただ、それは突出し過ぎることなく醤油の存在とも上手に馴染んでナチュラルな感じに。これが、閉店間際で乳化が進んだ状態というのでしょうね。
僅かに辛味を発する大蒜。
約9分で完食。初めてのそして私には貴重なサイズでの店主さんの手による基本の一杯に感慨を覚えつつ、退店しました。
丼をカウンターに上げた直後、店主さんと目が合い数秒の沈黙の後「あっ、気が付かなかったから普通に作っちゃった。ごめん。」「今日は普通の小を食べに来たんです。」と言うと、慌てたように助手さんに「テイクアウト持ってきて。」との指示を。いくらなんでも1,000円で販売している商品を受け取るわけにはいかなかったので丁重にお断りしました。しかし、常連とは言えない私にすらこの対応。どんだけお客さん思いの店主さんなのでしょう。
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